ディスタンス

英語版のサイトを立てた。

立てたといっても、基本は今までのと変わりない。

大きく違うのはプロフィールだけで、
それも正しい表記なのか自信はない。
エキサイト翻訳がどこまで賢いのか、まぁ、いい。

 

それと、いちいち言語が違うだけで
管理も二倍になるのは困ったもので、
それを避けるという意味で、過去のコンテンツを復活させた。

「校区外-間隔」。

基本的に更新の必要がない。
さらに、手直しをしてみると、意外と面白い。

左右対称の画像を所々に混ぜ、
それがくっついておかしな画像になる。
コラージュのように。

「間隔」を訳すのに「distance」としたが、
それも正しいかは疑問。

 

間隔という言葉には、他にもintarvalやspace、separationなどがある。
どれも時間的な間隔と空間的間隔を分けた概念の言葉で、
僕のいう間隔はそのどちらの意味でもあるので、ぴったり来る
言葉が見あたらない。

 

「間隔の感覚」というダジャレでもあるので、
もともと合う言葉などないのだが。

大根boy(ToT)

すごい天気だった。
暑くもなく、風は少しで、ただただ明るい。

 

今日は授業もなく、田園調布から川崎まで歩いて、300枚撮影。

電車に乗って渋谷で降りて、夕方の渋谷を撮って帰宅。
2ギガ満タン。

 

商店街の八百屋で、大根を嬉しげに持つ白人少年を発見。

あの少年は、男性の部分を日本語で
男根と呼ぶことを知っていたのだろうか。

ナイスガイ。

 

OC、二日目は学校に行かなかった。

てか、行けなかった。
出かけていたから。

 

夜になって友達から電話があり、
学生相談のところに僕を訪ねた人がいたと教えてくれた。

分かっていることは、

・その人らは複数。三人だった。

・「伊藤拓郎さんはいますか?」と聞いてきた。

・「今日は来てません」と答えたら、名前も告げずに行ってしまった。

・その三人は、女の子だった。

 

・その三人は、女の子だった。

・その三人は、女の子だった。

・その三人は、女の子だった。

 

!?

 

行けばよかった…。

 

後悔しつつ、スチャダラパーを聴いている。
(TOT)はオススメ。

イラクとヒルズ

小西君と同じ場所で同じ風景を撮影した。

手前の残骸がイラクで、遠くに見えるのは六本木ヒルズ。
に見えるね、って言い合った。

そういえば、一眼レフを背負った小西君は、
どこか人質三人の「郡山さん」に似ている。

スイカの塩

明け方、十日ぶりに会った彼女に自分の写真を見せてみた。
そしたらあんまり反応が良くない。

「よく分からないし好みじゃない。
 スイカにまぶす塩。でも肝心のスイカがないって感じ」

反応を見つつ何かやってるわけじゃないけどさ。
よく分からないのは一緒かもなぁ。

写真家のハナシ

著名な写真家、と呼ばれる方の話を何度か聴きに行ったことがある。

上京して最初の年に行ったトークショウは、佐内正史写真展だった。
佐内正史と、対談形式でくるりの岸田くんが
ほんとーにとりとめのない話をしていた。
「あのバットの写真は何?」「あぁ、バットだね」「へえ」。

その後、別件で川内倫子と佐内正史という組み合わせも観に行った。
これも今思えば面白くて、川内倫子の胸元がガバーっと開いた服だったので、
なんかエロいなぁと思いつつそこばかり見ていた。話は覚えていない。

荒木経惟のトークも何度か聴きに行ったけど、どれもだいたい一緒だった。
「エロスですよ!がははははは」

細江英公に至っては、最初、
本人がいるとは知らずに作品を見ていて、近くで変なジイサンが

「この写真は戦争へのアイロニーではなくて、
むしろ平和への愛と希望を象徴としたウンタラカンタラ」

と、どっかの生徒諸君に解説していて、それを見た僕と彼女は、

「うわー知ったかぶりオヤジだよ、さむ〜」
「私ああいうおじさんて信じられないわ」

なんて揶揄していた。

しばらくして、さっきのじいさんが
沢山の学生にサインをねだられているのを見て、僕らは絶句。

「本人かよ!」

急いで目録を買って、ふたりで列に並んだ。

「あ、タクロウさんへ、でお願いします…」。

思えば、写真家から写真の話を聞いても、
大抵はどうでもいいことだったりする。

スイーツ

宇多田ヒカルの、「光」という曲。

先読みのし過ぎなんて
意味のないことはやめて
今日はおいしいものを食べようよ
未来はずっと先だよ
僕にも分からない

という一節。
すごくいいと思う。

おいしいものを食べる相手がいて、話しながら夜を過ごせたらそれでいい感じ。
そういう時間があるからこそ「分からない未来」を迎え、楽しめるんだ。
と言いきる強さ。

一見当たり前のことをこんなにも端的に表す人は、なかなかいないと思う。

そういえば、家にデザートがあるのは幸せの証だ、と誰かが言っていた。
主食は誰でも外せない。が、食後のデザートをたのしむ家庭には、幸せが確かに在るという。

間違っても、眼前のキシリトールガム(しかもボトル)のことではないんだろうな。

 

 

昨日は久しぶりに写真を撮りに出た。

午後から雨という予報が嘘のようで、
今しかないと思って(要は何も考えないで)国立方面へ歩いた。
立川市羽衣町。この辺りは昔、中判カメラで撮り歩いたことがある。
変わり映えしない街。

当時、若手写真家人気ナンバーワンの佐内正史が出した写真集に
この場所が写ってて、かなり凹んだ。
うちの近所のモノレール駅まで載っていて、
「俺らのフィールドにまで来るなよ〜」と嘆いたものだ。
いま考えたら、そのふてぶてしさがおかしい。何だフィールドって。
羽衣町を撮ったのも一度しかないくせに。

夕方から友人のライヴがあったが、別の友達と会うことになり
一旦帰ってカメラを置き、柴崎町のドトールへ。
ドトールは相変わらず空気が悪い。カフェラテは旨かった。
でも空調も何とかしてほしい。望むべくもないが。

昨日の写真はまだ見ていない。