美人を見たら

どなたの言葉だったか忘れてしまったが、

「街で美人を見たら300円トクしたと思え」

という名言(迷言?)がある。

この金言には続きがあって、

「だから、たとえお昼の魚定食900円がマズくて
 失敗したなァという日でも、道で美人を3人
 見つければチャラにできるんだよ」

というもの。

 

気を悪くされる方もいるかもしれないけれど、
これは素晴らしきポジティブシンキング。
シンキングなので誰にも迷惑かけないし。

この言葉に出会って以来、表参道を歩くたびに、
近所のスタジオを横切るたびに、駅前のコンビニに行くたびに、
心のEdy(心のSuicaでも可)が課金される音が胸の中で響く。
(あ、シャリーン♪は払うときに鳴るんだっけ。まぁいいや)

美人とそうでない人との違いとか、そうでない人は「出費」に
なるのか、とか、人のことを300円って失礼じゃないか、とか、
そういうことは考え出すとアレなので一切考えない。

 

心の定額給付金。大事です。

 

それにしても、美人時計はちょっと許せない。
美人の定義を見知らぬ誰かに決められたくない!という反抗心と、
個人情報さらしながら写る女の子の警戒心&羞恥心のなさへの軽蔑。

要は、十把一絡げにしちゃ一銭のありがたみもないよ!


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職