今週のPerfume

NHK『SAVE THE FUTURE』
渋谷エコライブ…
外野からだけど観に行きました。

まままさかの2週連続生Perfume!!
&紀香。

 

渋谷の青空に響くポリリズムに
夢中になっていると、携帯がブルッ。
京都の弟から。

 

「兄ちゃん秋葉原が通り魔でヤバいけど大丈夫!?

 ‥‥ていうかなんかウルサイけど、どこ??
 NHKをつけろ?へ?ここにおるんかい!」

 

受話器ごしにポリリズムを理解した弟は
「あーごめんごめん」と冷め切った反応で退散。
心配してくれたのかなーなんて思いつつも、
引き続き、全3曲を楽しんで帰りました。

 

僕にとっては平和な休日。
弟が拍子抜けするほどの。

その電話を掛けさせる動機となった
秋葉原の通り魔事件については、
たまに行く場所だけにショックとしか言えません。

wonder2 – Perfume First Tour「GAME」


Perfume
First Tour「GAME」
Tour Final 2008.6.1 in 横浜BLITZ

 

参戦してきました!

前の晩に自転車で転んで(痛)
足をくじいたり、休日出勤でほとんど
寝ていない最悪なコンディションの中、

思いきり浜の“香り”を堪能。感無量です。

 

ツアーファイナル、ラスト曲での
スタッフと観客によるサプライズに、

泣きながらも精いっぱい歌うあ〜ちゃん。
あ〜ちゃん以上に大粒の涙を流すかしゆか。
凛とした姿勢で涙をこらえるも必死の、のっち。

 

初ツアーのファイナルという
現場に居合わせた奇跡に感謝。

DVD出たらマストバイ。

 

昔(亀戸?)からのファンの勢いと
統制のとれたかけ声に負ぶさるように、
もみくちゃになりながらも飛びました。

しばらくは、脳裏に焼き付いた3人のダンスを
リピートしながら筋肉痛をほぐすことにします。

Mayをまとめる

気がつけば5月も末。
今月は怒濤の1ヶ月だった。。

帰りはいつも深夜4時5時、土日はどっちか潰れ、今日も
社内にいつの間にかできたダンボールハウスの中で仮眠。
身体にいいわけはないけど、自宅から近くなったので
精神衛生上はわるくない。

そんなこんなで写真は月初に2回しか
更新できなかったけれど、撮ってはいるので
まとめてUPしたい。時間をつくらなきゃ。

 

最近観た映画(DVD)
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』…妹イイ!
自虐の詩』…原作に忠実でイイ。ラストちょい長い?
『グレムリン2』…グレムリン多すぎ。ギズモの活躍少なめ?
『レイダース』…あえて失われたアーク。インディ若い!

最近読んだ本
ラウンダバウト』(渡辺ペコ)…なんか懐かしい。
明日の広告』(佐藤尚之)…再認識とモチベーションアップに。

 

時間がないないって嘆いてたわりに、
意外に摂取してるな。

BOSEのイヤフォンがちぎれかけ。
右耳から音が出なくなった。

モディリアーニ展

国立新美術館で『モディリアーニ展』を観る。

「世界中から集められた油彩・素描約150点の出品により、国内では過去最大規模の展覧会となります。知られざる原点から代表作までモディリアーニの全容を一望するまたとない機会となるでしょう」

(展覧会公式サイトより)

美術の教科書で見た“アーモンド型の目の女性”という
大ざっぱな印象でしか知らなかった100年前の絵画は、
作者の興味と作風の変遷を順番に追うことで自然とその
世界へ没入できるように展示されていて、とても見やすかった。

やっぱり“アーモンド型の目の女性”は見終わっても
“アーモンド型”でしかないんだけど、瞳のブルーに
引き込まれている自分に気づく。

素描がおもしろかった。
1919年からの多作も目を引く。

侮りがたし、モディリアーニ(失礼)。

岡崎乾二郎

造形作家・岡崎乾二郎のポートフォリオサイト。

 

