ケッコン

もし、私達が結婚する前に子供が出来ちゃったら、
生まれてくる子には『成行』と名付けようよ、と彼女に言われたことがあります。

なりゆき…。ブラックなことを言う人だ。

 

で、結婚します僕ら。じゃなくて、僕の高校の先輩が。

おめでたいけど、もうそんな年代なんだという事実にびっくりです。
高校時代を思い出しても、先輩は美術部でもの静かにデッサンに没頭する
「大人の女」なイメージが未だにあります。「美術部の母」的な。

本当に大人になってしまわれるんだなあ。お母さんになっちゃうんだなぁ…。

おめでたいけど、もうそんな年代なんだという事実にびっくりです。
さっきも書いたけど。

うちらの代の西条高校美術部も、
同窓会とかやったら誰か結婚しているかもしれません。
立川美術学院(浪人時の予備校)ではまだまだ無さそうだけど。
美大の人は晩婚が多そう。

 

なりゆき君を抱くのは、当分なさそうだな。
友達に500円返せない男が結婚なんて。

でも、ミサト先輩には祝電をあげたいです。

 

予知

珍しく朝の8時半に
一番乗りで教室に入りました。

けど、いくら待っても誰も来る気配がない。
おっかしいなーと思って研究室へ。

あの、今日ってもしかして休講ですか?
「うん、そだよ」

がっくし。
頑張って徹夜を乗り切って来たのに…。

このまま帰るのも癪だし、4年生のカノジョに紛れて
なんとなく卒業制作展の場所取り会議に参加しました。

他学科の人と説明を受け、
作品の場所の確保も無事終えて、外のベンチで休憩。

カップのコーヒーからは湯気が立ち上り、
冬季限定のコアラのマーチはほどよい甘さで。
午前中の校庭は木漏れ日と落ち葉がいい感じに揺れていました。

と、ベンチの手すりに不安定に置いたカップへ伸ばした
彼女の手が、勢い余って ばしゃーん。

茶色の液体が僕のスニーカーをビショビショに濡らしました。
広がる湯気。漂う香り。固まる二人。

 

被害者:「もう!うっわー、絶対こんな
     斜めのとこに置いたらこぼすと思ってたよ俺は!」

加害者:「お、すごい、予知!」

 

もう何も返す言葉もなくて、肩から力が抜けました。

あれから

東京に出て、浪人になって、
友達と最初に来た場所も多摩川だった。

あれから何年。
カメラはデジタルになって、見るものは変わったかな。

鍋の季節

なりゆきで鍋を囲むことになりました。

女の子友だち三人を招いて、今年最初の鍋祭り。

手際がいい!僕は食すのみ。美味でした☆

それから、卒業する彼女たちのポートレイトを撮りました。
卒制のパンフで使ってくれるそうです。

心配

心配なことがたくさんある。

お金の心配。単位の心配。展示の心配。
体の心配。視力の心配。ネットセキュリティの心配。

友達の心配。

前述のネカマバイト友人Bが、いよいよ「女」として磨きをかけてきた。

ちゃんと「お仕事」やってるんじゃないか、と安心するなかれ。

 

「自分(女役)の書き込みで興奮して起っちゃうんだよ」

 

・・・心配だ。

天気のこと寒さのこと

異常気象じゃないか。

暖かいな〜と思っていたら翌日は晴天なのに極寒。

上下の気温差、寒暖差が激しすぎて
笑っちゃうほどブルブル震えた。

でもブルブル震えながら笑ったら恐そうなので我慢した。

冬の大気は澄んでて好きだし、ローソンの
にくまんを補充する女の子は愛想無くて好きですが、
自動ドアから外に出て、途端に凍える自分の肉体が嫌いです。

変温動物なんです、僕。

男のくせに毎年霜焼けが出来ます。
去年はあかぎれも出来ました。彼女にバカにされました。

「あんたいつの時代の子よ!」。

 

冬に平気な顔して31アイスクリームを食べる
女の子は好きですが、僕はココアが手放せません。

King

六畳間の王様。

 

友達のBが、渋谷でネカマのバイトを始めた。

ネカマ:ネットオカマの略。
ネット上で女性を装い、男性に接触する男の事。

ネカマのバイトとは、出会い系サイトが経営する立派な仕事で、
PCに届いたメールに優しい言葉で女のふりして返すというもの。

例えば

「さびしいよぉ。○○くん、今何してる?」

なんていうメールを書いて、相手の男をその気にさせるのが主な業務。

メル友、なんていうとすごく響きがいいが、
その正体は大抵、ネカマバイト君。
男ってバカだなぁ。でも、分かんないから騙されるんだろう。
早速Bも、研修で「女言葉でチャット」を開始したんだとか言っていた。

予備校の後輩のYは国分寺でネカマバイトをしているらしいが、
職業病で、普段も女言葉になってしまうのだとか。
自分の中で理想の女を演じてきたらしいけど、最近は
その女がだんだんと我が侭になってきていて、自分でも
やっていて展開がハラハラするのだとか。

・・・でも、やってるのは自分じゃん。

「違うんですよ!もう彼女は俺の制御が効かないんですよっ」

Bが心配である。

師走

師走です。早かったなぁ今年は。

いろんな事がありすぎました、って、もう振り返っています。

春はやっと一人で歩けるぐらいに回復したばかりだったから、
ぎこちなかったけど。

夏の思い出作りが半端じゃなかったな。
北海道には行くし従兄弟は上京するし、岡山も行くし。
あと、「僕等.web」もありました。未消化なのでまたやりたいな。

秋は進級展。初インスタレーション。「MEBAE」撮影。ディズニーランド。

そして冬はやってきました未完ズ。

でも、やっぱ六月一日の「校区外」オープンが
今年最大の収穫かもしれません。
また2004年にはサーバ強化してゼロからやろうと思います。

 

webとコピーライティングの勉強したいな。
個人webサイトもある意味、広告だと思います。
で、何をするにも文章力って大事だと思います。
描写力というか。デッサン力。

写真はデジカメ持ってりゃ写るし。写すし。消すし。

テーマは「師走より速く」。

懸賞

出版社のアスキーから、覚えのない小包が来ました。

なんじゃろ?

「アンケートにお答え頂きましてありがとうございました。
 また、プレゼントの発送が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。」

・・・?

紙切れの下に、USB2.0カードリーダーが入っていました。

あ、当選?ラッキー。
しかも、Macピープルっていう雑誌の懸賞で、当選者は1名!!!俺!

どんなカードでも読めるスグレモノらしいのですが、
でも、これもう買っちゃってた・・・。

微妙にラッキーな一日でした・・・学校で使おう。

来たね

来たね、冬。

 

駅前のドトールで、彼女と卒業後のことを話した。

「起業」という言葉が新鮮で、妙に盛り上がった。

どうなるんだろ(笑)。

気になる

ドラム缶を巻かれて海底で腐乱していた死体。
それは、鹿児島の男子高校生だった。

自宅には本人からの遺書が郵便で投稿されており、
警察は自殺とみて捜査を進めているという。

自分の体をロープでドラム缶に巻き付け、
自らを海に沈めて死ぬ…。

 

ブッシュ大統領の勧善懲悪二元論の演説も虚しく、
イラクでアメリカ兵がリンチされ、喉をナイフのような
鋭利なもので斬られて殺されたらしい。

自衛隊はそれでも行くのかな。
今までずっと札幌雪祭りの像を作ってきた人たち。