1%でもいい明日

777interactive・福田敏也さんのブログで、
アートディレクター・大貫卓也さんと
永井一史さんの対談が紹介されていた。

「若年貧困層を生み出す現代に、広告のできることってなんだろう?」
がテーマだった先日のクリエイティブ・シンポシオン
そのひとつの「考え方」が、お二人の対談がおさめられた
雑誌『広告』にあるよー、とのこと。

 

 

「1%でもいい明日にしたい、という思い。」
大貫卓也・永井一史

大貫「とにかく、今、世の中の空気が良くないなということに対しての自分なりの発想だったり、世の中に対して足りないもの、みんながハッピーになれるものを考えると、大体それが答えになるというのが、今の僕の仕事のやり方。世の中の人に反応してもらうために、そういう思考回路でしかやってないと言ってもいい。」

(『広告』4月号 P118より一部抜粋)

 

大学1年か2年の夏に、武蔵美の7号館で大貫さんの講義を受けた。
あの当時も語られていた内容と被る部分もあるけど、逆に言えば
当時から一貫した志で自分の成果物と向き合ってるってことか。

世の中の空気をちょっとでも上向きに、という言葉は、
「そうだ 京都行こう。」のCD、佐々木宏さんも同様のことを
話していたなぁ。この2人がシンポシオンにいたら話は早かったかも。

 

雑誌『広告』は、他のページも今号から
永井編集長になってけっこう読み応えがある感じ。
しかも表紙写真は中川正子さん。

週末にでも一気に読もう。

クリエイティブ・シンポシオン 2009


広告批評のファイナルイベント
『クリエイティブ・シンポシオン 2009』「広告のこれから」に行った。

 

秋山具義、石井うさぎ、伊藤直樹、井村光明、太田麻衣子、荻原ゆか、門田陽、神谷幸之助、黒須美彦、黒田秀樹、小霜和也、権八成裕、斉藤太郎、佐倉康彦、澤本嘉光、鈴木康之、関口現、高崎卓馬、高田雅博、高松聡、谷山雅計、手島領、照井晶博、直川隆久、中治信博、中島信也、中村聖子、中村洋基、中村勇吾、福田敏也、稗田倫広、前田康二、水口克夫、森本千絵、箭内道彦、山崎隆明、横澤宏一郎、吉岡虎太郞、米村浩

(敬称略)

 

日本の広告界を牽引する40名が一堂に会する3時間‥‥
とあって、ほとんどの方が2言3言しゃべって精いっぱい。
壇上のライトが熱そうで、みなさんツラそう‥‥。

でも、この大所帯でちゃんと笑いを取りながら進行する
中島信也さんと箭内道彦さんの話術、話芸に恐れ入った。
話の内容はともかく(ってのもどうかと思うけど)、今日は
2人の冴え渡る司会っぷりで元が取れたんじゃないかと思う。

広告学校の恩師、コピーライターの神谷さんや佐倉さん、
鈴木先生の言葉に大きく頷いたり、森本千絵さんの作品に
面白みを感じたりして、相当とっちらかった時間の中にも
個人的にヒットする言葉がいくつかあった。

 

その渦中で、インタラクティブ組と称された面々‥‥
電通の中村洋基さんやGTの伊藤さん、tha中村勇吾さん、
僕の先輩の師匠、777福田敏也さんといった方々はちょっと
場違いな感じを受けたまま終わった。

他の職能の方々の話術が国宝レベルだからだろうけど。
インタラクティブの方々は話が堅い&長い。これって損だなぁと。

ただ、その中でも、勇吾さんの

才能のある若者はiPhoneAPPで儲けたりするので
会社にいるより個人でやった方が割がよかったりもする。
ゆえに会社という組織に縛りつけておくのが自分の仕事‥‥
だけど、個人でも儲けられる仕組みが出来てきているのが今

という話には、なるほどなーと思った。

それに対してではないけれど、別の方が

本当に世の中を変えたいなら、広告なんて(代理業は)やめてメーカーで新商品をつくるか政治家になった方が手っ取り早い

と言っていて、結局、iPhoneのアプリで儲けられる世の中というのも
Appleといういち企業が創り出した流通の仕組みなわけで、これら企業や
政治の持つ仕組みづくりのパワーをいかにいい方に引き出すか。
そのお手伝いをしている上にアプリでも儲けさせてもらってると考えるのが
構造的に正しいのかなと思ったり。いや、どーでもいいか。

 

