潜水艦ポセイドン号からのパーリー

大人気イベント「リアル脱出ゲーム」を手掛けるSCRAPさんの創立5周年記念パーティーに行ってきました。

会場はZepp Tokyo。そう、ここは7月19日から始まる『潜水艦ポセイドン号からの脱出』の舞台!というわけで、『潜水艦ポセイドン号からの脱出』のデバッグ公演込みのパーティーでした。

realdasshutsu

SCRAPさんとはお仕事で『REGAME』の制作をお手伝いさせてもらったり(これは僕は関わってないです)、僕がお手伝いさせてもらったものでは某旅行情報サイトのタイアップキャンペーンで『消えた琉球王朝の王印を探せ!』というコンテンツを作ったりしました。

今回は同僚と社長の7人で出向き、3人と4人の2チームに分かれて、それぞれ初対面の人たちと組んでひと組6人のチームを形成。SCRAP代表・加藤隆生さんの流ちょうな挨拶とプロローグが始まり、気分はすっかり謎解きモードに。5周年記念パーティーはいったん忘れてヒント探しと謎解きに奔走します(実際は走っちゃダメなので早歩き)。

ヴィレッジヴァンガードの店員さんらと組んだ僕らは、脳みそが破裂しそうになりながらも「脱出」は成功!詳しいことはおろか詳しくないことまで書いてしまうとネタバレになってしまうので一切書けませんが、ちょっと詰まっても誰かのひらめきと連携プレーで謎の扉が開かれていくさまは本当に痛快。

協力することが楽しさを2倍にも3倍にも膨らませてくれる。それがリアル脱出ゲームの醍醐味なんだなーと改めて実感しました。ま、僕は足を引っ張らないように助手に徹していただけですが。

SCRAPの社員の皆々さま。別名、鬼才クイズ作成集団。

会場にはテレビの取材も入ってましたし、たくさんのお花が並んでいました。何より感動したのは、加藤さんの社員紹介。これ自体がまたこの日だけの「加藤隆生を暗殺した犯人は誰だ!?」という謎解きになっていて、ビールをあけていた僕らはアルコールを言い訳に惨敗でした。ははは。

 

さて、そんな話題沸騰のリアル脱出ゲームですが、今度の日曜日にテレビで参加できます!SCRAPさんが仕掛け、弊社がお手伝いしている『リアル脱出ゲームTV × Xperia™『人工衛星爆弾ヲ解除セヨ』がTBS系で7月1日24時からスタート。

 

僕は制作に関わっていないので、当日、まっさらな状態で楽しもうと思います。

 

そしてそして、『潜水艦ポセイドン号からの脱出』も超楽しかった!
こちらは僕らが体験した昨日よりもさらに良くなるそう。

 

これから体験する方が羨ましいです。
http://realdgame.jp/zepptour2/

最初から最後まで謎に翻弄されるパーティーでした。SCRAPの皆さま、5周年おめでとうございます。

ハーレムシェイクってみた。

バカって真剣にやるから楽しいんですね。

今、YouTubeでは奇抜な格好で仲間たちと踊りまくる動画が、世界で大ブームになっている。ブルックリン出身のDJで音楽プロデューサーのBaauerの「ハーレムシェイク」に合わせ、自由に踊るというだけだが、これが学校や職場などで大人気のようだ。特にルールはないようだが、「開始15秒間は一人がゆったり踊る」「曲調が変わった後半15秒以降、それまで静かだった周囲がやおらノリノリになり、思い思いに踊る」というもの。

今年2月ころから一気に増えた投稿動画のなかには、数百万回を超えて再生されたものも多数あり、その流行ぶりは海外のニュース番組でも取り上げられている。

web R25より抜粋)

 

旬は2月頃だったかと思いますが、遅れること2週間、僕らもやりました。

僕は大仏と途中の般若をやってます。TEDは会社の後輩、アイドル般若は某お堅い出版社のSさん、アイドル般若に刺されているボンデージ男はカメラマンのAさん、ボンデージ落ち武者は大学時代の友達K(何も聞かされずに集まってこのノリノリのダンス!)、グンゼ落ち武者は幼稚園と高校と大学の先輩・ちくりん。彼は発起人でもあります。デザイン会社の社長です。

参加したのは合計6名ですが、途中で入れ替わりがあり、4人セットと5人セットの2組に分かれて撮影しました。渋谷の某カラオケ店で、午後7時から午前5時まで‥‥。

・機材と衣装はケチらないこと。

・被り物は人を解放させること。

・前後のレイヤーか動きの緩急を作らないと貧相に見えること。

・現場での仮編集がみんなの気持ちをひとつにすること。

・ガリガリは絵になること。

・練習すれば人は成長すること。

が分かったことが、今回の収穫でした。

 

hsそれにしても、海外で流行ってることって日本での流行と違ってちょっとひと手間が要るものが多いのですが、そのひと手間(TEDのかぶり物を仕入れるとかダンスの呼吸を合わせるとか)が文化祭前夜みたいで楽しいんですね。お祭りと一緒。ハロウィンみたいなもんだなと思いました。だからクオリティはもっと上げられたかなー。

