ジョン・エヴァレット・ミレイ展を観た。
19世紀の英国を代表する画家、
ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-96年)の
10代から晩年までの広い範囲の作品により、
画業の全容を紹介する本格的な回顧展。
(Bunkamuraのサイトより)
代表作「オフィーリア」しか
知らずに行ってみたら、ほかにも
ゾクゾクッとくる作品がいくつもあって。
妻や娘たちをモデルに描く
女性のまなざし、背景の色彩、細密描写。
井上雄彦のマンガを見て言うように、
ミレイの絵に「うまいなー!」と思ってしまう。
笑みをたたえるようで、徹底して無表情。いい。
そしてオフィーリア。
まさか日本で観られるとは。
しばし、立ちつくす。