モバゲーが注目されるのは、モバゲーの広告キャンペーンを手がけた
伊藤直樹さんがすごいというよりはモバゲー自体が「すごい仕組み」なのかな、とか。

伊藤さんのように「すごい」を伝える側に立てたらいいなと思う。
さらに上の、「すごい」の仕組みづくりから関われたら最高。
でもそこへ行ったらもう「広告」じゃないじゃん、とか。

 

混沌としたまま、シンポシオンはその名のとおり「自在な放談会」のまま、
天野校長の御礼の言葉をもらい、終わった。

本当に終わっちゃうのかなぁ。

 

「広告批評の最終号を創刊準備号と言って、もういっぺん
 立ち上げたらいいじゃないですか、インタラクティブの
 人らもいてることやし。ねえ、天野校長」by 中島信也

メディアはいま!!!!!!

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=vFok1fAAtNo&hl=ja&fs=1]

メディアレイピスト・宇川直宏氏
元2ちゃんねる管理人・ひろゆき氏
放送作家・倉本美津留氏

という濃すぎるメンツで行われた
放談会『メディアはいま!!!!!!』に参加した。

 

ネット以前のアヴァンギャルドな実験番組を元に現在のテレビとネットについて考えてみよう‥‥という趣旨で、「VHS録画チャンネル4.5(86年〜)」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(86年〜)」「EX(エックス)テレビ(90年〜)」などの映像をYouTubeで(!)見ながらお三方がしゃべくり倒す2時間。

 

EXテレビが放送されていた当時、僕は小学3年生くらいだったのか。
オープニングをおぼろげに覚えているのは、親が見ていたのだろう。

改めてYouTubeやWikipediaで見てみると、倉本氏の言うとおり「今のバラエティ番組の企画のオリジナルが全て」詰まっている。「家宝鑑定ショー」は「開運!なんでも鑑定団」になり、「EX裁判」はダウンタウンの「ガキ使」で同様のコーナーがあり。他にも、今では放送できないコーナーも‥‥

 

低俗の限界
前半はスタジオに数名のヌードモデルが立っていたり、横たわる中でトークを繰り広げ、後半は上岡と紳助の2人がソファーに腰掛けて真面目なトークを展開する企画であったが、問題は2人の頭を挟むように全裸の女性(AV女優)が座っている点であった。ちょうど2人の頭が女性の股間を隠すような位置に来るように設定されており、不用意に頭を動かすと女性の局部が露出してしまうことから、2人が頭を動かさないようにしながら様々な行動を取る様子が奇妙な笑いを生んだ。

視聴率調査機のある2600世帯だけにおくる限定番組
視聴率の信憑性を調べる企画。視聴率調査機のある視聴者に「今から1分間NHK教育にチャンネルを合わせてください」と呼びかけた。当時のNHK教育は24時で放送を終了しており、チャンネルを合わせても砂嵐のみであったが、この呼びかけに応じた視聴者はNHK教育にチャンネルを合わせた。その結果、この時間帯はビデオリサーチの視聴率調査で最高2%、ニールセン社で最高5.9%(これは当日のNHK教育テレビで放送された全ての番組よりも高い数字であった)もの視聴率を弾き出し、ビデオリサーチ社からクレームが来る事態にまで発展した。また、この企画は1990年に日本民間放送連盟賞番組部門テレビ娯楽最優秀賞を受賞した。また、EX Osaka最終回では『視聴率ゼロに挑戦』と題して、「視聴率調査機のある方は今日この番組を見ないでください」とも呼びかけた。

(Wikipediaより)

 

すごすぎ。クレームもすごかっただろうなぁ。
でも、今こそTVはもっと「生」に戻るべきなんだろう。

「HDD録画もYouTubeもある時代で、
 TVって生以外にレアなものがないんですよ」

うんうん。
CDが売れなくなった現在、ライヴのできない歌手は生計が立たないという。
お客にライヴ(生)の体験を与えられる者だけが生き残れる時代。
TVも、スポーツの生中継が40%超えの高視聴率をたたき出す。

生ってクレームも増えそうだけど、逆に“健全”な気がする。

ネットもまた、生の有効性を取り入れていくと面白い気がする。
CMも生でやればいいんじゃないかな。TVができた頃のように。

Still Red Hot

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=KS_6HHQ7jOA&color1=0xb1b1b1&color2=0xcfcfcf&hl=ja&feature=player_embedded&fs=1]

 

今年25周年を迎えたヴァージンアトランティック航空。
その、25年前のデビュー当時のインパクトが描かれています。

エイティーズの再現度合いもさることながら、『スチュワーデス物語』を上回る迫力の赤い闊歩!100年に一度の大不況の今、当時のバブリーなパワーにあやかりたいってことかなと思ったり。輝かしい時代を描くのは“インナー(社員)向けに正しい”のかも。

 

まぁ、僕は日本のこっちの航空会社のCMの方が好きです。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=4c5hSoxZ1Hg&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

そういえば、スカイマーク社は経費削減で制服を廃止してポロシャツで乗務するらしいけど、そんなことしたら新卒の応募は減るだろうなぁ。
もしや、それも織り込み済み?