我を忘れてジャンプしながら、得意不得意や身長を計算して配列を替え、テンションと集中力を高めて何回も反復する。小学生の時にクラス対抗でやってた長縄の放課後の練習を思い出しました。

 

みなさんおつかれさまでした。

Youthful days

毎日、楽しいです。

 

ちくりん
ちくりん
高校と予備校と大学の先輩・ちくりんから突然のメッセージ。

「ミスチルの東京ドームLIVEあるんだけど、行かない?」

その日の夜は会社のチームの決起会でしたが、左耳から囁かれるのはMr.Children結成20周年記念のLIVE。余ったチケットの存在。

浪人時代に先輩と耳にタコができるほど聴きまくったアルバム『Atomic Heart』や『深海』、さらに高校時代に衝撃を受けた『デルモ』まで披露されると聞けば、こっちでしょ!というわけで、仕事も早々に切り上げて水道橋へ。

MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012

アリーナ席の中央から見える桜井さん!!!
先輩とは2009年のワンマンLIVE以来2度目のミスチルだったので、この人が隣でモノマネを我慢できないのももう経験済みで。「3人で」一緒に歌いました。

さすが『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』のオーディションに残るだけの実力者、手前から重低音とともに聞こえてくる声が至近距離からも飛び込んできます。うますぎてウケる。

 

大満足の後は渋谷へ移動して先輩の行きつけのスナック(!)で初対面のお客さんたちと朝までカラオケ祭り。もちろんミスチルメドレー。大きな声で、声を枯らして、愛されたいと歌っているんだよ。を歌っているんだよ。

 

ついに自らデザイン事務所を立ち上げ、最近はNHKの『えいごであそぼ』という番組のアートディレクションをしているという先輩(有名なお仕事ではGREEEENというバンドのロゴもちくりん作)。

この人のコミュ力は半端なくて、まあまあイケメンでノリがよくてオシャレでイヤミがなくてモノマネのレパートリーが多くてセンスがよくて下ネタが小学生レベルで女子からも男子からもモテて、16歳のときから背中を追ってきた自分としては、スナックで桜井さんの顔マネをしてそこにいる9人のお客さんを爆笑で包み込んだ先輩を見ながら、あぁ、敵わないなと。

(後日、そのスナックで知り合った人と渋谷でカラオケオールしました。もちろんミスチルNight)

 

自分を東京と美大と広告業界へいざなってくれた人。
僕の買ったばかりの雑誌から広末涼子の写真だけを切り抜いて返してきた人。

 

 

この人から僕は、毎日の楽しみ方を教わりました。
きっとこれからも。

CREATIVE KITCHENに行ってきました。#02

さて、前回からかなり間を置いての
「CREATIVE KITCHEN」まとめVol.02。

 

世界の広告はいま。今年のカンヌ100連発!

岸 勇希氏(電通) × 木村 健太郎氏(博報堂ケトル)
× 嶋 浩一郎氏(博報堂ケトル) × 樋口 景一氏(電通)

 

・手元のメモ帳だけを頼りに記述します。
・口調などは僕の記憶から成るフィクションです。
・再現をやめて、個人的に刺さった部分だけを抽出します。

 

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コミュニケーションデザイン

土日と体育の日で三連休でしたが、三連勤でした。
連休最終日は会社に泊まり、ぶっつづけの作業で朝を迎えましたが、土曜日の朝から夕方までは宣伝会議の「コミュニケーションデザイン実践講座」というやつに通ってました。

 

コミュニケーションデザイン実践講座

開催日 9月29日(木)、10月8日(土)、10月22日(土)【3日集中】
時間 10:00~17:15
講師
石田茂氏(電通)/岸勇希氏(電通)/木村健太郎氏(博報堂ケトル)

 

座学の講義ではなく、課題が出されてグループで企画を練り企画書を作って全員の前でプレゼンするまでを繰り返しながら、「コミュニケーションデザイン」を「実践」していく講座です。これが面白くて仕方ない。

メディアにとらわれないって、なんて夢が広がるんだろう。夢のままじゃいけないぶん頭使うし大変なんだけど、Webに限定しないってことが自分にとっては快感。年齢も経歴もちがうメンバーが集まってやる共同作業も、僕の班はいい人たちに恵まれたのか、とてもスムーズで楽しい。

 

先日は2回目、電通の岸さんとケトル木村さんによる回でしたが、「本気でやります」の宣言通り、本音がビシバシ飛び交う。詳細は書けないのですが、そんなスリリングな講評会の中でも僕らの班はなかなかの結果を(ひとまずは)出せたと思います。アイデアを評価されるって何よりもうれしいもんですね。自分がプレゼンターだったので喜びもひとしおです。

次回、2週間後の最終回に向けてさらなるブラッシュアップをせねば。

講座が終わって岸さんと名刺交換した際に、「コアアイデアがいいと、枝葉のアイデアも一気に拡がるんです」と言われたのが印象的でした。勝手にシナプスが繋がり合う瞬間というのが、たしかにあった。しかもプレゼンの15分前に。それまでは未完成もいいところで、一気に手直しをしたのでした。PC持っててよかった‥‥。

