朝からカルト

さっきテレビで朝のニュースを見ていたら、

「キルティングの展示でキャシー中島さんがサイン攻めに合う」

という内容が流れていて、女性アナウンサーが

「キャシーさんはカルト界の、キルト界のカリスマで」

と言い間違えていた。

カルト界のカリスマ(笑)。見えなくもない。

さよならテレ「ビデオ」

正月に実家へ帰ったときに
名作アニメOVAをダビングしたビデオテープ3本を
発掘し、親にお米や野菜と一緒に送ってもらった。

『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』

大っ好きな長編アニメーション。
いま、再びロボに会える!と思って、いざVHSテープを
テレビデオの挿入口にin!!しょうとしたところ、ダメ。
何度入れようとしてもバネのように跳ね返ってくるではないか。

・・・・。

なんと、HDDレコーダーを使い始めてから一度も
使っていなかったテレビデオのビデオ部分は、
人知れず故障していたのだった。悲しすぎる。

毎日向かい合っていたのに、気付いてあげられなくてごめんね。


テレビデオという響きも懐かしい昨今。
でかい図体して、その半分の存在価値も気付かれずに死ぬ始末。
映すのはもっぱらHDDの中のPerfume。

ジャイアントロボはDVDでレンタルしよう。

WALL・E/ウォーリー

ピクサーの最新作、『WALL・E/ウォーリー』を観る。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=TWzNJOfLVJ4&hl=ja&fs=1]

気が遠くなるくらい細密な煙と光の描写にうっとり。
ウォーリーの人間以上に人間くさい挙動がおかしい。

日本のCMだとやたら感動!をアピールしてたけど、
実際には、もちろん感動の叙事詩ではありつつも、
ただ風景を眺めているだけでも気持ちよくなれる映画。

『千と千尋の神隠し』で千尋が銭婆に会いに行く海上の
路面電車のシーンのような、ある想いでもって移動する
ところに、なんだか分からないけどジーンと来てしまった。

ウォーリーとイヴにほぼセリフがないのがいい。
彼の「再起動」でジャーン!というMacの起動音が
鳴るのがいちいちかわいい。

ストーリーは先が読めてしまうけれど、いやいや、
けっこう侮れない映画です。大画面の劇場で観るべし。

何度目かの一刻館


どーん。

お正月に実家で久々に読んだマンガが
改めて今の自分に面白くて、大人買い。

持ち帰ろうとしたら「これは伊藤家の財産だから!」
と弟に猛反対され、仕方なく古本をAmazonで。

写真と同じ愛蔵版の初版が出たのが1992年。
僕がお小遣いをはたいて集め出したのが93年(13歳)。
当時、担任の先生にその面白さを伝導していた気がする。
ちなみに連載開始は僕が生まれた1980年。

中一の春に読んだときは主に浪人〜大学時代の
破天荒なストーリーと変人だらけの人物設定に
心ときめいたものだけど、

28歳の今読むと、自分が最終巻の響子さんとほぼ同い年に
なっている事実に気づかされ、五代くんはリストラに遭い、
それでも愛する響子さんとの結婚に向けて行動していく
後半の展開がリアル。夢中になってしまった。

彼女が、バジル味のポテトチップスを食べながら
バジルと油まみれの手で最終巻から読み始め、思わず激怒。
まず手を洗え!そして1巻から読め!と言い放った。

2009年のテエマ

遅ればせながら、2009年のテーマは
「イノベート」と「審美眼」に決定。

せっかくナショナルクライアントと呼ばれる
大企業と仕事ができる立場にいるのだから、
Web領域でイノベーティブなコト(新機軸)を
打ち出せないかなぁ、という思い。

と、

「審美眼のない人が決済するプロジェクトは
 やっていて疲弊するばかりでとても残念」
と漏らすデザイナーの友だちの発言に激しく同意し、
まずは自分の審美眼をもっと意識化・言語化して
持っていよう、という思い。

こうやって言葉で宣言したがるのは男性の習性だと
東大で博士をやってる友だちに言われたことがある。
中学生のときに。

部屋の壁に「今年の目標」を貼っていたら、
彼が遊びに来たときにまじまじと見られたあげく
「こういうのを貼るのは男性に多いんですよ」
と言われて顔が真っ赤になったのを思い出した。

タイムスリップして「いいじゃないか!」と
言ってやりたい。ちなみに16年後のテーマは
「イノベート」と「審美眼」に決定だぞ!

