Best10

先日から、Blogのサイドバーに
「人気の記事」
というBest10を表示させるようにしました。

 

 

更新がなさすぎて過疎っている当Blogですが、2003年から続いていることもあり、ストックは意外と多い。Best10を表示することで過去に流れ去ってしまった話題もまた誰かの目に触れることができるなら、それは自分にとっても意味があるように思います。

 

それと、これもどうでもいい話ですが、改行の方法というかマイルールを変えました。

かつては『ほぼ日』に従って1行あたり最大27文字で改行することをベースに調整していましたが、iPhoneなどで見たときに、その改行が画面幅の違いによってガタガタにさせ、むしろ読みづらくさせる原因になっていました。Twitterのリンクから来訪する方のことを考えると(まぁ大半は自分だと思いますが)、改行のルールも時代にフィットさせていくべきかなぁということで。

これからも、どうでもいい話をどんどん書きたいと思います。

東京企画構想学舎

去る7月4日(日曜)。
外苑前の東北芸術工科大学・サテライトキャンパスにて、
東京企画構想学舎という新しい「学校」のプレ授業というか、
ワークショップと称した説明会に出席しました。

講師はWeb広告界で超有名な
トップクリエイター・伊藤直樹さん。

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ReTweet

自分のツイート(つぶやき)から、どなたかのリツイート(転載)があったものを並べます。
なにかしら反応のあった、僕のたわいもないつぶやき。

 

昨日、彼女の会社でも女子たちによってチョコが配られたらしく、「なに買った?」と聞いたら「私はあとで600円払えばいいの。配るのは若い子たちの役目だから」と言われてブルっとした。

 

龍馬の親戚の友人の友人はアルカイダ。【鳩山邦夫氏は「龍馬の親せき」:スポニチ】

 

ツイッターをやらない彼女が使う「なう」は、「早くやれ」の意。 「リモコン取って、Now!!!」

 

けいちゃんに英語のノートを借りたら、端っこに「洋鬼=ヤンキー」と書かれていたよ。

 

渋谷HMVのエスカレーター、ムーンウォーク仕様。 http://twitpic.com/16x4my

 

終わってしまった展覧会は、ほぼ間違いなく二度と見られない。いずれDVDが出る映画より深刻なことなんだな…。もっと、「なう」を美術館で使いたい。

 

気を回しすぎ失敗するパターン。
http://bit.ly/cqH0qJ

 

博報堂のプランナーさんは、どうして名刺は「プラナー」なんだろう。レンズですか。って聞いてる人がいたけど。

 

[“ルーブル美術館が火事になったらあなたは何をもち出しますか、とかつてジャン・コクトーが尋ねられたことがあった。答えがふるっていたね。コクトーはたった一言いったのだ。火だ。火をもち出すのだ。 ――『黄犬本』四方田犬彦”]

 

シネカノンが民事再生法を申請したことを嘆くTL。じゃあお前は最後にシネカノンで映画を見たのはいつだよ?行かなかったから潰れたんじゃないか?買い物をしなかったからロンロンがなくなり、読まなかったからサブラが小学一年生が学研の科学が消え、さくらやが幕を下ろすんじゃないか。と自分に問う

 

【引用】“イギリス人の学者たちが日本人に「日本人はいいよね、シェイクスピアが翻訳できて」と言った。私はこの言葉がすごく好きなんです。英語で書かれたシェイクスピアは一種類しか持ちようがないけれど、日本人は無限にバージョンを持てるというこの幸せ。”

 

コンセプトが骨で、テーマは肉だと聞いたことがあります。骨がないと立てない。だけど人は肉に欲情するって。五年くらい前に、武蔵美にて小田桐昭さん談。RT @naoca: コンセプトが骨格で、テーマが進む方向って言ってたのだれだっけ。というか合ってんのかこれ。

 

犬と猫がいます。犬を手間ひまかけて世話してやると、犬は「自分はなんて幸せ者なんだろう、わかった!この人(飼い主)は神様に違いない!」と思うんだって。で、猫を同じように世話してやると、猫は「あぁ、自分はなんて幸せ者なんだろう、わかった、ボクは神様に違いない!」って思うんだって。