(他にも印象的な言葉だらけだったけど口外NGなので書けまへん)

 

今の仕事も同じで、ギリギリまでブラッシュアップしてたら連休とかなくなった。
楽しいしやりがいもあるんだけど、そろそろ宣伝会議賞の〆切も気になる季節。

あと、某テレビ番組に夫婦でちょこっと出演します。
10月は濃い一ヶ月になりそうです。

加藤貞顕×佐渡島庸平×中村洋基「2010年代のヒット論」

銀河ライター主宰/元「広告批評」編集長の河尻亨一さんよりお誘いメールをいただき、『Creative Kitchen ―ヒトとテックとコトバのレシピ―』に行ってきました。そうそうたるゲストによる複数のプログラムから、個人的に面白かったものをメモしました。
 

気鋭のウェブディレクターと編集者が考える2010年代のヒット論
加藤 貞顕氏(ダイヤモンド社) × 佐渡島 庸平氏(講談社) × 中村 洋基氏(PARTY)

 

加藤さんはあの『もしドラ』を売りに売った仕掛け人。佐渡島さんは『バガボンド』『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』『働きマン』など大ヒット漫画を世に送り出してきたスゴ腕編集マン。1979年生まれってことは僕の1コ上!モデレーターには同じく79年生まれのPARTY・中村洋基さん。

遅れて入ったので、加藤さんのお話はほとんど聞き逃してしまいました。

 

加藤さん:
ベストセラーを分けると、恋愛・青春・家族・健康・お金‥‥の5つのうちのどれかなんです。

もしドラを売るときに意識したことは、読者、書店、メディアの三者とも顧客であるということ。それぞれに効くプロモーションを考えることが大事。メディア向けには、ワールドカップの最中だったから海外遠征中の日本代表にごそっと献本してみたり。「なんか本が大量にあるんですけど何ですか?」って遠征先から聞かれて「チーム論についてお役立ていただければ‥‥」と苦し紛れに話したら「岡田監督(当時)はもう読んでますよ」と!それがきっかけになって原作者と岡田監督との雑誌上での対談に結びついたんです。ゲリラ的ですが功を奏しました。

佐渡島さん:
本は面白いだけじゃ買ってもらえません。面白いかどうかは読まないと分からないから。いかに読む前に面白いと思ってもらうかが勝負なんです。

売れると一口に言っても、10万部売れるのと100万部売れるのとでは意味が違います。10万部は本に書かれていることが好きな人だけが買った数字。対して100万部は興味の無かった人たちも買った数字。広告とか周りのムードに流されて何となく買う人も含まれてくる。だからノイズも多くレビューされる。つまんないとか、くだらないとか。それでも伸びる作家は100万部を目指すし、それで潰れる作家だと思えば10万部の段階でプロモーションをやめます。マンガは毎週出るので長期プロモーションできるんです。その中で考えていきます。

 

Memo →
編集者は作家の能力に合わせた適切な売れ方までデザインする。

 

佐渡島さん:
『宇宙兄弟』の小山宙也さんの才能は、まず自分の意見があること。これがない作家は意外と多い。いちばん大事です。例えば、もともと小山さんは手描きの線に味があった。でもその味がくどすぎて、僕は『定規を使ってください』とお願いして矯正しようとした。それで小山さんは定規を使い始めたけど、細かいギザギザをわざと刻んだ定規にしてきた。そうすればたしかに直線なんだけど、微妙なゆらぎは残る。今でこそフリーハンドでも味を残したきれいな直線が描けるけれど、最初から何でも鵜呑みにする人ではなかったですね。

そして、ゼロからやり直せる人。作品として合格のものを上げてきたときに、「小山さん、これ面白いけど超面白くはないですね」と漠然とした戻しをしたら、まったく違うものを再度持ってきて、ちゃんと前よりずっと面白いものになっていた。ふつうの漫画家はちょっと直すだけです。それなら「ここが限界なのかな」とこちらも引き下がる。でも彼はどんな時もゼロからやり直せる人なんです。

あと、小山さんは編集者の「面白いですね」のニュアンスを嗅ぎ分ける。「ん~、面白いですね‥‥」だと描き直してくる。一度描き上げている時期というのは、その後の入稿やら印刷工場やら流通やら、いろんな人に影響を及ぼすウェイトが高まっている時期なんだけど、彼は最後の最後まで、いい意味で周りを気にしない。振り回されない人なんですね。

中村さん:
面白いなぁ!『ドラゴン桜』はどうだったんですか?

