実施まであと2週間弱に迫っていたアメリカのテレビ放送の完全デジタル化が、「準備の遅れ」を理由に4か月先送りされることになりました。
アメリカ政府は、地デジ放送を受信できるチューナーの購入補助としてクーポンを支給していますが、申請の数が予想をはるかに超えたために予算が底をつき、今でも300万件近くが待機状態にあります。
さらに、既に支給されたクーポンの半数近くが使用されないまま、期限切れになっていたことがわかるなど、地デジに関する情報が十分に浸透していないことも問題となっています。
オバマ政権は、このままいけばアナログ放送に頼る低所得者層やお年寄りを中心にテレビが突然映らなくなり、混乱が懸念されるとして、クーポンの予算を景気対策法案に盛り込むなど、対策を急いでいます。
(TBSニュースより)
これって他人事じゃないと思う。
日本でも、残り898日で完全デジタル移行ができるとは
にわかには信じがたい。
「100年に一度の不景気」で消費は冷え切ってるし。
生活保護世帯や低所得世帯などには専用チューナーが
無料で支給されるらしいけど、そうでない人々は期限までに
地デジ対応テレビを買っていなければプツンと消えて砂嵐を
眺めることになるわけで、そんな横暴がまかり通ってるって‥‥不思議。
画面の右上に表示される「アナログ」の4文字が悲しい。
日に日に文字サイズが大きくなっていったら買い替えるかも。