届く救援物資

猪苗代湖ズ
「I love you & I need you ふくしま」

 

よく、アーティストが
「私にできることは歌うことくらいだから」
とかなんとか言いますが、
嘘だと思います。

募金だってできるし、
現地へ行ってボランティアだって
今ならできるし
(昨日のような大きな余震があると恐いですが)、
ちょっと周りを見渡せば
歌うこと以上に直接的なことができると思います。

と、いじわるなことを思っちゃう僕は
微々たる募金をちまちまとつづけていますが、
やっぱ、歌ってすごいかも、と思い返す映像でした。

被災地の方々をどれだけ勇気づけられたかは
定かじゃないけれど、東京の僕は、これを見て
気持ちを新たにしました。

 

もちろん、歌のチカラで、
収益の全額や一部を義捐金にするなら、
その巻き込みは個人を超えられる直接的な方法ですね。
急きょ結成された猪苗代湖ズは、そうしているみたい。
くわしくは http://www.inawashirokos.jp/ で。

 

大学時代にお世話になったセンセイ
(オグルビィの小田桐昭さん)も歌っていました。
手紙を書こうと思いつつ、まだ書いてなかったな‥‥。

 

自分ひとりの肉体を、
声の届く距離を超えて
誰かの心があったかくなる
メッセージを送り届けられるとしたら、
それも救援物資。

愛媛人の僕には届きました。

そして僕はやっぱりここから
少額でも募金を送り続けます。
下戸なので東北のお酒は飲めないけど、
東北のうまいもんを食べます。

近々、休みを取って東北に行きます。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職

「届く救援物資」への2件のフィードバック

  1. いじわるなことじゃないと思います。
    実際に阪神大震災の被災地を慰問した人が話していたのは、まさにそれでしたよ。
    カッコいいこと言ってないで、出来ること何でもいいからやれ。
    小田桐さん、私も授業受けました。なつかしい。

  2. >kiyokookuboさん
    震災直後に去来していた無力感から、少しずつ回復してきました。
    やれることをやる。ですね。
    小田桐先生の授業は4年間もぐりで受けました。先日お会いしました。

コメントは受け付けていません。