 

C-1グランプリのファイナリスト作品「メールは会ってる気になる。手紙は会いたい気になる。」ってよくわかるなぁ。

 

自分の発言が瞬時に誰かにRT(リツイート)される。
その「瞬時」こそが広告コピーで問われる「効く瞬間」と
ほぼ同じことなんじゃないか?と思いました。
ここに並んだ言葉たちは広告でもコピーでもないけど。

 

Twitter、楽しいです。

ただ、そこに流れるスピードは矢のように速い。
たまに、こうしてblogに掬ってやらないと流れてしまう。
こうして並べるのも思考の整理・確認になっていいです。

何もつくってない。

ご無沙汰しております、
というご挨拶で切り出すくらい、
このブログも社交的になってきました。
コメント欄も公開したし。心境の変化。

さて、ご無沙汰していたのは、
新型インフルエンザに罹ってしまったからで、
ここ一週間ほど39℃台の熱にうなされていました。
会社に彼女に、迷惑かけっぱなしで2009年を終えます。

 

多摩美がスペシャルサイトを開設していました。

多摩美術大学 卒業生たちがつくったもの。

 

こちらのブログを通して知りました。
きのこ日和 ~あれやこれ~

博報堂取締役でCDでもある永井一史。
陶芸家の第十四代 酒井田柿右衛門。
アニメーションの今井トゥーンズ。
±0などでおなじみのプロダクトデザイナー 深澤直人。
俳優の竹中直人。
お笑い芸人のラーメンズの2人
などなど、幅広く個性的な面々。

このサイトに紹介されるくらいの人間になりたいものです。

 

わかるわかる!

大学としては、これほどの人材を日本に輩出し続けているよ、
というメッセージでもってブランディングをしているのでしょう。
大勢のタレント(=直訳としての、才能)を抱えているわけだから、
使わない手はありません。

我が武蔵美も、名だたるプロフェッショナルを多く輩出しています。
著名人の名前は、これから美大を目指す受験生にはすごく効きます。

でもね、卒業生になってしまえば、
ここに載っていないことを
どう受け止めていいのか、
一瞬、考えてしまうなぁ。
それを目標にすることはないにしても。

インフルになって家でじっと
天井を眺めるばかりの長い一日を
無碍に過ごしていると、
自分の存在が消えてしまいそうな
妙な錯覚に陥ります。
タミフルのせいじゃなくて。

 

俺、まだ何もつくってないや。

コピー書いたり企画書書いたり
たまに写真撮ったりはしていますが、
「それを見た誰かが幸せになること」は
まだ成し遂げていないんだなぁと思い至りました。

来年もがんばろうっと。

Twit now

ツイッター礼賛の話をすると、彼女から冷たい目で見られます。

ごはんのときも、一緒にテレビを見ているときも、iPhoneでつぶやいたり他人のつぶやきをチェックしていては、そりゃ「いい加減にしなさい!」という話になるってもんです。

賛同を得られないのはとても残念ですが、

 

「しいて言えば、ツイッターが嫌いなんじゃなくて、
ツイッターにハマりすぎなあなたが嫌い」

 

という的確な指摘ももらいました。

 

ただ、この「140文字でつぶやくだけ」という単純なサービスは、趣味趣向の合う人や顔も知らない高校生、経営者、主婦などのさまざまなつぶやきに触れる、初めての体験をもたらしてくれます。しかもリアルタイムに。

その面白さが高じて、リアルでもフォロワー(ユーザー)の人と会う機会にも恵まれるようになりました。先日のPerfumeツアーがあったおかげで、もう30人近い方と顔を合わせるほど、現実の生活に浸透しちゃっています。

とくにアクティブな人、好奇心旺盛な人をフォロー(登録)すると、自分も触発されてその人の参加するイベントへ足を運びたくなり、その人の読む本を読んでみようかなと思うようになります。そうなってくると面白い。趣向や思考にバイアスをかけている感覚です。

ツイッターなら、ただ月を見るという行為でも、その連鎖は起こります。
さとなおさん(電通CD、コミュニケーションデザイナー)のつぶやき:

