ブルーレイで『ブレードランナー ファイナル・カット』を、
DVDで『ザ・マジックアワー』『ダーティハリー』を鑑賞。
『ブレードランナー』の映像美は圧巻。
2019年の近未来が、超高解像度で広がる。
1982年の作品であることを忘れるほどクリアで、
吸い込まれそうなくらいの漆黒にゾクゾクした。
『ダーティハリー』(71年)は小学生の頃に日曜洋画劇場で
何度も観たと思っていたが、シリーズ第1作は初めてだった。
『硫黄島からの手紙』『チェンジリング』などを監督した、
名監督であり名優、クリント・イーストウッド。彼が演じる
ダーティハリーことキャラハン刑事が、とにかくクール!!
オープニング、スタジアムのシーン、高架橋の上から
バスジャックした犯人を見下ろすシーン‥‥どれも最高。
刑事が、殺人鬼よりも冷酷に見えてくるのが面白い。
抑制の効いた音楽も、淡々と仕事をこなしながら内には
燃えたぎる怒りを秘めたキャラハンによくマッチしてる。
[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=ujfFSW9074c&hl=ja&fs=1&rel=0]
とくにオープニングは松江泰治の
写真集『cell』にも似たイメージで、
スタイリッシュという言葉がぴったり。
↓
やっぱり、大画面のテレビがほしいなぁ。
21インチはいろんな意味でギリギリだわ。