[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=vFok1fAAtNo&hl=ja&fs=1]
メディアレイピスト・宇川直宏氏
元2ちゃんねる管理人・ひろゆき氏
放送作家・倉本美津留氏
という濃すぎるメンツで行われた
放談会『メディアはいま!!!!!!』に参加した。
ネット以前のアヴァンギャルドな実験番組を元に現在のテレビとネットについて考えてみよう‥‥という趣旨で、「VHS録画チャンネル4.5(86年〜)」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(86年〜)」「EX(エックス)テレビ(90年〜)」などの映像をYouTubeで(!)見ながらお三方がしゃべくり倒す2時間。
EXテレビが放送されていた当時、僕は小学3年生くらいだったのか。
オープニングをおぼろげに覚えているのは、親が見ていたのだろう。
改めてYouTubeやWikipediaで見てみると、倉本氏の言うとおり「今のバラエティ番組の企画のオリジナルが全て」詰まっている。「家宝鑑定ショー」は「開運!なんでも鑑定団」になり、「EX裁判」はダウンタウンの「ガキ使」で同様のコーナーがあり。他にも、今では放送できないコーナーも‥‥
低俗の限界
前半はスタジオに数名のヌードモデルが立っていたり、横たわる中でトークを繰り広げ、後半は上岡と紳助の2人がソファーに腰掛けて真面目なトークを展開する企画であったが、問題は2人の頭を挟むように全裸の女性(AV女優)が座っている点であった。ちょうど2人の頭が女性の股間を隠すような位置に来るように設定されており、不用意に頭を動かすと女性の局部が露出してしまうことから、2人が頭を動かさないようにしながら様々な行動を取る様子が奇妙な笑いを生んだ。
視聴率調査機のある2600世帯だけにおくる限定番組
視聴率の信憑性を調べる企画。視聴率調査機のある視聴者に「今から1分間NHK教育にチャンネルを合わせてください」と呼びかけた。当時のNHK教育は24時で放送を終了しており、チャンネルを合わせても砂嵐のみであったが、この呼びかけに応じた視聴者はNHK教育にチャンネルを合わせた。その結果、この時間帯はビデオリサーチの視聴率調査で最高2%、ニールセン社で最高5.9%(これは当日のNHK教育テレビで放送された全ての番組よりも高い数字であった)もの視聴率を弾き出し、ビデオリサーチ社からクレームが来る事態にまで発展した。また、この企画は1990年に日本民間放送連盟賞番組部門テレビ娯楽最優秀賞を受賞した。また、EX Osaka最終回では『視聴率ゼロに挑戦』と題して、「視聴率調査機のある方は今日この番組を見ないでください」とも呼びかけた。
(Wikipediaより)
すごすぎ。クレームもすごかっただろうなぁ。
でも、今こそTVはもっと「生」に戻るべきなんだろう。
「HDD録画もYouTubeもある時代で、
TVって生以外にレアなものがないんですよ」
うんうん。
CDが売れなくなった現在、ライヴのできない歌手は生計が立たないという。
お客にライヴ(生)の体験を与えられる者だけが生き残れる時代。
TVも、スポーツの生中継が40%超えの高視聴率をたたき出す。
生ってクレームも増えそうだけど、逆に“健全”な気がする。
ネットもまた、生の有効性を取り入れていくと面白い気がする。
CMも生でやればいいんじゃないかな。TVができた頃のように。