「ほぼ、イキかけました。」

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、
日本連覇!の瞬間を、オフィスで見守りました。

決勝打を決めたイチロー選手のコメント

 

▼山あり谷ありの連覇でしたが。

谷しかなかった。最後に山に登ることができてよかったですよ。
やあ、もう苦しいところから始まって、苦しいがつらいになって、心が痛んで、最終的に笑顔になった。日本のファンの人たちに笑顔が届けられて最高です。

▼試合後ドジャースタジアムを大きな日の丸を持って1周。

気持ち良かったですねえ。イキそうになりました。あ、すいません。
日本のすべての方に感謝したい。

▼10回の決勝タイムリーについて。

僕は(何か)持ってますね、やっぱり。いやぁ、神が降りてきましたね。本当は無の境地でいたかったけど、めちゃくちゃいろんなことを考えていた。今(日本では)ごっつい視聴率だろうな、とかここで打ったら俺は(ツキを)持っているなあ、とか。そんなことを考えるとあまりいい結果が出ないものなのに、出た。ひとつの壁を越えたような気がしています。

 

すごく気持ちよくて饒舌になっちゃってるけど、
それだけデカいことを数分前に成し遂げた人の
「重み」というよりはむしろ「軽さ」が感じられて、
しびれました。

「重み担当」はきっと原監督なんだろうな。

生きた言葉が好きです。
「いきかけました」は、だからカタカナが正解だと思うのです。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職