お盆の間はオリンピック観戦も適当に、
引っ越しの準備にわたわた動いている。
夜の女子バレーはとくに集中して観る。
あとはダンボールに向かう日々で、腰が痛い。
天野祐吉さんのブログに
北京オリンピックのことが書かれていた。
石岡瑛子さんが担当した開会式の衣裳デザインは、
いかにも石岡さんらしい厚みのある出来でした。アメリカ映画「ドラキュラ」の衣裳でアカデミー賞をとったほか、
海外でめざましい仕事をつづけている石岡さんを、
日本のジャーナリズムはもっと評価していい。足跡の花火がCGだったとか、歌をうたった少女は口パクだったとか、そんなあげ足をとっているひまがあったら、石岡さんの仕事をきちっと紹介しろ、評価しろ、とぼくは思いました。
ほんとだなぁ。
開会式で石岡さんの衣裳は
「あ!石岡瑛子だ!!」と分かるだけの
色合いと重厚感をたしかに主張していた。
あの絢爛豪華な中国での開会式に日本のアーティストが
参加し、すばらしい仕事をしていることを、日本人は
メダル以前に誇りに思っていいんじゃないかな。
そしてその事実を日本のメディアは
もっと伝えてもいいんじゃないかな。
天野さんにまったく同感。