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観ました、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破。
感想は書きません。
書くとネタバレ必至だから。
さすがタイトルが「破」だけのことはあります。
街も人も、物語すらも破壊!破壊!破壊‥‥
はっ、感想を書き出してしまってる‥‥!!!
てな感じで、108分の上映が終わるやいなや
お客さんたちが「まさか××が」「いやでも○○は」
「次はきっと△△がさぁ」「そりゃないわ」と口々に
いま、ここで起きたことと、その先について大いに語り合う。
108分間ずっと呼吸を我慢してたかのように。
「ここのお客さん全員で居酒屋に行ったら
すんごいだろーね」とコマ劇前の彼女。
映画観賞用のメガネを取ろうとするので、
「掛けておきなよ」と提案すると、
「何?あなた新鮮みを求めてるの!?」
いやいや、そんな話はどうでもいい。
ヱヴァですよ。破ですよ。
友達は4回観に行ったそうです。
そりゃさすがに行き過ぎな気がする。
僕がとくに感心したのは、
映画本編が終わった後でした。
劇場で買ったパンフレット。
「WARNING!」と書かれたシールで
丁寧に封印されていて、ネタバレ注意で
すぐには開けないようになっていました。
で、家に帰ってカッターでシールを切り、
中を開けると‥‥
映画と同じくらい濃密な制作秘話が
1万字は軽くこえるボリュームで展開されており、
これが映画の追体験に非常に効果があるんです。
おもしろいです。
なるほどなぁ、こりゃもう1回観に行きたくなるかも。
単なる映画のムード回想じゃなく物語の成り立ちと
今後を読み解くアイテムとして機能しているパンフ。
その機能を最大限に発揮するためのシールだったのか。
はやく続きが観たい!!!