このコ、いい!

べつにアフィリエイトでもなんでもないけど。
チバビジョンのサイトが面白い。

骨格まで変わってるし!!!

「メガネ芸人が華麗に変身!」ってTVのネタでは
よくあるけれど、横スクロールで動かせるのが楽しいし
オチのコピーも笑える。何より写真のクオリティが最高。

メガネ男として言わせてもらえれば、
全員、ふぬけた顔も好きだけどなぁ。

 

このコンタクト、いい!

The T-Mobile Dance

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=VQ3d3KigPQM&hl=ja&fs=1]

駅で踊り出す人、人、人!!!

ニヤニヤしながら「えー?ちょっと何コレ〜!?」
みたいな反応を示す一般人‥‥かと思いきや、しれっと
参加するフェイントマンもいたりして、この手の
ゲリラ的撮影では秀逸の出来だと思います。

 

さて。
どんなにポジティブシンキングでも、
これを日本でそのままやるのは無理。

確実に「海外だからこそできる表現」てのがあって、
日本だと交通機関や自治体、警察の許可が下りない。
(無理矢理やるとこんなオチ。)

でも、いちばんの違いは

「公共の場でのジョークを笑えるか」

だと思いました。

なので、「笑ってもいい疑似公共施設」を用意することから
始めないといけないのです、日本人には。きっと。

 

それがニコニコ動画だったり個人個人のブログだったり、
最近ではヤフトピのコメント機能だったりするのかもしれませんが、
(個人ブログもネットに公開済みという点で公共エリアだと思います)
ジョークそのものはやっぱりリアルな空間で撮影・創作せねばならず、
しかもウェブの住人モードでは、人は大変に容赦がなく、手厳しい。

だから「採算が合わん」「叩かれるのがオチ」と、幻の企画に終わる。

 

もし、この動画と同じことを新宿駅でやったら
「企業のゲリラ広告で交通パニック」とバッシングされるかも。
だけどディズニーランドなら「手の込んだ新種のパレード」と
好意的に紹介されるかもしれない。でもそれじゃあつまらない。
世の中に流通しないから。

 

日本人なりのポジティブシンキングを練らないと。

Happy Up Here

ラジオでかかる洋楽が聞き覚えのあるアレンジで、
「ねえ、この曲すごいRoyksoppっぽくない?」
と彼女に訴えるも、「よくわかんない」。

「えー?すげーRoyksoppっぽい感じだよ」

J-WAVEのサイトでオンエアを検索すると、
「Happy Up Here – Royksopp」ビンゴ!

速攻でiTunes Storeに行き、購入クリック。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=KmcPeuf5aXo&hl=ja&fs=1&rel=0]

春っぽい曲で好き。日産「マーチ」って感じ。

 

午後、青山ブックセンターで
元HAKUHODO DESIGNのデザイナー・佐野研二郎さんの
トークショウ「攻めるデザイン。」に参加。

広告クリエイターの講義やトークショウは大学生の頃から
さんざん耳を傾けメモを取ってきましたが(ミーハーなので)、
学生時代とは言葉の意味するところやリアリティ、重みが
圧っ倒的に違う‥‥染みる‥‥明日から使える‥‥としみじみ。

佐野さんは「プロ」という言葉を一度も使わなかったけど、
確固たるプロ論をアイデアノートと共におしげもなく披露してくれた。

自分のことを何度も「サービス業」と言うその人だからこそ、トークも
サービス溢れる“てんこ盛り”で、デザイナーなのに(失礼)話が上手い。
でも、よく考えたら話の下手なデザイナーってどうなんだろ?ダメか。

 

自分に置き換えてみて、さまざまなシガラミでうまく行かないことも、
今日のトークでやる気再燃‥‥って、単純だけど、まぁいいわ。
燃料になる佐野さんの話はまたいつか。

 

その後、浪人時代からの友だちと新宿で久しぶりのお茶。
病気を患ってたと聞いていたけど、だいぶ元気そうでよかった。

 

