777interactive・福田敏也さんのブログで、
アートディレクター・大貫卓也さんと
永井一史さんの対談が紹介されていた。
「若年貧困層を生み出す現代に、広告のできることってなんだろう?」
がテーマだった先日のクリエイティブ・シンポシオン。
そのひとつの「考え方」が、お二人の対談がおさめられた
雑誌『広告』にあるよー、とのこと。
「1%でもいい明日にしたい、という思い。」
大貫卓也・永井一史大貫「とにかく、今、世の中の空気が良くないなということに対しての自分なりの発想だったり、世の中に対して足りないもの、みんながハッピーになれるものを考えると、大体それが答えになるというのが、今の僕の仕事のやり方。世の中の人に反応してもらうために、そういう思考回路でしかやってないと言ってもいい。」
(『広告』4月号 P118より一部抜粋)
大学1年か2年の夏に、武蔵美の7号館で大貫さんの講義を受けた。
あの当時も語られていた内容と被る部分もあるけど、逆に言えば
当時から一貫した志で自分の成果物と向き合ってるってことか。
世の中の空気をちょっとでも上向きに、という言葉は、
「そうだ 京都行こう。」のCD、佐々木宏さんも同様のことを
話していたなぁ。この2人がシンポシオンにいたら話は早かったかも。
雑誌『広告』は、他のページも今号から
永井編集長になってけっこう読み応えがある感じ。
しかも表紙写真は中川正子さん。
週末にでも一気に読もう。