作品の質や色合い、ジャンルの幅広さにも目を奪われるが、
サイトの文字の扱いにも感心する(仕事柄そっちに興味が)。

極端に小さい字を使って小ぎれいにまとめるサイトが
アーティストのポートフォリオサイトではたびたび見られる。
それ、印刷でなら読めてもWebでは可読性を保てないことが多い。

印刷時代のクセか、見た目のスタイリッシュさだけで
デザインしちゃった証拠だと思うんだけど、このサイトでは
逆に圧倒的に小さくすることで人々の目を引きつける。

なんて書いてるんだ?と思ってマウスを重ねると
サッと大きくなる。あ、なるほどね。と。

ふつうに配置していたら読まなかったかもしれない。
デザイン性も保ちつつ、読ませるアテンションにも
なっているところが、僕の感心した理由です。

美術館で、作品と対峙したあとにキャプションに
目をやる行為となんか似てます。

 

とかとか語ってみたけれど、やっぱり作品が幅広くて
高質だからこそサイトの気配りにも目がいくんですね。

http://kenjirookazaki.com/

Perfume→Perfume

【ニコニコ動画】道夏大陸 Perfume篇

下積みから口コミで火が付き→ネットを介して盛り上がり→
TVに引っ張りだこ…それだけでじゅうぶんドラマチック。

そのドラマをまとめる動画まで作成(編集)、アップされる。

8年間よく諦めなかった、という奇跡を検証しながら好きになる。
その行為をネットのみんなで共有し、楽しむ。

 

「Attention」(注意が喚起され)→「Interest」(興味が生まれ)→
「Search」(検索)→「Action」(購買)→「Share」(情報を共有)

というAISAS理論にハマると言えそうだけど、後付けでしかない。
途中から気づいて補強されることはあても、最初から計算は不可能。
「ヒットの法則」なんて’90年代の死語だと思う。

口コミにはドラマ性がてきめん、というのはあるにせよ。
このドラマはダテじゃない。なにせ年月がかかってるんで。

6/1 横浜BLITZのチケット確保しました。

『批評』

『広告批評』天野祐吉さんのことば。
ラジオの内容を起こしてみました。

 

世の中の言葉でね、本質的なるものと違う風に解釈されて毛嫌いされている言葉のひとつに“批評”ってのがあると思いますね。

僕の考える批評っていうのは、対象を捕まえてあーだこーだとけなすことじゃなくてね、基本的には対象をほめることだと思ってるんです。ほめない批評っていうのはあまり認めない。
ただそのほめ方がどれだけ本質につながっているかどうかが問題ですよね。

で、書いた人(批評される対象者)も気がついていないところでほめなきゃいけないというのが難しい。書いた人が得々としているところでほめたんじゃバカみたいなんですよね。向こうの手に乗るだけのことで。
書いた人も“え?俺そんなことまで考えてなかったなぁ、そうか俺エライんだなぁ”っていう風に思ってもらうところまで書かなきゃ批評にならないって思うんですね。

暗に“ここまで考えなきゃダメなんじゃないの?”ということを上品に伝えられると、言われた人は次からそのことを分かってつくる、今まで無意識にやっていたことが今度は意識的につくるようになるから、もっといいものが出てくるかもしれない‥‥という期待を込めて書くんです。

ただ、あんまり理詰めで言っちゃうとかえってその人が楽になってしまう。無意識だからこそいいという部分もあってね。
その辺の微妙さが非常に難しいところだと考えてますね。

 

対象を育てるだなんてそんなエラそうなことは思ってはいないけど、なんかその人の役に立ちたいという思いですよね。
だから、嫌いな人のことを批評はできないんですよ。まず好きであることが僕の場合の批評の出発点。

“好きなのにあなたはどうしてこうなのよ、もっとよくなるのに!”と。って、女言葉で考えてるわけじゃないですが(笑)

 

media CLUBKING 茂木健一郎氏との対談より)

再会の赤坂

浪人時代の“戦友”2人のグループ展を観に、赤坂見附へ。

閉館30分前に会場に足を運ぶと、出展中の友人コニ氏と、
同じく出展している予備校の恩師・サダさんに会う。

小西くんとはたぶん半年以上会ってなかったし
先生とはそれ以上、数年ぶりにしゃべった気が。

 