佐渡島さん:
あれはホリエモンにダメモトで贈ってみて、そしたらブログで紹介してくれたんです。その直後に2~3万部動いた。下手したらテレビの情報番組に紹介されるより動いたかもしれない。あと、自分が灘校出身だったので、先生に読んでもらって『灘校教師も読んでいる!』と帯に書いたり、友達のお父さんが京大教授だったので、読んでもらって‥‥(笑)。

僕は編集者になって、最初から自分の好きな作家とだけ仕事をしていきたいと考えました。だけど会社員である以上、そうもいかないから、まず『ドラゴン桜』を売って誰にも何も言われないだけの成果を出して、自分のポジションを作ったんです。

中村さん:
佐渡島さんって超エリートなんですよね。ご自身が灘校から東大出身で。

佐渡島さん:
あのマンガは5巻までは僕の体験談を描いてるんです。僕、日本史は石ノ森章太郎先生の『日本の歴史』しか読んでませんから。

 

Memo →
編集者は作家の個性を尊重しつつ、秋元康ばりに作品のプロデュースと育成もする。

 

佐渡島さんと加藤さんから見た中村さん像

佐渡島さん:
中村さんがやっていることは分かりやすくて、シンプルで、見た目はカッコイイ。それってアプリも小説もマンガも実は一緒で、共通する面が非常に多い気がしています。

加藤さん:
実は私もデジタルコンテンツをメインにしたいと考えていて、ダイヤモンド社を辞めるんです。

(会場ざわつく)

加藤さん:
例えば英単語帳って英語の部分を伏せて読んだり、発音記号を読み取って発音したりしますが、これもデジタル化すればエンタメにできますよね。で、今はそのプラットフォームもみんな持っている(スマホで)。紙の本よりも良くなるコンテンツがまだまだあるんです。

2014年追補:加藤貞顕さんはその後「cakes」を立ち上げ、noteでネットメディア&サービスを確立されました。佐渡島さんも独立され、漫画家・小説家などのクリエイターのエージェント「コルク」を設立。

 

いまだ日本では花開かない電子書籍市場

佐渡島さん:
電子書籍についてはAppleと話したことがあって。僕は、1個のすごいマスターピースを作れば、それによって電子書籍市場も拡がると考えていたんです。ビッグヒットが必要だと。でもAppleの人いわく、違うと。たくさんのコンテンツが揃っている方が市場を作ることになると。1つのヒットは1%のチカラしか持たないんだと言われて、なるほどなと思いました。だからまず有象無象の作品が、Appleの場合だとiBooksに揃う必要があるんです。

Memo →
市場を開拓するには、ビッグヒットの前にロングテールが成立する量が必要。とはいえ量を呼ぶ雪崩を起こすための質もどこかの段階で必要な気も‥‥

 

プログラムその1、以上です。

漫画家と編集さんの関係性って、プランナーとクリエイティブディレクターの関係性なんだなぁ。編集者は作るところにもどんどん介入するし、送り届けるところにもあらゆる工夫を施す。CDでもありPRマンでもあり。

佐渡島さんの「100万部売れると潰れそうな作家だと思ったら10万部売れた段階でプロモーションから手を引く」という話が聴けただけでも価値ある回でした。

成功より成長。

(デザイナーだろうが何だろうが)自分でプレゼンをして挫折を味わうことでしか人は伸びない。自分で責任を持つ。だけど挫折=失敗の一歩前で上司が助け船を出して半端に成功しがち。しかも自分の成功だと勘違いする…と、その時点で伸びしろが潰される。アイデアを自分で語って玉砕できた方がいい

自分のTwitterより。

 

8月18日の夜に、インタラクティブ系の広告、キャンペーンを手がける制作会社「BIRDMAN」さんの納涼祭りへ行ってきました。そこでお会いした、PARTYの中村洋基さんが仰っていた言葉をメモしたものです。ご本人はだいぶ酔ってました。

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バスキュール×レイ・イナモト 広告の未来

たまたまTwitterを見ていたら、
Web制作会社のバスキュールさんが
現在日本にいらっしゃるAKQAのレイ・イナモトさんを
緊急招集してトークセッションを行うとの情報をゲット。

これは行くっきゃない。


AKQAは、インタラクティブマーケティングを専門とするクリエイティブエージェンシー。スタッフは1,000人にのぼり(イナモトさん談)、ロンドン、サンフランシスコ、ニューヨーク、ワシントンDC、アムステルダム、ベルリン、上海、サンサルバドルなど世界中にオフィスを構え、デジタル領域の革新的なブランド体験を日々リリースしています。

その中でニューヨークに在籍しながら4地域のクリエイティブを見ているのが、レイ・イナモトさん。

 

Advertimesの略歴を引用させて頂きます。

レイ・イナモト(稲本零)

英Creativity誌「世界の最も影響のある50人」の1人にも選ばれた、世界を舞台に活躍するクリエイティブ・ディレクター。R/GA、Tronic Studioなどを経て、2004年10月、欧米大手デジタル・エージェンシーAKQAにグローバル・クリエイティブ・ディレクターとして入社 。2008年にはチーフ・クリエイティブ・オフィサーに昇進。2010年には日本人として初めてカンヌ国際広告祭チタニウム・インテグレーテッド部門の審査員に抜擢されるなど、「広告業界のイチロー」とも呼ばれている。

 