みんなが月がきれいだとつぶやくので月を見に外に出た。ホント、こんなに明るくてきっぱりしている月は久しぶりかも。まぶしいくらい。

僕も白く輝く月を見て「ほんとだ」とつぶやいたらさとなおさんから「みなさんと一緒に同じ月が見れて幸せです」とReply(返信)があって‥‥。

 

「これいいよ」ってフランクに言ってくれる人がいて、高価でなければ、特別考えることなく試してみる。IMAXで観たマイケル・ジャクソンもPerfume千秋楽もTVドラマ「MADMEN」も、Twitterでの誰かのつぶやきが僕のトリガーになってるんです。

そんなライトでアグレッシブなコミュニケーションが楽しい。

Twitterについてはこちらの本にもっと詳しく書かれています。
情報は与える者に集まってくる、って、ほんと。

360

それは、360°ムービー。

 

YellowBirdはオランダのスタートアップで、周囲360度を撮影する独自のパノラマ動画撮影テクノロジーを開発した。これには特注のカメラシステム、合成ソフトウェア、ビデオプレイヤーが含まれる。ユーザーはビデオプレイヤー内でマウスを操作することによってGoogleストリートビューのように自由に視点を変えることができる。

 

す、すごいっす。
http://bit.ly/24Idiz

 

静止画ではストリートビューで見る手法だったけど、
ムービーにした途端にインタラクティブ!
レンズの向きなんて関係ない、切り取るのはユーザー。

撮るなら、全方位に変化のつく場所が効果的だよな。
まさに、サンプルのような。

スーパースローもOKになったら、
サッカー選手に付けてほしい。
装置が壊れるかな?

見た目はこんなイメージで。
      ↓

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=tsizQdNKhGg&hl=ja&fs=1&rel=0]

Twitter

ワールドビジネスサテライトのTwitter特集、見ました。

 

僕も先日からテキトーにつぶやいてますが、
大学の後輩や先生(実は卒業のタイミングで会ったことはない)、
Perfume関連、同級生、会社の同僚、先輩などの多種多様な
人のつぶやきを見たり反応したりするのが楽しい。

ビジネス的な側面でいえば、WBSに取材もされている
フジヤカメラの事例はまさにユーザーとの
「競り合い」的なスピード感がマッチしている成功例だと思うし、

今後は、単体の企業サイトが苦手としてきた「思いの共有」
みたいなブランド体験までもがTwitterで可能になって
くるんじゃないかと想像します(すでにあるか?国内で)。

私的な面でいえば、ハッシュタグと呼ばれるタグ付けで
共通の趣味の人を探し当ててつぶやきを追いかける、
ってのがわりと今は楽しいけれど、もっと別の使われ方も
どんどん“発明”されていくんじゃないかと思います。

 

「140文字以内で自由につぶやく」を
好き勝手に応用できる懐の広さが
Twitterの魅力といえるかもしれない。

ひとつのプラットフォームなのに、
使われ方がユーザー1人の中でさえ
さまざまなルールで成立している。

そこが、「マイミク日記」「コミュニティ」などと
用途別に箱を用意するmixi(SNS)とは違う点で、
ゆえにパっと見は「何が楽しいのかわからん」
と言われるゆえんでもあるのでしょう。

例えば先日のBS2でPerfumeの武道館ライヴが
再放送されたときは、たくさんの感想つぶやきが
TL(タイムライン)上を一気に駆け巡りました。
その瞬間は手のひらで「ニコ動」化現象が起きているわけで。

 

すでにこんなことも“自然発生”しているようで、
WBSに取り上げられたこともあって、また
ビジネス面での注目が高まるんだろうなぁ。

嘘や加工のない“生”なことと即時性に
Twitterの価値があると思うんだけど、
はたして、どうなっていくことやら(オチなし)。

 

その他の関連記事
Twitterは寂しい大人たちのもの
「Twitter 効果」にハリウッドは戦々恐々

12 CAMS by QURULI

先月に仕事の合間を縫って参戦した

くるりワンマンライブツアー2009~敦煌(ドンファン)~
武道館公演

が9月にWOWOWで放送されます。

そのスペシャルサイトがいいんです。

 