再会のうれしさと完成度の高さに惚れて、
会場で売られていた先生のポストカードを7枚購入。
びっくりするほど高質な紙で、送る用と自分用も。

「こっちもよかったら来て来てー」と、別の場所で
やっている展示のDMも2ヶ所ぶん(!)いただく。

この怒濤ともいえる活動ラッシュをさらりと宣伝されて、
アーティストのまっとうな姿を目の当たりにした気がした。
作品プラス、単発でおわらない「流れ」をつくりだしている。

気持ちのいい40分(10分オーバー)だった。

 

夜、六本木の森美術館で2度目の
『アートは心のためにある:UBSアートコレクションより』を鑑賞。
最終日とのことで彼女を連れて行った。

1ヶ月も経つと、どんな作品があったのか
4ぶんの1は忘れているし4ぶんの1は前回も
見落としていたことに気づく。

ビデオアートや絵画にも興味深い作品を見つけ、
2度目の方がじっくりと愉しむことができた。
前回は写真に気を取られすぎたかな。

 

ヒルズで大学の同級生と待ち合わせ、中華を食べて帰った。
麻婆豆腐に水餃子。ここ数日は食と人に恵まれすぎている。

アーティスト・ファイル 2008

国立新美術館で『アーティスト・ファイル 2008—現代の作家たち』を鑑賞。

なんの予備知識も持たずにふらっと入ったら、
だだっ広い空間に8人のアーティストの作品が
それぞれの密度や余白をもって展示されていた。

そのスペースの使われ方が贅沢。

なんて気持ちいいんだろう。
暗闇に浮かぶ映像たちも、天井に届きそうな
インスタレーションも、無駄がなく目を喜ばせる。

 

「アーティスト・ファイル」展は、統一的なテーマを設けていません。
それによって、様々な領域から、力のある作家たちを集めたグループ展が可能となりました。また、変化に富んだ展示をごらんいただくことができます。

8人の作家に、それぞれ独立した空間を提供し、展示を構成しました。一人一人の作家をじっくりと、個展を見るように鑑賞することができます。

(公式サイトより抜粋)

うんうん、その意図、よくわかるよ。
8冊に分かれた図録もユニークで、購入。

六本木に行かれる方はぜひ。

アートは○○のためにある。デザインは

六本木ヒルズ、MORI ART MUSEUMにて
『アートは心のためにある:UBSアートコレクションより』を観る。
スイスに拠点を置く金融機関UBSの現代美術コレクションだとか。

  ウォーホル、リキテンスタイン、バスキア、
  リヒター、グルスキー、荒木経惟、森村泰昌、
  杉本博司、宮本隆司、畠山直哉…(概要より引用)

というわけで、美術の教科書以上に豪華な面々の作品群と対峙する。

バスキアなんてあったっけ?くらい飛ばし見だったかもしれないが、
ウォルター・ニーダーマーヤー(マイヤーじゃないんだ!)とか
グルスキーは写真集でたまに見返していたので「再会」した気分。

全般的に、絵画や彫刻よりも写真が面白かった。

 

夜、幡ヶ谷に行く。
高校時代からの先輩・ちくりんと晩ご飯。

あれやこれやとデザイン・アイデアの話をする。
公募に出すとか、ラフ画の空間の抜けがどうとか。

近所に、深夜まで長居できるカフェがあることを
教えてもらう。閉店まで話し込んで、解散。

ピラミッド大作戦

友だちの結婚式の翌朝。

神戸から大阪へ行き、駅の改札で弟と待ち合わせ。革靴とワイシャツを返す。

その足で新大阪から東京駅、そして幕張へ。

お目当てはDAFT PUNKの日本公演。
開演時間ギリギリに会場で連れと合流できた。

 

DAFT PUNK 日本公演
「DAFUNKFEST」
2007.12/9 in 幕張メッセ

 

列に並ぶとき、ドリンク交換をしに行った彼女とはぐれてしまう。しかも相手はケータイを携帯していなかったため、そのまま2階席に入り、ひとりで観る。

ライヴは大満足!
前座のRYUKYUDISKOもブンブンサテライツも酔わせてくれたけど、やっぱり主役とピラミッドに度肝を抜かれた。

 