付せんに書いて貼っておこう。

迷走

お正月に増えた2kgを落とし、
さらにWii Fitで出た目標「-7kg」を
現実のものにするため、全身nikeの
ジャージ、シューズに着替える。

渋谷じゃなくて新宿のTSUTAYAで借りた
Mr.Childrenとチャットモンチーのアルバムを
持って、自宅〜新宿〜初台のスーパー〜自宅の
全7kmをランニングするぞ!と家を出たのだが。

TSUTAYAでCDを返却した頃には足もパンパンに張って、
呼吸は乱れまくり、アルタ前で屈伸をするのが精一杯。
帰りは電車に乗って帰りました。

来週から7kmから3kmコースに改訂しよう。

区に自転車を撤去された新年

 われわれは「惜しい」って女性に
 いちばん「色気」を感じるんですよ。

ほぼ日刊イトイ新聞 タモリ先生の午後 より。

 

今年一発目の至言。
さすがタモさん、言い当てるなぁ。

 

理解のないというか、疎い友人たちは
「Perfumeってアイドルなのにルックスがいまいちじゃない?」
などと言ってくるけど、これからは「惜しいからいいんじゃないか
と返すことにしよう。かしゆかの良さは他にもいっぱいあるけど。

 

弟「他ってじゃあどこがいいん?流れ上聞いてあげるけど」

兄「かしゆかは3人の中で歌も踊りもいちばん劣るかもしれないけど、
  本人がそのことを自覚してるのが健気。もちろん3人で比較すればの話ね。
  あと、トークでも編集側がカットを切りやすい締めの言葉をちょいちょい
  挟んでくれるから、それによってあ〜ちゃんの奔放ぶりが生きてくるんよ。
  ひとことで言うと、いちばん客観的にあの場にいる感じ?がいいんよね」

弟「歌がいちばん劣るって、全員おんなじやん!
  兄ちゃんしゃべりすぎやし。キモイけんもう降りて!」

 

四国の実家から、京都駅まで車で送ってもらいました。

日暮れ時の瀬戸大橋を、マキシマムザホルモンと
チャットモンチー、GReeeeN他色々を聴きながら爆走。
2人寄り添って歩いて 永久の愛を形にして〜♪

 

チャットモンチーって初めて聴いたけど、いいな。
「惜しい」を歌ってる気がする。惜しいが愛おしい感じ。
上手く言えんけど。渋谷のTSUTAYA行ってきます。

まずは自転車を引き取って。

お正月といえば。

ぐうたら正月にメール受信。

「これから、はなちゃんの家に行くよ。拓郎君も行こうよ」

行く行くー
と返して、30分遅れで向かう。

歩いて母校の高校を通り過ぎ、
高校の同級生のお宅にお邪魔。
お茶を呼ばれながらおしゃべりする。

シューズデザイナーをしている友だちの話が
ふだんよく聞くデザインとは違う、「使う」ための
プロダクトの話で面白い。あとは、既婚者と未婚者の
結婚観とかに話題がおよぶ。もはや定番コース?

日が暮れて、家に戻ってみると
年末に大腿骨骨折していたいとこが
はじめて一時帰宅していてびっくり。

車いすのままWiiのマリオカート。
足を台所の椅子に乗せてハンドルを握っていた。
その姿を写メに撮って、彼女に送った。

夜中、母に買ったWii Fitを出してやってみる。

バランスWiiボードで体力測定すると、
体重はギリギリ「標準」。でもBMIは24。
理想の22にするにはあと7kg落とさねばならないらしい。

罪滅ぼしにヨガと筋トレをやって体力の衰えも如実に
感じ、AM5時、就寝。もう前川清は出ませんように。

初夢


初夢は
Perfumeのかしゆかと
前川清と
知らないおばさんが出てきた。

前川清は2年連続
あの細くて渋い目にやられるんだと思う。

2と0と0と8


2008年を振り返るとき、何を思い出すだろう。
いろんなことがありました。

よいお年を。

羊たちの沈黙

実家に帰省中。

母と近所のスーパーに向かっていたら、
ひつじを散歩させる小学生を目撃する。

助手席で「ひつじ!?」と驚く息子に、
「ああ、この辺におるね」とそっけない母。
市街地なのに?一匹だけ?