帰ったら溜まっている仕事をいくつか。
Happy Up HereをBGMに。

お約束

風邪を引いてしまいました。
熱が39℃あります。
頭が割れるようで、関節も痛い、
胃がムカムカして、腹痛もひどい。
最悪の最低です。

ーーー

歯磨き粉のCMを見るたびに、僕の彼女は
「これぜったい使ってないし」
と言います。

どういう意味かというと、
たとえば椎名桔平とかが歯ブラシを口に入れて磨くシーンで、
訴求しているはずの商品(歯磨き粉)を使っていないじゃないか、
何もつけずにブラッシングしてんじゃん。ということ。

そりゃ、実際に使ってたら泡だらけで汚い。
だからそこは「お約束」なんだと思いますが、
彼女はそういうのが「ちゃんちゃらおかしい」と。
江戸っ子でもないのに。

広告をたくさん見ているはずの自分は、彼女に指摘されるまで
何のギモンも抱かずにいました。気づきもしなかった。

そういう、「TVのお約束」ってほかにもいっぱいある気がします。
で、その「お約束」をとくに意識せずにやっている企業といえば
小林製薬だったりするのかもしれません。

ーーー

あーおなか痛い。

サクラチル

コピーライターの登竜門、『宣伝会議賞』の
一次審査結果が今年も発表されました。
惨敗でした…。反省しよう。猛烈に反省しよう。

本屋から仕事場にもどる間に、自分の実力を受け入れました。
受賞した一昨年にくらべれば、圧倒的に時間も集中もかけなかった。
それよりも、当時以上の熱量がなかったんじゃないかと思います。

ぐだぐだ書こうと思えばいくらでも書けるのですが。
いいわけ書く前にコピー書けよということで、
今の思いをひと言で。

くやしーーーdeath!!!

 

追記;
マイミクの方のお名前を複数で発見し、興奮しました。
また贈賞式で会いたかった!!

プレゼン

「プレゼンテーションの時代が、終わるんだよ」
と、ある打ち合わせ中に、ぼくは言いました。

「プレゼンテーション」の技術だとか、
「プレゼンテーション」が大事なんだとか、
とにかく、この20年くらいは、
この言葉を中心にさまざまな会社の仕事が
あったような気さえします。

ぼくは、じぶんが、これ、苦手だったので、
「ほぼ日」という組織をつくっていくときに、
徹底的にこの「プレゼンテーション」という概念を
無視してやってきました。
「うまく言えてなくても、
受け手側が前のめりになれば伝わるもんだ」
ということもあるわけです。

上役やら、同僚やらに「プレゼンテーション」するために
その下ごしらえの仕事に必死になっているのが、
多くの組織で働く人たちの日常だった
‥‥ように見えたのです。
ひとつのA案を練り上げるよりも、
それとちがったB案やC案を横にくっつけたり。
A案がよく見えるような説明を考える。
そんなことに努力するよりも、
「いいと思うA案」について、徹底的に考えを深めたり、
上司は上司で、そのA案をもっとよくする手伝いをすれば
落とすために考えるB案なんかに関わっている時間も、
もっといい仕事に役立てると思っているわけです。

「ダメ」は、簡単にわかります。
うまく「プレゼンテーション」できればダメにならない、
なんてことは、あっちゃいけないんです。

そういうことを、ぼくが思っているから、
「ほぼ日」のみんなは「プレゼンテーション」下手です。

しかし、そのほうが見えるものが多いんだと、
多くの人たちが、理解してくれるようになる‥‥んです。
そういう人たちの仕事の仕方が、当たり前になるんです。
ぼくはそう思っているので、つい、そう言いました。

今日も「ほぼ日」に来てくれて、ありがとうございます。

今日付、ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」より。

至言です。

天野祐吉×中島信也『広告も変わったねぇ。』出版記念トークショー

『広告も変わったねぇ。』出版記念トークショー
天野祐吉×中島信也の「CMも変わっていくねぇ。」

に参加。青山ブックセンター本店。
約90分間、最前列でメモしながら聞き入った。

 

・「テレビ」という響きに懐かしさすら感じる
・「上から下へ」のテレビが崩壊しつつある
・つよい巨人軍がいるから阪神ファンは熱くなれる
・権力者としてのテレビがあるから批評も成り立った

・テレビは夢も希望もない、身も蓋もないメディア
だからこそ面白い。昭和天皇がほっぺたをポリポリ掻いているところも、災害地で「住民は怒りと不安の声を口々に」とレポートする背後でピースする子どもも映してしまう猥雑なメディア

窓の外に木が生え室内には蔵書がある、というワイドショーお決まりのセットはテレビ側が抱く夢。あんなものはなくていいのに、ないと不安なテレビ局

 