変幻自在なライトマジック。
彼らはしゃべらないだけに、光と音のシンクロが“饒舌”で美しい。
間違いなく今年No.1のライヴだった。

 

帰り道、思い思いに興奮を語り合うオーディエンス。

「サイコーだよね!
 私もやりたくなっちゃった」

とはしゃぐ女の子がいれば、

「オレ音楽やめるわ、
 だって奴らに敵わねーもん」

と漏らす男の子もいて。マジか!?

 

そんな彼らに混ざって、

「アリーナの最前列で観ちゃった!」

あんなに鼻息の荒い彼女を見たのは初めてかもしれない。
Tシャツとバッタモンのキーホルダーを買って帰宅。記念記念。

目の前で靴を脱いで観たという彼女は

「実際、本物だったのかなぁ?」

と失礼な疑いをかけていた。

井上陽水コンサート2007

に行ってきた。

八王子市民会館。
遠い!ちょっと寒い。

闇夜の国から / 新しいラプソディー
リバーサイド ホテル / Make-up Shadow
アジアの純真 / 少年時代 / 夢の中へ …etc

 

「氷の世界」のハーモニカ、
「いっそ セレナーデ」の口笛、
個人的に懐かしい「嘘つきダイヤモンド」と
「ワインレッドの心」がとくに鳥肌モノでした。

昔の曲(「人生が二度あれば」とか)も、
今の艶のある声で歌われると別の迫力が。
仕事休んで行ってよかった。

飄々としたMCもぜんぶ、井上陽水で、安心と満足。

Beyonce World Tour 2007

ビヨンセ ワールドツアー
2007 in 東京ドーム

に行ってきた。
圧巻。

アルバムを聴き込んで
行ったわけじゃなかったから
知らない曲も多かったけれど、
「Survivor」や映画『DREAMGIRLS』を
模した舞台とダンス、レイヤー状に
投影されるPVと生の映像など、
曲も演出もさすが!
凝りに凝ったステージを存分に堪能。
ドームのアリーナ席で(遠い!)。

「Deja Vu」
「Crazy in Love」
「Irreplaceable」
知ってる曲はとくに盛り上がる。

 

客層はやはり女性が多く、
一緒に行った友人bikiと感嘆しきり。

「世の中にはこんなにも美人が多いのか!
 美女が東京ドーム1個ぶんだな」

と言ったか言わなかったかは忘れたが、そう思った。
bikiは女優やモデルも目撃したそうで興奮してたけど、
僕には誰もがかわいく見えてよく分からなかった。

そんなことも含めてビヨンセの偉大さを感じた一夜。
水道橋駅前の餃子で締めくくった。

CORNELIUS TOUR 2007


THE CORNELIUS GROUP
“SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW”

SHIBUYA-AXで観た聴いたチョイ踊った。
気持ちのいい時間。テルミンかっこいい。
客層若し。小山田クローン(?)率高し。

帰りに友達と食べたタイ料理が美味かった。

www.cornelius-sound.com

UTADA UNITED 2006

午後6時〜、宇多田ヒカルのライヴを観る。
代々木第一体育館。

4時半に彼女と原宿駅で待ち合わせ。
休日の原宿は人人人。

ライヴはあっという間の2時間だった。

いきなり
「Passion」から「This is Love」へと
繋ぎ、聴きたかった「Traveling」
「Keep Tryin’」、

そして高校卒業から浪人生活へ突入の
しょっぱい時期を超個人的に思い出させる
「Automatic」、最後に
「光」を歌い上げ‥‥

って、すごい端折って書いてるけど、
実際、ものすごく早く感じた。

シングル曲が多くて聴きやすかったし、
時折マイクを握ったまま天を仰ぐ姿が
かっこいい。
汗で髪が重たくなっていて、色気があった。

背中で流れるLEDスクリーンは
角度が悪くて見えなかった。
それだけが残念といえば残念。

 

新宿で彼女とパスタを食べて、駅で別れた。