10年来の読者より

『広告批評』公式サイト「お知らせ」より。

とてもショッキングな話だ。

思えば1998年の春、愛媛の片田舎では売っていなくて、
唯一扱っていた松山の紀伊國屋書店まで通って買っていた。
最初に見つけたときは運命的な出会いを感じたもの。

高校で「広告」に興味がある人間なんているはずもなく、
当時勢いのあった「富士フイルム」や「サッポロ黒ラベル」に
独り思いをはせ、キムタクの「JRA」に胸躍り、NIKEにしびれた。

誌面にはPS2やペプシ(ペプシマン!)のCMやグラフィックを
つくった人のインタビューが読み応えたっぷりに載っていて、
そこで彼らスターの存在を知った。箭内道彦もまだスリムな頃。

えーーー、終わっちゃうの?

この雑誌がなかったら僕は広告業界に進もうなんて
思わなかったかもしれない。これほどメッセージを持って
編集されている月刊誌はないと思う。

それなのに、えーーー?

偶然にも、大学のゼミの同期が編集で働いている。
再考していただけませんか?

 

広告批評
http://www.kokokuhihyo.com/


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職