あの推定10歳の男子小学生は、いつも
ひつじと心を通わせているのだろうか。

親に言われて厭々なのか、親の不理解にも
めげず必死に育てているのか、どっちだろう?

ストリートビュー考

「ストリートビューには100万枚ぐらいの写真が載ってると思うんですが、表札やらキスシーンやらが気になるなら削除依頼すればいいだけだと思うんですよねぇ。「100万分の1の写真が気に食わないからサービスそのものを廃止すべき」というのは言い過ぎなんじゃないかなと。

 「ネットを使ってない人は削除依頼できない」という話については、街中で誰かが写真を撮ってブログとかにアップしてるのと一緒で、知らなければ気にならないんだから気にしなければいいと思ったりします。撮られること自体が嫌だというのであれば、人前でキスとかしなきゃいいと思うのですよ。

 入っちゃいけないところに入ったりとか、高木浩光さんがブログで指摘していたようなところは問題で、そこは削除すべきだし、カメラの視点が高いので、塀があっても家の中を見られてしまうってのはまずいと思うので、普通の人の視点の高さにしたほうがいいと思いますけど、それ以外は大した問題じゃないのではと。

 大したことがないものをたきつけて文句を言って、自分の存在感を納得するみたいな文化がネット上にもあって、そこに見事にはまって「いやー、大変だな」と。世の中には文句を言うのが大好きな人がいるもんで、その人たちをまともに相手するのは大変だと思うんですけどね」

ITmedia ひろゆき氏と振り返る08年より。

 

僕の経験から言えば、
忘年会の居酒屋に迷わずたどり着けたり、
不動産物件を“下見”できたりと、実際に
ストリートビューを使って便利!なことが
何度かあった。

iPhoneからも使えるようになったのもうれしい。
リアルに外出先のストリートでビューできるのは
方向音痴の僕を救ってくれる。

 

たしかにプライバシー問題をはらんでいるんだろう。
けれど、今年生まれたこの利便性はもう後戻りできない。

2008年・私的10大ニュース


三谷幸喜さんと清水ミチコさんのラジオで
「2008年・私的10大ニュース」をそれぞれに
発表されていたので、それにならって自分も
今年の10大ニュースを考えてみる。

会社の人や久しぶりに会う友だちにも
「今年の10大ニュースって何ですか?」
と聞いて回っている。

これがけっこう面白くて、改めて今年を
“真剣に”振り返る機会なんて滅多になく、
意外とみんな10個も挙げられないもの。
平均すると第5位までが限界。

「婚約したこと」「10歳年下の彼女が出来た」
「上京して1周年」「○○のデザインをやった」

うんうん、そりゃあニュースだ。
でも、この先が第10位までつづかない。
お暇な方はやってみてください。
第5位を過ぎたあたりから急に出てこなくなります。

 

世の中の’08年はすごい荒れ模様だけど、
ひとの一年って、こぢんまりと愛おしい。

 

〜お暇な俺的10大ニュース〜

 第1位:「8月・隣町に引っ越し、同棲開始。」
 第2位:「5月・お互いの実家ツアー強行。」
 第3位:「7月・iPhone購入!」
 第4位:「4月・Perfumeにずっぱまる!!」
 第5位:「Bjork、RadioheadPerfumeのワンマンライヴ観戦!」
 第6位:「相次ぐ友人たちの結婚(その事実だけでニュース)。」 
 第7位:「3月・職場が赤坂に。」
 第8位:「4月・18歳の頃から愛読していた広告批評が休刊を発表。」
 第9位:「2月・ノロウィルスに感染!」
 第10位:「7月・なぜ今?彼女がビックリマンにハマる。」