トークセッションは2部構成になっており、第一部がイナモトさんとバスキュールのクリエイティブディレクター・馬場鑑平さん、原ノブオさんとのセッション。ワイデン+ケネディのチーフCD・ジェロームさんも加わり、さらに来客として来ていたPARTYの清水幹太さんと中村洋基さんからも質問がパスされるという、贅沢な空間に。

第二部はアメリカのオンラインゲーム市場で有名なプログラマーのベン・ガーニーさんによる、米国オンラインゲームの現在と未来について。

 

今回は、手元のメモを元に第一部をざくっとまとめます。

 

– – – – – – – – – – – <ここから> – – – – – – – – – – –

 

イナモトさん
ここ18ヶ月の変化で言うと、クライアントは「ソーシャルを使ってくれ」と言うようになった。このニーズは日増しに高まっている。

AKQAは自らのことを広告代理店とは呼ばない。楽しい体験をつくり、それが結果的に広告になるという流れ。

 

馬場さん
僕は「作品」をつくりたいと思っている。元々Flashクリエイターだったので、一人だった。一人で作業するところからCDという立場になり、みんなでやるようになった。みんなでやるからには、絶対に成功させる!という思いでやるようになったのが自分の中での変化。

例えばGALAXY SⅡのスペースバルーンを使って宇宙へ端末を飛ばすプロジェクトは、実施までにものすごいリスクが伴った。それだけに、何人の人がUstream中継に集まるかが怖かった。だけど、絶対成功する!と思うこと。それは、絶対失敗する!という恐怖感の裏返しだった。

(結果、GALAXYという名のスマートフォンを宇宙へ飛ばす計画は38万人が見守り大成功)

 

イナモトさん
今、何がアイデアなのか?と問われる。
今までは、それはTVや新聞、ラジオなど各メディア単位でのクリエイティブになった。でもこれからはアイデアの定義を変えたいと思っている。

これからのアイデアとは「物語のある道具」です。
それもただ使う道具ではなく、ブランドとして記憶に残る道具。

そして、ソーシャルで語ってもらうこと。それは、その人のソーシャルグラフから引き出す。主役は(クライアントではなく)ユーザーです。

そのアイデアを構成するために、僕はインサイトがものすごく大事だと考えます。消費者のインサイトは何か?にこだわる。
じゃあ、ハイネケンの『Star Player』という我々が手がけた仕事を例に見ましょう(註:カンヌライオンズ サイバー部門Gold受賞)。

 

 

チャンピオンズリーグを見ている人の75%は家で視聴していることが分かった。うち65%はPCやケータイの画面を見ながら、家でのサッカー観戦を楽しんでいる。ここにインサイトがある。そこで、PCやケータイなどのデバイスを使って勝敗を予想し合う「Star Player」をつくった。

 

【来場者からの質問】
デジタル領域であれば、直接「売り」につながるアイデアも有りだと思いますが、この施策は購入とは直結しませんよね?そこはクライアントから注文が付いたりはしなかったのですか?

 

イナモトさん
幸いなことにその質問はされなかったです(笑)。
確かにそういう方向もあるだろうけど、これはあくまでブランド体験を深めるための装置。フットボールのTV中継のスポンサーもハイネケンなので、彼らは「The ENTRANCE」という素晴らしいCMを流しているが、流れるものよりももっと留まるものを提供したかった。

 

こういうものをつくって面白いというか不思議な現象が起きていて。
それは、アイデアの権利は誰のものか?ということ。
我々のものなのか、クライアントのものなのか。

 

原さん
この仕組み自体に名前があればエージェンシーのものになりそうですけどね。パッケージとして他でも転用可能なイメージができる。

 

イナモトさん
たしかに。勝敗予想の性格を考えるとサッカーよりも野球のスピード感の方がマッチしてるかもな、とも思います。

 

【司会・@mariroomさんからの質問】
クライアントはこういったアイデアをすぐ理解してくれるんですか?やっぱ欧米だから理解度が高いとか‥‥

 

イナモトさん
クライアントの理解はどこであれ時間が掛かる。決まるのに1年以上費やし、プレゼンの数もすさまじかった。

別のクライアントでは同じプレゼンを××回もやった。各部署ごとの“糊付け”として。気が遠くなるが、それは上へ通すためのプロセス。
そして彼らの評価軸は「どれだけリーチしたか?」の定量的なものも求められるし、体験の新規性も見られる。

そんな中にあって、今までの広告は「ものを語る・告げる」ことだった。
これからの広告は、消費者がブランドを語る場を提供することだと思う。

 

原さん
僕自身の日々心がけているというか考えていることは、
全員が、目指すところへ向かって走る。ということ。

 

ロボット開発者とか、未来をつくる人は別に存在する。だけど、未来をつくる人に刺激を与えるキッカケになら僕もなれるんじゃないか。(そのために)目の前のことを見るんじゃなくて、アカルイミライを描く。その先に結果的に広告として転用できるならそれでいい、という考え方。みんなでチームになって走る。クライアントもチーム員。

 

