長崎で起こった女児殺害事件で持ちきり。
カッターで切り殺された女の子も
加害者の女の子も12歳であること。
そして、二人とも自分のHPを
持っているとかいないとか。
チャット(掲示板?)でムカつくことを書かれ、
殺すつもりで刺したということ。
一連のニュースを聞いて思ったのは、
大人も子どももなく人の情念みたいなものと、
現代っ子のネット浸透率が深いんだということ。
12歳の子供が子供を殺すという事件は
そういえば去年も同じ長崎であったけど、
あれは男の子が自分の性的倒錯を満足させるべく
やった部分があって、そこが男女のちがいかなぁ
と思った。
例えば神戸の少年Aにしても、被害者少年の首を切断するときや
猫を殺すときに言いしれぬ興奮を覚えたというし、偏ったフェチズム、
性的衝動が原動力になるんじゃないか。男の子の場合は。
だけど、今回の事件は女の子同士の言葉のトラブルに
端を発している。口論から殺人へ。
よくあるサスペンスじゃないかと思ってしまう。
殺人の動機として非常に大人びた、「恨み」でやってるのが
逆に落ち着いている。興奮状態で殺害に及んでいる男に対して、
今回のはそうではない。おなじ子どもでも。
殺害そのものを目的に行動・実行している。
これを男女の差というのは大雑把なのかな。
まだよく分からない部分も多い。
けれど、事の引き金がHP上で起きていることにも驚くし、
大人が集う某巨大掲示板でも、こんな事はなかったと思う。
その時ばかりは子供でいられないような殺意が生まれたのかもしれない。
短絡的すぎるけど、あり得ない話と言い切ることも出来ない。
普通なら、けんかで終わるんだけどな。
絶交で終わること。関係を殺せばいいだけなのに。