ピラミッド大作戦

友だちの結婚式の翌朝。

神戸から大阪へ行き、駅の改札で弟と待ち合わせ。革靴とワイシャツを返す。

その足で新大阪から東京駅、そして幕張へ。

お目当てはDAFT PUNKの日本公演。
開演時間ギリギリに会場で連れと合流できた。

 

DAFT PUNK 日本公演
「DAFUNKFEST」
2007.12/9 in 幕張メッセ

 

列に並ぶとき、ドリンク交換をしに行った彼女とはぐれてしまう。しかも相手はケータイを携帯していなかったため、そのまま2階席に入り、ひとりで観る。

ライヴは大満足!
前座のRYUKYUDISKOもブンブンサテライツも酔わせてくれたけど、やっぱり主役とピラミッドに度肝を抜かれた。

 

変幻自在なライトマジック。
彼らはしゃべらないだけに、光と音のシンクロが“饒舌”で美しい。
間違いなく今年No.1のライヴだった。

 

帰り道、思い思いに興奮を語り合うオーディエンス。

「サイコーだよね!
 私もやりたくなっちゃった」

とはしゃぐ女の子がいれば、

「オレ音楽やめるわ、
 だって奴らに敵わねーもん」

と漏らす男の子もいて。マジか!?

 

そんな彼らに混ざって、

「アリーナの最前列で観ちゃった!」

あんなに鼻息の荒い彼女を見たのは初めてかもしれない。
Tシャツとバッタモンのキーホルダーを買って帰宅。記念記念。

目の前で靴を脱いで観たという彼女は

「実際、本物だったのかなぁ?」

と失礼な疑いをかけていた。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職