イナモトさん
ロボットといえば、むりやり繋ぐけど(笑)、もうひとつ我々の手がけたもので『HALO REACH』(Xboxのゲームソフト)のキャンペーンがあります。キャンペーンって言葉は好きじゃないんだけど。一過性な印象が強すぎて。

 

 

別の撮影の時に、ロボットのエンジニアが「アームの先端を使って、長時間露光で3Dの絵を描くことができるんですよ」と漏らした。その言葉が引っかかって、さらに9.11のメモリアルのライトが思い出されて、HALOの戦士たちを光の点で描こうと考えた。(註:戦士を讃える、あるいは弔うといった印象は9.11のイメージから来ているのかも)

 

 

このドットひとつひとつは、Facebookの「いいね!」ボタンを押されるごとに打たれるんです。ユーザーひとりひとりのクリックアクションでビジュアライズされる。

 

【会場】おぉ〜!

 

イナモトさん
僕はブレストを大事にしたい。
ブレストはかけ算。アイデアの山をつくる。
クリエイティブディレクションは引き算。アイデアの山から宝を引き出してクライアントに提示する。

 

朴さん(バスキュールの社長)
デジタル領域に対して広告の予算が割かれる規模は年々増えてきています。ただ、その3倍くらいの勢いで結果が求められている。つまり、外すと地獄。ソーシャルで話題を取れるか?がシビアに見られていて。まず主語がクライアントや商品ではソーシャルで話題にされることはない。主語は「私」、主役はユーザーなんですね。レイさんも仰ってましたけど。それはものすごく高いハードルで、今日は本当に貴重なお話を聞けました。

 

【最後に、未来志向のクリエイターに向けて】
(ワイデン+ケネディのCD、ジェローム氏からもひと言)

 

馬場さん
えぇっ‥‥日和らずにがんばりましょう。

 

原さん
与えられると思うな、ってことですね。自分で獲りに行く。

 

ジェロームさん
オリジナリティは仕事以外のことから生まれます。人生、生活すべてがアイデアの源。それがオリジナリティ。僕はCDという立場上、会社の中でアイデアを皆が語りやすい場を築くことに専念してきた。繊細なクリエイターから発せられるアイデアを潰すことなく引き出すことに。そういった場は非常に大事。

 

イナモトさん
ジェロームの後にナンだけど、もうすべてが、あらゆることがやり尽くされてしまっている今、僕はオリジナリティよりも視点のずらし方が大事だと考えている。例えばInstagram。

 

 

Instagramは社員4人で資本金7,500万円くらいで立ち上げられた(9ヶ月で500万ユーザーを突破)。写真をトイカメラ風に仕上げるアプリは今までも存在したけれど、彼らは写真にソーシャルの概念を加えた。それが視点を変えるということ。そこにアイデアがある。何をどうリミックスさせるかを考えていきたい。

 

– – – – – – – – – – – <ここまで> – – – – – – – – – – –

 

以上です。

最後は『アイデアのつくり方』的な話になりましたが、『HALO REACH』の事例を聞けばそれも納得です。

 

こうして読み返してみると、バスキュールのお二人は「制作現場の仕事への姿勢」や「業界に身を置く者としての志向」を語っているのに対して、レイ・イナモトさんは「これからのアイデアの話をしよう」という指向。面白かったです。

 

カンヌで得た知見ともシンクロすることがたくさん。
ちょうどAdvertimesで掲載されているイナモトさんの記事とも重なる部分が多いですが、やはり生で聞くのは100倍違いますね。行ってよかった!

バスキュールさん、イナモトさん、ありがとうございました。

上司:おれは会社をやめるぞ!ジョジョーーーッ!!

会社の上司が独立することになり、送別会を行いました。

Web広告のプランナー、コピーライターとして9年間、文字通り馬車馬のように働いてきた上司(大内さん・35歳)。この人に声をかけてもらい、鍛えてもらった4年間でした。今の僕があるのはこの人のおかげ。

創立10年そこそこの会社で9年も勤めた人が辞めるんだから、なにか特別なことがしたい。送り出す人が大好きなモチーフを使って。

モチーフ。迷わず上司の大好きなJOJOで決定。

 

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大内さんをJOJO風にしてみました。
描いてくれたのは、会社の元後輩デザイナーで現在は漫画家に転向した萱島雄太くん。‥‥上手い!ありがとう、かやしー。

 

さっそく大内さんの分と送別会の幹事5人(多!)のTシャツをつくりました。

 

oouchi01

 

黄色なんて、思わず愛は地球を救いそうですね。

親睦の深い社員から集めたメッセージ付きポラロイド写真のアルバム(もちろん表紙は萱島先生の絵)を渡し、大内さんがそれを見入っている合間を見計らって、幹事一同が「大内Tシャツ」に着替えるというサプライズをかましました。みごとに成功。

 

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同じく後輩デザイナーの若ちゃんにも第1部の「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーーッ!!」と叫ぶディオをもじって「おれは会社をやめるぞ!」で描いてもらいました(トレース疑惑濃厚)。もちろんウケました。沸きました。手に持っているのは大内さんのTwitterアイコン。何でこれを持っているのかは若ちゃんしか知りません。無理にでも考えて描いてくれたことが嬉しい。