RADIOHEADのときと同じ手法(12 CAMS)で自由にカメラのスイッチングを楽しめる、つまりこの番組は12台ものカメラで武道館公演を捉えた贅沢なつくりなんだということが実感できるサイトになってます。

スクリーンショット 2013-05-30 17.38.44

新しいところでは、ARTIST’S EDITがいい感じです。アーティスト自身(岸田さんと佐藤さん)が自分のLIVEを自分で編集するって、素敵。

 

PerfumeやRADIOHEADのLIVE放映を見たときにも思いましたが、WOWOWって、LIVEの撮影〜編集がほんと上手くて嬉しい。

UNIQLO CALENDAR

ユニクロがカレンダーを公開していました。
例によってシャレオツです。

 

四季の映像、音楽、商品カタログが
融合した新感覚カレンダー

だそうです。

 

 

ミニチュア模型風のムービーを見ているだけでも
楽しいですが、ムービーをクリックすると、その
シーンで商品がフォトモザイクのように現れます。

※この仕組みに気づかない人も多いかもしれません。
そこはあまり問題視してないようにも見えます。

 

肝である映像は、写真家の本城直季さんの
テイストに非常に近いように見えます。
写真は「精巧なミニチュアに見える!」って
だけで驚きましたが、動画の早回しになって
よりコミカルな印象を受けます。

 

天気も出るあたりは、梅雨時にぴったりかもしれません。

 

格安衣装メーカーのユニクロがこういうコンテンツを
ローンチすること自体に何の疑問も違和感も感じないことに
いちばん驚きました。

 

▼UNIQLO CALENDAR
http://www.uniqlo.com/calendar/

この気持ちよさは、

ソニーのブルーレイ、
のスクリーンセーバーが面白いです。

sony

好きなキーワードを入力すると、自動でそのキーワードをWeb検索。
検索結果のテキストや画像などにモーションを付けて表示する。

これが、

「ソニーのブルーレイなら
 気になるワードをいれるだけで
 番組を自動で探してどんどん録画」

という機能訴求を表現している、ってことらしい。

 

試しにPerfumeと入れてみると‥‥
す、すげえ。大量のPerfumeがワサワサワサワサ‥‥!
動画(YouTube)まで現れるのには感動すら覚えました。
(むしろ商品の性格を考えると動画が正しいですね)

 

ただ、会社の先輩の反応は「イマイチ」。
そのココロは、

「なんか商品に落ちきっていないとゆーか。
ソニーじゃなくても言えることじゃん」

いやいや、それは誤解ですよ先輩。
おまかせ・まる録はソニーの独自機能です。

「じゃあ、そのことが強く伝わってないんじゃない?」

ソニーのブルーレイなら、って言ってるんですけど、
たしかにサラリと言い過ぎて損してるかもしれません。

 

「ソニーのブルーレイなら
 気になるワードをいれるだけで
 番組を自動で探してどんどん録画」
          ↓
「それが<X-おまかせ・まる録>。」
          ↓
「この気持ちよさをあなたのPCで体験してみませんか?」

 

という一連の流れの、ラストの一歩手前かラストで

「この気持ちよさは、ソニーだけ。」

って言っていればかなり変わったんじゃないかなぁ?
なんてことを思ったりしました。
落とすコピーを付けてあげたい。

でもそれは「END」のないスクリーンセーバーにとって蛇足でしかないなぁ。
“繰り返すこのポリリズム”にこそ価値ある媒体だからなぁ。

スクリーンセーバーの機能や演出自体は
とっても“気持ちいい”ので、久々にヒットです。
自分の好きなものを入力することでより深く
体験できるところが上手いなぁと感心しました。

こんな感じで。

sony02

sony03

sony04

まんまと宣伝要員っぽいエントリーになってしまいました。
(もちろん、こんな仕事がしたいですが僕は無関係です)

乗っかり広告

企業や商品Webサイトにある
「about」「movie」「photo」などの
いわゆる常套メニューを、すべて外部の
ソーシャルメディアを使って構成ーーー
“寄生虫のような”スペシャルサイトです。

 

▼Skittles.com: Interweb the rainbow.
http://skittles.com/default.htm
※Skittlesというお菓子のプロモーションのようです。

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