11月3日、文化の日。
待ちに待った
Perfume LIVE @ TOKYO DOME 『1234567891011』
に行ってきました!
結成10周年の2010年を象徴する東京ドームLIVE、1日限りです。行かないわけにはいきません。ゲットしたチケットはアリーナC24。かなり期待していいんじゃないか?と胸と鼻をふくらませながらはせ参じましたが、ちょうど中央の360°対応ステージから十字にのびる花道と花道の間、時計でいえば5時のところに位置してしまい、どっちの花道にも微妙に距離を感じる微妙な場所でした。
それでも!
3つの花道の先端からそれぞれ現れたあ〜ちゃん、かしゆか、のっちの神々しさは、これまで見たことのないもので。
ウェディングドレスを思わせる衣装での登場に、5万人の観客は一瞬にして花嫁を目の前にする父親状態。かどうかはわかりませんが、僕は泣きそうになりました。きれいだよ、かしゆか‥‥。
そんな、今までになく厳かなムードの「儀式」で幕を開けた東京ドーム公演は、1曲目の「シークレットシークレット」からアンコールまでやっぱりPerfume!クオリティ。たった3人で広大なドームをバックダンサーもつけずに踊り歌う姿に不安を覚える瞬間など一切なく、まさに「最高を求めて」集った観衆に「10年目のPerfumeと11年目に向かうPerfume」を同時に見せてくれました。
そう、LIVEのタイトル「1234567891011」に込められた、10周年から11年目に進む現在進行形のPerfumeがそこにはいました。感激。
突如、懸命に手を振る30歳男子(僕)の隣で、初のワンマンLIVEを体験した会社の後輩クンから「うぐっ、うぐっ」とすすり泣く声が。いつの間にか感動のあまり涙していたようです。なに俺より先に泣いてるんだよ。でもいいよ。泣け!踊れ!じゃがいもー!!(座席の位置によって「にんじん」「たまねぎ」「じゃがいも」とコールする、というルールがあ〜ちゃんによって“開発”され、僕らはじゃがいもチームでした)
そしてあ~ちゃんが涙を流しながら声を詰まらせて「苦労人と呼ばれているけど、今までに無駄なことはひとつもなかったし、どんなときも3人で信じてやってきました。夢のステージにかしゆかとのっちと一緒に立てたことが本当にうれしいです」と話すと、両脇でそれを聞いていた2人ももらい泣き。あ~ちゃんは続けて、これまで支えてくれたスタッフや家族、来場者に向けて「“ありがとう”という言葉では伝えきれないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです」と謝意を述べた。
(ナタリー:興奮の連続!Perfumeが東京ドームで360°対応ダンスショーより)
カラフルなレーザー光も、ドームの中で盛大に上がった花火も、全方位に設置されたモニターも、5万人の歓声も、すべてがこの3人を中心に構成されている事実に、いつもながら圧倒されそうになります。Perfume、大きくなって‥‥。
夢のような時間でしたが、不満がないわけでもありません。
いつもLIVEで実験的な演出を堪能させてくれる「Edge」や、大好きな「マカロニ」がセットリストに含まれなかったことは残念です。あと、ファンの層が厚くなったことで、声援の一体感という意味では代々木第一体育館で味わった「揃った迫力」とは若干違った温度感がちょっと寂しかったのですが、これは座席の位置にもよるところが大きいので何とも言えません。
「幸せだったー!」
この、あ〜ちゃんの叫びがまた聞ける日を願いながら、目を腫らした後輩とドームを後にしました。
ありがとうPerfume!!!!!!!!!!!
セットリスト
01.シークレットシークレット
02.不自然なガール
03.(SE〜)GAME
04.ワンルーム・ディスコ
05.ナチュラルに恋して
06.love the world
07.I still love U
08.575
09.Perfumeの掟
10.VOICE
11.コンピューターシティ
12.エレクトロ・ワールド
13.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
14.Dream Fighter
15.「P.T.A.」のコーナー
16.ジェニーはご機嫌ななめ
17.(コンピューター・ドライビングIntro)~Perfume
18.チョコレイト・ディスコ
19.Puppy Love
20.wonder2
EC1.ねぇ
EC2.ポリリズム