デスパレートな遊☆戯☆王たち

平均年齢28.5歳。

妙齢(?)のOL4人から誘いを
受け、夜、表参道のカフェへ。

ろうそくしか点いてないんじゃないの?と
思うほど暗い店内の奥に、デスパレートな4人はいました。
すっかりきれいになったお皿とタロットカードを広げて。

 

最近タロット占いを習得したというMさんを取り囲むように、
みなカードの動きに見入っています。何、この儀式。

診てもらうのはもちろん、恋愛運、仕事運、人生。

「あーー、いまの案件でなにか失敗したでしょう?」
「大きな仕事が待ち構えているけど、病気に注意ね」
「あなたデキる子ね。周りの男が放っておかないわ」

 

すごいな占いって。なんでもわかっちゃうのな。
Mさんの口調を美輪明宏風にしちゃう力まであるのね。
なんて冷静に観察していたら、

 

「tacrowくんも占ってもらいなよ!」

え、俺ですか‥‥?(俺はイイよという顔を見せつつ)

「かしゆかとの運勢を診てもらいなって!」
(待ってました!)

 

で、占ってもらいました。

「かしゆかさんのことだけを考えて、
 カードを時計回りに回してください」

は、はい‥‥!
考えるだけなら得意です。

で、出た結果。

「相思相愛です!」

まじでーーーー!?

「あなたの心酔っぷりは彼女を神格化するほどなので、
 もうすこし冷静になった方がよいでしょう」
「かしゆかはあなたを心強い味方と思っています」
「ふたりの障害になるものは、ずばり浪費です」

なんか当たってる気がするーーーー!!!

 

お店のウェイターさんまでにやにやと結果を見守るという
よくよく考えたらそうとう恥ずかしい状況にも関わらず、
導き出される結果のひとつひとつに一喜一憂。

 

デスパレートな女たちの夜はこんな楽しい
遊びがあるんだなぁ。

 

(※デスパレート:せっぱ詰まった、がけっぷちの、絶望的な、という意味)
(※遊☆戯☆王:彼女たちの大好きなマンガおよびアニメ作品)

瞬間、心、重ねて

会社の新婚夫婦からお誘いを受けて、
下北沢のお宅へ遊びに行きました。

どちらも新婚さんのYさんご夫婦、Tさんご夫婦の
歓迎を受ける形で僕と彼女が遅れて参加。

Yさんにしても元上司のTさんにしても、仕事で見せる
顔ではなく旦那さんとしての振る舞いが何とも新鮮で、
プライベートな一面を見られてちょっとウレシイ。
どっちも奥さんには優しいなぁ。

Perfumeネタでボケツッコミをしてた僕と彼女は
年上の彼らにどう映ったのか、不安でもあります。

 

それにしても、夫婦っていうのは(新婚であれ)
似るものだなぁとつくづく感心。
「獅子同士、キリン同士って感じだったね」
まさしく。種目が一緒というか、シンクロ具合が半端ない。

皮肉屋、口が悪い、という意味では、
僕らも似たもの同士なのかもしれない。

夫婦って奇跡だ。

赤坂焼肉

先週末、大学の先輩デザイナー・ちくりんと
ちくりんの所属する事務所の社長、僕の同期、
の4人で赤坂の焼肉に行きました。

七輪を囲んで、
まったく不思議な縁で
つながったテーブルでした。

 

デザインの話、広告の話、アメリカの話、
大学時代の話、ちくりんのおかんの話、
社長の下積み時代の話、死にかけた話、
Perfumeがいかに素晴らしいかという話。

 

「広告でなにかを解決するのは当たり前と思った方がいい。
 それ以上の何を届けられるか」
「マーケティングっていうけど、そのお茶なり商品なりが
 どんな幸福を与えられるのか?ってことじゃないかなぁ」

 

社長の言葉が「幸福のかたち」で一貫してることに、
陳腐な表現かもしれませんが、勇気をもらいました。

 

それにしても、焼肉うまかった!

さしぶ。

幼稚園、高校~予備校~大学の
先輩「ちくりん」こと竹林くんと、
いつものカフェで会食。

Tシャツのデザインの話、
昨日出た新聞広告の話、
生活とお金の話(大事)、
Perfumeの話(一方的)、
将来についての話(軽く)。

「美大受験生が着そうな
ちょっとハズした感じのTシャツ」
なら思いつきレベルで提案できたけど、
実際に今の自分が着たいものか?
というと微妙なもの。むずかしい‥‥。

 

忌野清志郎宅がご近所だったことを知る。
知らないことの方が多い毎日。

鍋2009

1月も後半、ですが、
大学のゼミの同級生を招いて
新年会を開きました。

我が家に3人の友だちを招き、
住人2人と合わせて過去最多の5人。
ちゃんこ鍋を囲みます。

いやー、楽しかった!

