何でもすぐにカテゴリーで話したがる人。
写真をやっていると、当然写真家の話になったり、
今の写真界の現状とか、将来の展望をナントカカントカ。
そのこと自体は構わないんだけど、
あいつはナントカ系だからこうだとか、決めつけてかかる人。
そういう人の話は、先が無い。
だからつまらない。
幅がない。
だからつまんない。
自分の話だけをする人も疲れるけど、
他人のことをカテゴリーの中だけで話す人も、なかなかつまんなくてだるい。
写真はもっと自由なはずで、
○○派という表現だけでは語れないんじゃないかな。
そういう考えも甘いのか、多くの人は平気でカテゴリーで話したがる。
そういう風潮には勝てない。
世間の目は確実にカテゴリー(フォルダ)ごとに分けて見ている。
フォルダに入れるか、ゴミ箱に捨てるか。
整理が徹底しているんだなと思い、少し驚いた。
自分はどこに振り分けられてしまうのだろうか。
こわ。
別に他人の意見にびくついてるわけじゃないんだけど。
フォルダ振り分けという作業が瞬時に行われているということが、妙な感じだ。
写真界に生きる人々と話してみて、
人の脳ミソの、あまりに簡略化された処理にがっかりです。
他人の意見に惑わされたらおしまいだな、というのが素直な感想だ。