彼女に僕の日記を「闘病日記みたい」と言われた。
確かに、タイトルとか内容がそれっぽいかもしれない。
困った。そんなつもりはないのだが。
日記は小1の時から付けていた。
中学に入って、めぞん一刻という漫画の感想を日記に書いたら、
先生の食い付きがよくて、嬉しかったのを今でもよく憶えている。
「今日は5巻を買いました、五代君が骨を折りました」
みたいな。
高校に入ってからは、日記が手紙に変わった。
だから手元には残っていない。
手紙を回すのは、高校ならではだった。
浪人時代は手紙から写真になった。
とりとめもなく撮り続けた。吐いて捨てる程撮った。
実際、捨てたりもした。もったいない。
そして今、写真がデジタルになろうとしている。
もはや廃棄ではなく、消去である。
せめて、webに流そう。
辛いことは皆、webに流そう。
みたいな。