捕らぬ狸の夏

7月。
キヤノンと熾烈な頂上決戦をしている?
ニコンから、またもサプライズな機種が。

D700

  ・D3と同等のフルサイズCMOSセンサー
  ・イメージセンサークリーニング搭載
  ・D300に近づけたサイズおよび外観
  ・33万円前後(いずれ20万円台後半?)

戦略的モデル、ってまさにこれだなぁ。

性能と価格設定のバランス、そして昨年からの
発売ラッシュ&北京オリンピック直前!という
図りきったタイミング…すべてが絶妙すぎる。

 

僕にフルサイズのカメラが必要か?

という素朴な自問自答も抱きつつ、この先、
一眼レフを買うということはフルサイズ機の
購入を意味するようになっていくのかも。

 

「後出しじゃんけんのキヤノンがどう出る?」と
期待と不安が半々のキヤノンユーザーたちの書き込みが面白い。

個人的にもキヤノン後継機が気になりつつ、
でも、いまお金があるならニコンかなー。
フィーリングで。

夢に出そうな場所

いまUPしている写真は、個人的に
けっこう気に入っています。田舎っぽくて。

田舎って子どもがうんていをやっていて、
どこか輪郭がぼんやりしていて、制服が
オーソドックスじゃなくて、花の色が濃い。

夢に出てきそうな、時間の流れがスローな、
静かにハイな世界。

次は平日に撮りたいです。

大谷石へ


ゼミの課外授業。大谷石の採石場を探索しました。

大谷石とは、栃木県宇都宮市の大谷町付近一帯から採掘される
流紋岩質角礫凝灰岩の総称だそうで、今では一般に公開されています。

内部は気温10℃。人工とも自然ともつかぬ異空間を堪能しました。

切り出した跡は天井に亀裂が入り、それがスリットになって光を落とします。

落ちた光線の下には雨水が溜まっていて、彫刻作品のような形を作り出していました。

その圧倒的スケールに、知らぬ間にインディ・ジョーンズの曲を口笛で吹いちゃったり。

石を得るために昔から切り崩してきた痕跡なんですが、ここ自体が現代建築のようで、ちょっと久々にすごいもん見たなって思いました。まさに非日常地下要塞。

 

よかったなぁ。三脚立てて撮りたかったなぁ。

ティッシュ地雷


突風で、駅前で配られていたティッシュが散乱していた。

キャバクラのねーちゃんが必死に集めていたけど、

タクシーが無情にも踏んでしまって、パンパン破裂していた。

七月近況

そう、七月です。

昨日も書いたけど。
今月は、前期の成果発表があります。

いま撮り溜めているシリーズの写真を
初めてゼミの先生やみんなに見せました。
(コレではないです)
温存じゃないけど、もっと溜めてチョイスして、
展示で出します。卒制展か、個展か。2005年。

友達のポートレートを撮りました。
シムとチサキちゃん。

プリント日和

大学の友達が、うちに
写真のプリントをしに来ました。

友達の写真は、どんどん変化します。
変化しているように思います。
プリントだけで面白い一日でした。

プリントばっかりでも飽きるので、
途中でニーダーマイヤーの写真集を見ました。
僕の、最近のお気に入り写真集です。
友達は思った以上に好反応で、いい息抜きになりました。

 

研究室で注文していたPhotoshopが
やっと入荷されたらしいです。夏休み前セーフ。
RAW現像を試したいけど、僕はもっぱらJPEGだし、
大学に取りに行きたいけど、僕はもっぱら貧乏です。

 

そろそろ、前期レポート地獄が待っています。

すけべな女の子

5.1チャンネルで
くるりの「すけべな女の子」を聴いている。

うちのオーディオは、スピーカーが五本、
部屋の四隅とフロントにある。
なので、それでCDをかけると、ヴォーカルはフロント、
ギター、ベースはサイド、ドラムはリアで音が出る。

オートサラウンドが上手く振り分けられると、音で
部屋が包み込まれる。普通には聞こえなかった音も、
これで聴くと確かに感じられたりして、楽しい。

 

最近は学校で写真を撮るのが面白くて、
何でこんなに知らないことが多いんだろうと思うほど、
知らない場所や場面に遭遇する。

それは今までにも遭遇していたはずの場所で、
きっと見過ごしていただけなんだろう。
カメラあってこその世界が、知らない間に
フレーム越しに広がっていた。それが不思議で面白い。

学校以外でも撮っているけど、
テイストが変わってしまうのがまた面白い。
同じ自分なのに、違う人のような気もする。

装置と気分が変わるだけで。
耳も、眼も。

 

作家性に欠けるとか、視点がバラバラだとか言われても
返す言葉はないのだが、それでいいと思っている。
作家ではないし、ぼくは浮気性なんだと思うし。