この気持ちよさは、

ソニーのブルーレイ、
のスクリーンセーバーが面白いです。

sony

好きなキーワードを入力すると、自動でそのキーワードをWeb検索。
検索結果のテキストや画像などにモーションを付けて表示する。

これが、

「ソニーのブルーレイなら
 気になるワードをいれるだけで
 番組を自動で探してどんどん録画」

という機能訴求を表現している、ってことらしい。

 

試しにPerfumeと入れてみると‥‥
す、すげえ。大量のPerfumeがワサワサワサワサ‥‥!
動画(YouTube)まで現れるのには感動すら覚えました。
(むしろ商品の性格を考えると動画が正しいですね)

 

ただ、会社の先輩の反応は「イマイチ」。
そのココロは、

「なんか商品に落ちきっていないとゆーか。
ソニーじゃなくても言えることじゃん」

いやいや、それは誤解ですよ先輩。
おまかせ・まる録はソニーの独自機能です。

「じゃあ、そのことが強く伝わってないんじゃない?」

ソニーのブルーレイなら、って言ってるんですけど、
たしかにサラリと言い過ぎて損してるかもしれません。

 

「ソニーのブルーレイなら
 気になるワードをいれるだけで
 番組を自動で探してどんどん録画」
          ↓
「それが<X-おまかせ・まる録>。」
          ↓
「この気持ちよさをあなたのPCで体験してみませんか?」

 

という一連の流れの、ラストの一歩手前かラストで

「この気持ちよさは、ソニーだけ。」

って言っていればかなり変わったんじゃないかなぁ?
なんてことを思ったりしました。
落とすコピーを付けてあげたい。

でもそれは「END」のないスクリーンセーバーにとって蛇足でしかないなぁ。
“繰り返すこのポリリズム”にこそ価値ある媒体だからなぁ。

スクリーンセーバーの機能や演出自体は
とっても“気持ちいい”ので、久々にヒットです。
自分の好きなものを入力することでより深く
体験できるところが上手いなぁと感心しました。

こんな感じで。

sony02

sony03

sony04

まんまと宣伝要員っぽいエントリーになってしまいました。
(もちろん、こんな仕事がしたいですが僕は無関係です)


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職