2_nakajima-small

 

・リーマンショックは第二の9.11…広告への影響は年明けから
「軍縮」ならぬ「産縮」、産業の縮小が必要ではないか?
・過剰から適正にソフトランディングする時代へ
・だが、企業は生産か倒産しかしていない。適正化に踏み込めない
給料が半分になっても幸せな社会って描けないだろうか
・麻生内閣、あれはダメ

生活者の空気感に比べて広告はまだ脳天気
・その先を見せる装置がテレビCMだったのに
・ジョーンズ調査員(BOSS)やホワイト家族(SoftBank)はいまの面白いCMの極限ではないか。これを追うことは無理で勝てっこない。若者は別の新しいアプローチを!
眠り薬で催眠させる広告ではなく、目を覚まさせる広告を

・広告は現状へのちょっかいだったから面白い。そのために制作者は買い手視点であること
・だが、いまのCM制作はネガティブチェックの嵐…

サッカーのパブリックビューイングにテレビの新しいカタチ?
・ネットは個人のもの。テレビは生の、みんなのメディア
・ネットによる文化の多層化が進み、豊かになっている面も

2008年後半から激変した(といわれる)世界、温暖化が進む地球環境、日々降り注いでくる常識を疑ってみること

 

どうしても聞きたい質問があったのに、言葉にまとめることが瞬時にできず、断念。上手く言う必要なんてなかったのに。あ〜!一生後悔するなこれ。

それにつけても良書です。

微力ながら広告しておきます。

“Yes We Can”

アメリカ初の黒人大統領「OBAMA」の誕生は、
あきらかにブッシュの8年間へのNOを意味する。

アンタのせいで経済めちゃくちゃじゃん、
フセインもテロの首謀者じゃなかったじゃん、
もううんざりだよ!

って。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=jjXyqcx-mYY&hl=ja&fs=1]

それにしてもオバマさんの勝利は
ネットの勝利でもあるんじゃない?
YouTubeがすごいことになってる。
 
 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=voIcPRTLxrg&hl=ja&fs=1]

 
 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=BOJ4iFvTp04&hl=ja&fs=1]

「ニゴニゴ動画をご覧の皆さん、こんにちは、麻生太郎です」
とはセンスが違いすぎる。

23:56 赤坂マラソン

23:50
封筒片手に一ツ木通りを駆け足で抜ける10月末日。
あと10分で11月!!!

息も絶え絶えに、もぉ走れない!
タクシーつかまえ「この先の郵便局まで!」

あまりの近距離に、むっとする運転手。
「いいから出せ!」と言いそうなのをこらえる。
(ジャック・バウアーなら銃口を突きつけるところ)
 
 
23:56 赤坂郵便局着。

深夜窓口には僕の手前に2人の若者がいました。
僕の後ろにもひとり、男性がそわそわ。

赤坂郵便局留の封書を赤坂郵便局へ届けたのだから送料はタダ!?
とか思ったけど、140円でした。預かり代ってこと?まぁいいや。
今日の消印が押されるなら1,400円でも払います。
 
 
今年は無事、宣伝会議賞に応募できました。
まったく納得のいくものではありませんが、が、もういい。
仕事に翻弄され未提出に終わった去年の雪辱、晴らせました。

残り5分でうまれたプチ行列は
さながら大学受験の願書提出のよう。
 
 
すでにひと勝負終えたような勘違い。

生!

SoftBank新機種&新サービス発表会

ニコニコ生放送!

面白かった。というか、やばかった。

企業の報道発表会に参加している気分。
ニコ動ならではのツッコミの応酬も笑える。

みんなで盛り上がれる。=企業価値がUP。
=SoftBank
 
 
で、肝心の発表で僕が注目したのは
もちろんiPhone関連。

 ・JR主要駅と全国マクドナルドのホットスポットを無料開放
 ・絵文字入力への対応
 ・外付け充電器を使ったワンセグ対応

とくに1番目のニュースがスバラシイ。
iPhoneの膨大なパケット通信が外出先でも
今以上にサクサクできるようになる。えらい。
 
 
「私たちはAppleに、絵文字がなきゃ日本のメールは
 メールじゃないんです!と再三説明してきました」

この、孫正義のiPhoneにかける熱意、
日本市場へのローカライズ対応は半端じゃなく、
そんな企業姿勢がユーザーに生中継される時代。

「予想外」な発表だけなら、他社でもできる。

新しいモノ好きの企業と、新しいモノ好きの
ユーザーの素敵な出会いの場だったと思う。