またもや部屋の片づけで押入の奥から昔の雑誌を発掘し、つい読んでしまう。
1997年頃の「H」や「STUDIOVOICE」がわんさか出てきた。
当時高校2年生。
記事は「もののけ姫」「庵野秀明」「椎名林檎」「YUKI」。
今読んだ方が面白い。
庵野秀明のインタビューと宮崎駿の記事は切り抜いておこうかと思った。
面倒くさいからやらないけど。
「完成度と面白さは別物で、
完成度だけなら技術さえあれば誰でも上を目指せる。
けど、面白さっていうのはそれとは違うところにあって、
ぼくは後者を優先するということです」
「野望がないとものを作る人間にはなり得ない。
自分の出来うる範囲内でしかやらない人は
そういう仕事に就けばいいけど、物作りを目指す人間がそうでは困る」
割に精神論ぽくなってしまうが、
映像をやる人間の貴重な言葉が多々あった。
部屋は前より散らかってしまったけど。
要は、勢いだと思う。1997年以上の勢いを。