[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=R3orQKBxiEg&hl=ja&fs=1]
『ウォッチメン』を鑑賞。
「Who watch the watchmen?」
(誰が見張りを見張るのか?誰がヒーローを監視するのか?)
アメリカVSソ連の冷戦を背景に、
X-MENのようなスーパーヒーロー、
「WATCHMEN」の活躍を描くSFバイオレンス。
と思いきや、単純にそれだけではない。
のっけからヒーローのひとりが殺害されます。
しかも、そのヒーローはニクソン政権に
心酔したメチャクチャな奴で、ケネディを
暗殺したり、ベトナム戦争で現地の人を
殺しまくったり、描写が半端ない。
もちろんストーリーはそこで終わるわけではなく、
正義を貫くためにどこまでやっていいのか?
ある悪を根絶やしにするために、星ごと燃やしてもいいのか?
‥‥誰がヒーローを監視するのか?みたいなことが描かれます
(星ごとというのはものの例えであってネタバレではないです)。
『300』の監督なので、暴力もSEXも超スロー、
歯が折れるシーンも“炎”が発射されるシーンも
容赦なく隠すことなく見せてくれます。
デート映画にはとうていなり得ないので
ヒットはしないでしょうが、『300』や『ダークナイト』を
面白いと思えた男子諸君は、ひとりで映画館に行くべし。
中学生時代にコミックの『X-MEN』を集めていた僕には
かなり衝撃的な作品でした。