わかってきた

scratch_ude

今日は大学に泊まり込みで作品の設営です。

寒いけど頑張って完成させます。

 

午前五時五十五分。
一時帰宅しました。

東京は雨。
ずぶ濡れで帰ってきました、最悪。

眠いので仮眠を取ってまた学校へ行きます。
作品の設営でいるものを一式買い出しに行くことも、忘れずやらんといけません。
自分の好きなことを好きにやろうとしたら、けっこう大がかりになってしまいました。
これで完成してしょぼかったら爆死。

最近はこの進級制作展なるもののために、いろんな機材投資をしました。
貧乏地獄だけど、それでもまあ使っていく内に、自分には何が必要なのかがわかってきました(眠いから頭アホになってるだけかもしれませんが)。

まずはやっぱ、作品をどんどん作って人に見てもらうことです。
これまでは、ただの垂れ流しに近い状態で日々を何となく写真で彩るだけでした。
それでも普通は満足していいんでしょうけど、美大というところに通っている以上、完成された作品をもってして判断を下されるわけで、それは医大生が解剖や実習を行ったり、音大生が演奏会を開くのと同じ事です。

日記で写真を発表するのは何ともスリリングで楽しいです。
が、それだけでは自分を作り上げる構成要素が足りない。

ようは他者に自分を伝える判断材料が(媒体が)僕にとっては写真で、
それをちゃんとひとつの作品というか物体、物質にまとめなくては
どうしようもないっちゅうことです。

何でどうしようもないのかって、それは
やはり何らかの「制作」で飯を食っていきたいと考えているからです。

で、次にその物質を何かの公募に出して、
審査してもらうのが一番手っ取り早いんでしょう。
分かっていてもなかなかやらずにいました。
これからはちょっと本腰入れようかな。

たぶん、今現在が作品の制作と搬入に追われているから焦っているんですね。
かっこ悪いけど。
それと、ちょっと疲れて饒舌になっているのかもしれません。

でも進級展の作品で生まれつつある自分への課題をこれから
時間をかけて消化していく為に、大学で用意された場だけでなく、
自分を試す場に出てもいいかなと思ったんです。

とりあえず今は焦りを作品のアラにしないように、気を引き締めて、
寝ます。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職