真夜中の2丁目会議

大学に入学した代の同級生3人と会う。

はくちゃん、のりさん、彼女。と僕。

先日会った”1代下の同級生”とは別の懐かしさ。
全員同い年というのもあるし、4人とも制作系の
職場で働いているから、話題に共通点が多い。

とくに、僕以外の3人の女性は
CM制作やアイドル産業にいるため、
仕事上の登場人物に華がありすぎる。
(同級生がどセクシーのCMをつくっていたとは!)

そのぶん、深夜も休日も働いている3人だったりするけど。
でもなんか楽しそう。
 
 
AM2時、2軒目のお店は新宿2丁目。
タンクトップの男どもの間をすり抜け、
はくちゃんが常連のカフェバーへ。

そこで朝まで「同級生80人の記憶発掘大会」。

大学の同級生なんて全員と接点があるわけがなく、
うんうん唸りながらも60人くらいは思い出せた。

武蔵野の美大を出て、彼らは何をしているだろう。
結婚して子どもがいる人、故郷に帰った人、起業した人、
写真家になった人、大学職員として残った人、世捨て人。

僕は何になった人なんだろう。

3年生で入院してそのままフェードアウト(休学)した
僕は、何になった人として彼らの記憶に残っているのか、
いないのか。ちょっと気になった。ゲイの街で。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職