少女時代に会いました。

「少女時代」

少女時代(소녀시대、SNSD、Girls’ Generation、しょうじょじだい)は、韓国の女性歌手グループ。歌手活動の他、映画俳優、タレント等様々な分野で活躍する多彩多能な10代のメンバー9人で構成、韓国はもちろんアジアをも席巻するという抱負を持って誕生したグループである。(Wikipediaより)

のメンバーとおしゃべりしました!赤坂で。

きっかけはTwitterでした。

 

げ!赤坂歩いてたら少女時代が全員いるんだけど、、、

 

誰かのツイートが僕のタイムラインに流れてきた夜8時過ぎ、ちょうど赤坂にいました。

「もしかして外にいたりして!?」と淡いミーハー心で仕事場を抜け街に出てみると、そこには!

‥‥案の定そのような集団は見つけられず。

当然です。同じ地名の場所にいるから会えるかも♪ なんて発想が中学生だなー、バカだなー。TBSのエントランス前で我に返り(危険ですね)、そのままオフィスに戻るのも癪だったので、なんとなく近くのバーガーキングに入りました。

財布片手に席に座ると、店内には

 

18本のきれいな脚

もとい、

脚のきれいな9人の女性たち

 

がいるじゃないですか。

手前の席に座る2人は、恰幅のいい中年男性と日本語の勉強をしている模様。

そして奥の数人はおしゃべりに興じていました。

 

韓国語で。

 

あれ?

もしかして、え?うそ?

ちょ、ま。

ひと呼吸置いて、財布を置いて、手前の2人の隣に座りました。
その時の僕のツイート。

 

今、僕の目の前にいるのは少女時代だろうか…。確証が持てない…

 

僕は少女時代よりもどちらかと言うとKARAが気になる方ですが、「GENIE」は耳に心地よかったので最近よく聴いています。が、顔が分かるほどは詳しくない。曲しか聴いてないので分からない‥‥。そんなGENIEも(ミスターも)入っているiPhoneでそっと画像検索。

 

[Search:少女時代

次に、目の前の女性の顔をチラリ‥‥。

 

BINGOOOOOO!!!!!!

 

まるで地・球・儀・を・回すように 奇・跡・さ・え・手順通り!
I’m just your Biggest fan !!!

 

それはまさに、奇跡と呼ぶべき出来事でした。
その時の僕のツイート。

 

間違いないわ。

少女時代の皆さんですよね?って言うべきか逡巡なう。

 

このツイートを見た友人Kのアドバイス。

ジーニーを歌うんだ!鼻歌で!

 

すかさず返信。

およびですか~?って無理だろ!

 

 

ところが、本当の奇跡はむしろこのあとに訪れました。

 

突然、隣の女性が紙とペンを持って僕に話しかけてきたのです。

 

「スミマセン、三分は、サンプンですか?サンフンですか?」

 

え、俺?え、何?

横にいた女の子も、紙を指さしながら「Pun?Hun?」と聞いてきます。その紙には「一分、二分、三分」と十分までの漢数字が書かれていました。2人とマネージャー風の男性(わりと日本語が上手)は日本語の数の数え方を勉強していたのか!

僕:「ええと、三分だから‥‥サンプンですね。P。」

女性(※追記:僕が話していたのはティファニーさんという方でした。詳しい方に教えてもらいました):「じゃあ四は?ヨンプン?ヨンフン?」

僕:「ええと‥‥(ドキドキ)」

ティファニーさん:「日本人にも分からないじゃーん」

ええぇー!?ちょっと待って!てか日本語上手いし!
マネージャーらしき男性が横ではっはっはと笑っています。もっと警戒しろよ。

僕:「ヨンフンかな‥‥あ、いや、ヨンプンで!あ、どっちでもいいかも‥‥」

 

ふだん、コピーライティングのお仕事をしています。こんなもんです。「少女時代の人」と話をしているだけでもうどうにかなりそうで。「ふーん」という微妙な反応を残した彼女たちは、また別の話題できゃっきゃと盛り上がり始めました。

このままではいかん‥‥どうにかせねば!こんな時は‥‥そうだ!

 

iPhone~。(夜中のテンションで書いてます)
「分 読み方」で検索っと。出た!

