[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=vP4BJVmjZq4&hl=ja&fs=1&rel=0]
これはHDモードで、フルスクリーンにして見るのが正解です。
フランス人写真家が撮った東京の空、だそうです。
息をのむ光景が広がります。
HDカムが一般にも扱えるようになった3~4年前、
まさに
「定点で街を撮りっぱなしの写真のような動画」
を作って展示しよう!と計画していたことがありました。
当時は映し出すモニタをレンタルするにもお金がなく、
計画はあえなく頓挫したのですが、今やYouTubeでも
細密なクオリティを配信できることに隔世の感を覚えます。
(※このムービーはキヤノンのEOS 5DMk2で撮られたらしい)
動画を主とした映像学科にいながら写真(静止画)を
勉強していた身として、動画なのか静止画なのかが
あいまいな部分での遊びを追求していきたい、
というのが僕の当時のスタンスでした。
1,000分の1秒を撮るのが写真なら、
動画を1,000倍のスローで流したらどうだろう?
とか、そんなことばかり考えてました。
そのためには、ハイビジョンの高解像度が必須とも
考えていました。そうしないと絵として持たないから。
ただ、動画で額縁(モニタ)に飾ると、それだけで
見る人は「尺」を意識し、「物語」を期待してしまう。
「これ、いつになったら何かが始まるの?」という構えで
見ようとするのです。それは僕の意図とは違うので、
そうじゃないですよ、と言いたいところですが、言えない。
なので、床面に映して、装置として見せるなんてことも
やりました。懐かしいなぁ。って、それだけの話です。
それにしても、かっこいいなぁ。
久々に映像を撮りたくなりました。