 

ちなみにこのパロディとTシャツ化の提案はJOJOマニアの妻から出たもので、彼女の会社では、社員が辞めるときに今まで参加したプロジェクトのロゴタイトルが並んだTシャツやグッズを作って盛大に送り出すとか。そういうサプライズの準備をする妻を見て、常々うらやましいと思っていました。

 

主役の大内さんが喜んでくれたことはもちろん、こちらを意図を汲んで仕上げてくれた社内外の絵師さん、短期間で準備に奔走してくれた幹事スタッフのみんなが純粋にこの送別会をイベントとして楽しみながら動いてくれたことが、僕は楽しくて仕方ありませんでした。

スライドショーやアルバムの出来も自画自賛しちゃいます。よかった!

ふだんWebという物質感のないメディアでものづくりをしているので、手に触れられるものをつくると美大時代を思い出して楽しくなるんでしょう。同じように楽しんでくれた人たちに囲まれて、幸せな3日間でした(短!)。

 

忘れそうになりましたが主役の大内さん、おつかれさまでした。
これからも「さすが大内さん!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」と言わせ続けてください。

少女時代に会いました。

「少女時代」

少女時代(소녀시대、SNSD、Girls’ Generation、しょうじょじだい)は、韓国の女性歌手グループ。歌手活動の他、映画俳優、タレント等様々な分野で活躍する多彩多能な10代のメンバー9人で構成、韓国はもちろんアジアをも席巻するという抱負を持って誕生したグループである。(Wikipediaより)

のメンバーとおしゃべりしました!赤坂で。

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From LA

美術予備校〜大学の先輩、tomoさんが
留学先のロサンゼルスから一時帰国し、
我が家を訪ねてくれました。

一緒にやった、大学のグループ展で作った宇宙服コスプレでパチリ。
tomoさんがアメリカに渡って2年半ぶりの再会でした。

 

あっちの大学は「3回休んだらOUT」のシビアさで、
課題も毎回リサーチ&プレゼンという世界だそうで。
ある意味、日本の社会人よりプロ意識が染みつきそう。
制作や英会話、日常について、いろいろ聞きつつ‥‥

 

学校をGoogleマップで見せてもらいました。

街並みは『MADMEN』や『24』で見る風景。
地図ではつながっているけれど、まるで別世界。
土地とか国とかの違いではなく、触れているものの違い。

17歳の僕に「デザイン」の洗礼を与えてくれた人は、
翌朝、日本民芸館に茶器を買いに行くとのことで、
駅で別れました。また来てください。僕も行きます。

#prfmoff 1219 忘年会

 

Twitterを通して知り合った、
Perfumeファンのみなさん約30人と
渋谷で忘年会をしました。

写真はその時の名札です。初めて会う人たちとはTwitterのアイコンで誰が誰かを把握し合うので、幹事さんに用意していただいた名札が「顔」になります。

 

思えば、幹事のみなさんと最初にリアルでお会いしたのはツアー千秋楽で、その直線にはお好み焼き騒動なんて事件もありました。
今回は30人。

ほとんど初めてお会いする方々ばかりでしたが、
Perfumeファンは年齢層も職業もバラバラ。

おまけに興味関心も幅広い人たちが多く、途中、何の集まりだったっけ?と思うことも多かったです。

だって、
大阪からやってきたデザインを勉強中の専門学校生さんとは
ポートフォリオの進捗具合について話をし、
出版社の女性とは結婚観と海外ドラマについて熱く語り合い、
写真やカメラを生業(なりわい)とされている方々とはカメラ談義に花が咲き‥‥。

あ、離婚経験者3名から人生訓もいただきました。

 

もちろん、出たばかりのライヴ写真集についての感想で盛り上がることもありましたが、僕の周りではむしろ一部。

「2ちゃんねるにもmixiにもあり得ないオフ会模様だよ!」と
ある人が言っていましたが、そうかもなぁ。
その理由は主に3つあると思います。

 

▼1つめ
TwitterはID単位のコミュニケーションだから。

2ちゃんねるやmixiのコミュニティで仮にPerfume以外の話題、例えば好きな映画の話をしたところで「他でやってください」がオチですが、壁も縛りもないTwitterでは何でもつぶやける。話題がずれても構わない緩さがあります。だから、リアルでもID単位(=人単位)の会話に自ずとなり、Perfumeの話ばっかりにはならなくてもよい気楽さがあります(もちろんディープになることの方が多いですが)。

 

▼2つめ
Perfumeファンは女性が多い。

これも大きな要因かと。
男だらけで妄想特急になることが良い意味でセーブされるので、各駅停車、途中下車アリの会話を乗り継ぐことができます。
女性の語るPerfumeも面白いし。

 

▼最後、3つめ
幹事さんたちがすばらしい。

今回、初めて通しで参加させてもらいましたが、セッティングからサプライズの誕生日ケーキの用意まで、本当に気持ちよくあの場のみんなが楽しめる雰囲気をつくってくださった。

