Fireworks 2003

昭和記念公園花火大会に行ってきました。

 

’99年からだから、今年で五年目になります。
上京して五回目の花火でした。

 

去年は、病院を二か月ぶりに退院してから
見る花火で、田舎から来ていた母と見物しました。

今年は元気な体で見れました。
大輪の花。轟く音。

上空に直径300メートルの花が咲く度に、
感慨深いものも有り。

 

東京の梅雨も明けそうです。
ていうか、もう明けたかな。

 

そうそう。花火大会で見た、異様な風景。

観客がみんな、ケータイの写メールで
花火の写真を撮っていたんです。

闇に光るは花火だけにあらず。
ケータイのウィンドウが煌煌と白い明かりを発し、
それが一面に広がっていました。
この写真にも少しだけ写っています。ほら、白〜い明かりが。

 

写メールの光も、それはそれで綺麗だけど、
花火には適うはずもなく。なんだかカルト宗教っぽい。
交信という名の信仰、みたいな。

 

人のこと言えないか。

横浜〜アメリカ


今日は横浜に行ってきました。雨のヨコハマ。

なんだか疲れて、やっぱり我が家。

アメリカのお菓子をつまみながら。
着色料がハンパじゃない。…マズイ。

除湿気分


アートユニット「ぼくら」の茶話会。

立川のキナコカフェで行いました。
なかなかオツな場所で、まったり出来ました。

話は「じゃあ渋谷で」。
以前までの、銀座で展示案はあっけなく
ぽしゃり、今は渋谷のギャラリーを借りようと話し合っています。
ずっと現実味を帯びて参りました。金銭的にも、土地的にも。

渋谷でやるなら昼食も銀座ほど困ることも無いですし、僕は
新宿でバイトしているのでなにかと定期とか使えて便利です。
センター街とは逆側なので落ち着いていますし。

いよいよ話は現場レベルに近付いてきました。
照明、音声、搬入、壁の色合わせ。

それほど気負ってはいないんですが、
適当な中にも勝負師的な眼を光らせつつ。
たらたらと、ぎろぎろと。

今日からバイトだらけで作品制作もウェブ更新も
ままならないのですが、そのお金を糧に、
バイト代で北海道、沖縄(もしくは屋久島)へ行ってきます。
デジカメ片手に。

たらたらと、ぎらぎらと。

テンポの乱れた風、風。

洋鬼

先輩ちくりんと、友人カワハラアカミネナカヤマでご飯を食べた。
エロトークとモノマネ披露に花が咲く。どう見てもおかしな集団。

その後当然のようにカラオケへ。
TMN、安田成美(ナウシカ!)、GAO、サザン、
ミスチル、吉幾三、ばんばん、イルカ、谷村新司。
どれもモノマネ。ミスチルとサザンはヤバいほど似ていた。ちくりん恐るべし。

朝まで歌い通し、いつものモスバーガーへ。
エロトークに花を咲かせ、どう見ても朝からおかしな集団。

その後普通に吉野家へ。
朝から牛丼食べて、解散。午前8時。

昼1時まで仮眠し、レポート書き上げ。これから学校。
多分その足でバイト先へ直行。めんどくさいなあ。

 

今日はヘリコプターがうるさい。

 

 

昨日、テストがあったので友人Kちゃんにノートを借りた。
生物学B。

早速ノートで調べる。
神経細胞の図はこうなっているのか、ほほう。
シナプスはこう伝導するのか、ふふん。

と、いろいろと見ていたら。
普通に生物学の記述が書かれた中に、こんな下りを発見。

「洋鬼→ヤンキー」

・・・・。

Kちゃん?!

 

Kちゃん・・・。

1/2の助走


本気で沖縄旅行を計画しようかと思う。

お金を貯めて、三泊くらいはしたいっす。
アルバイトは申請すれば休めそうだ。

沖縄には友達のお父さんがいる。
正確には彼女の父親、なので、会わせてもらえるのか。
でも会ってみたい。

電話で
「ハイ木村拓哉です」
というお父さんに会ってみたい。

嘉手納基地やら、戦没者慰霊碑、首里城、海。

サザエさんばりに巡りたい。
お楽しみ。



日々


朝のラジオは元気だ。
ジョン・カビラが声高らかに、朝のニュースを読み上げる。
僕は僕で台所に行き、冷蔵庫を物色する。

 

今日は、さくらんぼを洗って食べた。

Bの件

あなたは友人の自殺現場を見たことがありますか。

 

あれは1、2年前のことで、
季節がいつだったかも忘れてしまった。

近頃、友人Bを見かけなくなっていたが、バイトを極端に
多く登録している彼だから、仲間内では、またどっかで
忙しくやってるのだろうと言い合っていた。

そんなある日、ケータイにBの母親から電話がかかってきた。
もう1ヶ月も音沙汰がない。心配なので息子に連絡を寄越すよう
伝えてくれないかとの内容だった。

うちからBのアパートまではそれほど近いわけでもなかったが、
それでも、予備校のクラスでは僕が最も近所ということで、
様子を見に行くことになった。一抹の不安を抱えて。

駅からBのアパートまでは歩いて20分はあった。
着くなり、大家さんが書いた張り紙が目に飛び込む。

「連絡乞う 042-××××-○○○○ 大家△△」

嫌な予感がする、インターホンを鳴らす。

「おーい、開けて〜」

情けない声を発す。

返答なし。誰もいないのか?
足下でノラ猫がこちらを一瞥する。

ドアノブに手をやる。ゆっくり回す。 開いた!

正直、ドアが開くとは思っていなかったので、恐くなって別の友人Pに電話した。
Pにはこちらの事情も雰囲気もよく伝わっていないようで、さっさと入れと促す。
ゴミの山をかき分け、土足で他人の家に踏み入る。異常事態。

 

この時、すでに僕は最悪の結末を予想していた。
考えまい、考えまいと思いつつ、予想を確かめようと奥へ進む。

昼間なのに日当たりの悪い物件は薄暗い。電気のスイッチを探す。

ふろ場を開ける。いない。
トイレを開ける。いない。
台所を抜け、最後の六畳間へ。

「びっきー、、、、」

誰もいない…と、思ったら。
天井からぶら下がる、人の足。

 

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

それは、ただのツナギ(作業着)だった。
驚かせやがって!!!!

他に確認できたものといえば、
いつからそこにあるのか分からない食べかけの餃子と、
敷かれっぱなしの布団、線の抜けた電話機だけだった。
電話線を差し、置き手紙を置いて帰った。汗だくになった頬を拭いながら。

 

後日、Bは「巻き爪」で入院していたということが判明した。
それで誰にも連絡が取れなかったって、そんなの言い訳だ。

 

今でも、天井からぶら下がる足が忘れられない。

案の定、Bはぴんぴんしている。僕は確実に寿命が縮んだ。