[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=M4_HRXBnomk&color1=0xb1b1b1&color2=0xcfcfcf&hl=ja_JP&feature=player_embedded&fs=1]
たまに、思い出して見ます。
出会えなかったかもしれません。
たとえ千人、いや、一万人と出会ったとしても、
あなたという一人と
出会うことはできなかったかもしれません。まぁ、数がどうとかではないんだけど。
それを何と呼べばいいんだろう?
あなたと出会えたその時の空気の匂いとか、
その時聞こえた音楽とか、
そういう、いろんなものやことに支えられた、
あなたと出会えたその時だったりするので。そう、それは一冊の本に似てると思う。
私の世界を変えたりできるから。
あなたを知る前には戻れないから。出会えなかったかもしれないから。
千冊、いや、一万冊読んでも、
出会えなかったかもしれないから。まぁ、数がどうとかではないんだけど。
あなたの好きな一冊が、
私の好きな一冊になったりすること。それは、軽々しく言ってしまえば、
それは奇跡です。その瞬間を、私は、軽々しくも
奇跡と呼びたい。
ナツイチ 夏の一冊。 集英社文庫
ぜんぶ、昔いた大学で撮られたムービー。
講義室も、アトリエも、ベンチも、僕らのいた場所。
特に、あのベンチではよく昼寝してました。
武蔵野美術大学さま、
この先も、できるだけ取り壊さないでください。