そもそも、良い意味でまとまりのないTwitterで参加者を募って、一気に集まった人たちにアナウンスして、さらに参加者がネットでライブ中継できるように電波の入り状況を事前に下見しておくなんて、どこまで気を利かせるつもりなのかと。
(当日はネット中継されてました)

 

きっかけはPerfumeでありTwitterなのですが、
結局、面白い人たちが面白いことを企画する。
そこに面白い人たちが乗っかって盛り上がる。

お好み焼き事件と同様、一連のパワーに圧倒されました。
Twitterの140文字じゃぜんぜん足りない。もっともっと、お話ししていたい人たちでした。

ありがとうございました。

赤く燃える太陽


友達2人を呼んで、うちで鍋パしました。
イタリアントマト鍋。赤く煮えたぎる鍋。

チーズ入れたらかなり美味かったのですが、
写真にすると見た目が美しくなかったので
自粛してみました。

友達のひとりは、買ったばかりのiPhoneに夢中すぎ。
もうひとりの友達は今日も舌好調。

ハゲという現象について、熱く語り合いました。
なぜその話になったかは謎。女性陣の目は厳しすぎる。

 

そして合い言葉は「Next LOVE」。
とりとめのない会話に笑わせてもらったよ。

Perfume Second Tour 千秋楽

Perfume Second Tour 2009 直角二等辺三角形TOUR

横浜アリーナでの千秋楽でした。

12万個のLEDを駆使した映像エフェクトが観客を煽るなか登場した3人は、最新アルバム「⊿(トライアングル)」の中から、「Night Flight」や「love the world」などを次々と披露。観客を熱狂させた。11tトラック14台を要した近未来的なステージセット上をレーザービームが飛び交う中、その後も途中 MCを挟みながら、大ヒットシングル「ポリリズム」や人気曲「チョコレイト・ディスコ」など全22曲を得意のダンスと共に披露した。

(livedoorニュースより)

 

8月からはじまったツアー、僕が参戦したのは
8.16愛媛公演9.26名古屋公演、10.14横浜、
そして10.30横浜アリーナ、千秋楽。

よもや、同じアーティストのライヴに4回行くなんて、思ってもみませんでしたが、チケットを買ったのは紛れもなく自分。
途中からはじめたTwitterでの多くの同胞(!)との出会いが行動に拍車をかけ、名古屋以降は「追っかけの醍醐味」を知ってしまいました。危険危険。

それはそうと、千秋楽!

・Twitterで知り合ったどぶさんに双眼鏡を貸すことに。
・開演前、現地には数千人の観客と全国から集まったコスさん。
・折しも31日はハロウィン、かぼちゃ姿のお客さんもチラホラ。
・双眼鏡を貸したどぶさんの元に徐々に集まるTwitterユーザーの面々。
・顔と名前では誰が誰だか分からないので、Twitterアイコンを見せ合い。
・そこへ謀ったかのようにタクシーを横付けして降り立つpenguinに興奮!

 

12,000人の大歓声とともに、ツアーFINAL 開演!

 

・僕の席はアリーナA1列8番。跳びました。
・キヤノンの手ぶれ補正機能付き双眼鏡であ~ちゃんの視線貫通!
 射貫かれました(お前の双眼鏡がデカイからだとの指摘アリ)。
・ライヴはどこを切り取っても最高潮!‥‥どう書いたところで
 「あの感動が 蘇るの」と言わしめる自信がありません。。。
・あえて言えば、何度も観てきたツアーなのに、この日の一体感は
 Perfume以外も含め、今までのどのライヴでも体験したことのない
 シンクロ率。振りもアンコールの手拍子も、一糸乱れぬお客さん。
・音もレーザーも舞台も完璧な計算。かしゆかのジョジョ立ちも完璧。
・ラスト、12,000人の観客と記念撮影!カメラマンはもちろん関さん!
・最高の笑顔と涙。最後まで突き動かすのは一体感。
・3時間のライヴ、11都市19公演で10万人を動員したツアーが終了。

 

つらつら書きましたが、
僕のつたない感想よりもこちらのレポートの方が的確です。

何ゆえにすばらしくなっているのかというと、明らかに「客をなめてないから」であることが観ているとわかるところが、またさらにすばらしいと思う。すごくあったかい、すごく熱い、Perfumeの音楽とPerfumeを心から愛しているファンがこんなに集まっているのに、その愛情に寄りかかったり甘えたりしていないのだ。その愛情に応えるためには、その期待のさらに上をいかなければならない、という決意と覚悟と実行力に満ちているのだ。

Perfume @横浜アリーナ|RO69

 

そう、たった3人で世界と対峙する姿が美しい。
また観られる日を楽しみに、日々をがんばります。

10.28 thispenguin平成お好み焼き騒動

Twitterにはまりすぎ、と警告を受けました。
Perfume、ライヴ毎週行ってるんじゃないの?
と言われました。いろんな人に。

自分でも自覚はあります。確かに、異常かもしれません。

でも、今日、そのふたつによって奇跡が起きました。

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