 

分の前が小さい『っ』や『ん』の場合は『ぷん』でそれ以外は『ふん』になります (教えて!goo より)

 

これだー!
例外もありそうだけど(ハチフンとハップンとか)、これでスッキリしてもらえる!

意を決して、今度は僕から彼女たちに声をかけました。
ふだんなら見ず知らずの女性に話しかけるなんて絶対にできないのに!

 

僕:「さっきの紙とペンを貸してください。プンとフンの話」

ティファニーさん:「おぉ!」

僕:「San-punとか、Yon-punとか、Nで終わる数字は、Pun!なんです(キリッ)」

ティファニーさん:

 

「八分‥‥は?」

 

キタ例外!そこ聞いちゃいますか!!
もうひとりの女の子の冷たい視線が横から刺さります(本当に冷たかった)。

僕:「あ、小さいツがつく数字もPunになるっぽいですね‥‥ハップン!」

この状況で、どちらもあるとは言えませんでした。

ティファニーさん:「ふーーーん‥‥」

すかさず、もうひとりの女の子(※ユナさんという方らしい):「アリガトウゴザイマシタ!」

 

なんだこの微妙な空気!!!
しかしかわいい手前の女の子。握手してもらえばよかった。

 

一夜明けて、全部夢だったんじゃないかという気さえしてきました。
まさにGENIEのPVの世界。
同じ時間、同じ店での目撃談をTwitterで読み、また震えました。

 

この事件を「Twitterすごい」と言うべきか「東京すごい」と言うべきか迷いましたが、「俺の嗅覚すごい」なんでしょう。すごいな自分。ていうか仕事しろ。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職

「少女時代に会いました。」への19件のフィードバック

  1. ピンバック: Twitted by Happiness5hk
  2. うううう羨ましいです><
    貴重な体験談ありがとうございます

  3. >通りすがりさん
    こちらこそ、読んでいただきありがとうございます!もっと勉強します(笑)

  4. 前からファンなんでまじうらやましいです
    もう一人の女の子が誰か気になるのでもし分かりましたら教えてくださると嬉しいです(>_<)
    情報ありがとうございましたm(__)m

  5. >ツイッターからきましたさん
    詳しい人から写真を見せてもらい確認しました。ユナさんという方だそうです。間違っているかもしれませんが。僕が「あ、少女時代だ!」と気づいたキッカケになった人はユリさんでした。

  6. お手数おかけしましてすみませんでした
    ありがとうございましたm(__)m

  7. ツイッターからきました, うわっ すごいですね
    少女時代のことを すぐそばで 見たって うらやましいー
    ぷん、ふん 私も よくわからなかったんですが これで 記憶しました

    1. >elkaさん
      ソファで横並びでした。いま考えると信じられません。
      大学の先輩が彼女たちのジャケットをデザインしているので、妙な縁まで感じている始末です(笑)

  8. 初めまして、
    「ふん」 「ぷん」 どちらも日本語として正しい様に思います。w
    日本語を尋ねられる日本人ではなくもっと気軽な出会いがしたいところでしょうね(笑

    1. >hitohiranoha さん
      いや〜、気軽な出会いなど望むべくもなかったので、特殊な出会い方がかえって彼女たちへの好印象につながりました^^;

  9. はじめまして
    読みました!!本人に会えるなんてスゴイ!!
    私も会ってみたい(>_<)
    田舎に住んでるので、東京ってすごく夢の国なんですよね(´∀`;;)
    あ~行ってみたい。
    うらやましいですヽ(゚∀゚)ノ!!

    1. >ユナすき!!さん
      東京にいてもアイドルグループといっぺんに街中で遭遇することはまず「ない」です…。運がよかったとしか言えませんが、当時は今ほど興味があったわけじゃないのが悔やまれます。

  10. 読みました(泣)
    良いですね(笑)
    生のユナちゃんは、可愛いかったですか?

    1. >タく3さん
      読んでいただきありがとうございます。もちろん可愛かったです!皆さん脚がすばらしく綺麗でした。

  11. いいな~(>_<)!羨ましす・・・。
    僕はティファニーちゃんが1番好きなので隣で会話とは・・・(T_T)。。。

    可愛かったでしょう、可愛かったでしょう!!!

    僕だったらどうするんだ・・・(+o+)

  12. 素敵な体験ですね!親しみがもてました。オフの時の態度で人格が分かりますからね・・・

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