残念ながら参加した全員が翌日に
仕事があるとのことで、終電でさよなら。

リビングが急にがらんと広く感じる。
食器やら食べかけのお菓子やら飲みかけのビールの缶で、
「さっきまで人がいた感」が部屋中に満ちあふれている。
淋しい!!助けて!!!
同級生にメールを送り、翌日も鍋(キムチ)。
サンキューのりさん。

お正月といえば。

ぐうたら正月にメール受信。

「これから、はなちゃんの家に行くよ。拓郎君も行こうよ」

行く行くー
と返して、30分遅れで向かう。

歩いて母校の高校を通り過ぎ、
高校の同級生のお宅にお邪魔。
お茶を呼ばれながらおしゃべりする。

シューズデザイナーをしている友だちの話が
ふだんよく聞くデザインとは違う、「使う」ための
プロダクトの話で面白い。あとは、既婚者と未婚者の
結婚観とかに話題がおよぶ。もはや定番コース?

日が暮れて、家に戻ってみると
年末に大腿骨骨折していたいとこが
はじめて一時帰宅していてびっくり。

車いすのままWiiのマリオカート。
足を台所の椅子に乗せてハンドルを握っていた。
その姿を写メに撮って、彼女に送った。

夜中、母に買ったWii Fitを出してやってみる。

バランスWiiボードで体力測定すると、
体重はギリギリ「標準」。でもBMIは24。
理想の22にするにはあと7kg落とさねばならないらしい。

罪滅ぼしにヨガと筋トレをやって体力の衰えも如実に
感じ、AM5時、就寝。もう前川清は出ませんように。

天井知らずMTG ’08


先週は2番目の学年の同窓会、
今週は最初の学年の同窓会だった。

「私たちが呼ばれてないだけじゃね?」は杞憂だったようです。
 
 
武蔵野美術大学造形学部映像学科のOGたち。
※生後8ヶ月の藍生(あおい)ちゃんもGirl。
 
 
 
びっくりするほど、みんな変わってないのが面白すぎ。
テンション高めの女子トークはとどまるところを知らず。

みんな立派な働きマンになっていました。
(決して上から目線ではなく。むしろ羨望…というか反省)

はくちゃんありがとう!

弾けないギターを弾くんだぜ

意を決して、大学の同窓会に出席した。

僕にとっては休学してひとつ繰り下がった学年。
正直、知っている人は半分にも満たないし、逆に
僕を知っている人はそれ以下だったりして。

だから「意を決して」になるんだけども、
行ってよかった。


※奥の力士さんは別のグループです。ごっつあんです。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=geJthfw049k&hl=ja&fs=1]

このPVの1:45〜みたいなことには展開しなかったけれど。

美大というちょっと特殊(特異)な場所を出た人たちが
ある意味で順当にアーティストになっていたり、カメラマンとして
デビューしていたり、ポンキッキのディレクターをしていたり。

大人たちに揉まれて、彼らは昔よりずっとタフに見える。
実際、いろんな修羅場の「さわり」だけを語ってくれた。
全てを語れないほど現在進行形の修羅場だったりするらしい。
 
 
それにしても、この学年の人たちは仲がいいなと思う。
もともと在籍していた学年の方では、
同窓会なんて未だ行われていないもの。

「私たちが呼ばれてないだけじゃね?」

深夜、待ち合わせた渋谷のファミレスで
彼女が意味深な顔して発言。のりさんも
隣でパンケーキを切りながらうんうんと頷く。

この3人は毎週プチ同窓会を開いてる。

ライヴ日和 〜今日は僕のために集まってくれてみんなありがとう!〜

PFM盟友・koni氏率いるバンドの
ライヴ目当てに下北沢へ。

iPhoneのマップで経路検索をして、
ラインの進む方向をたどること、10分少々。
我が家から下北まで歩いていけることが判明した。

本多劇場前のライヴハウスに着くと、大学時代の
ゼミ仲間と偶然の再会。何年ぶりかなぁ。

来週の同窓会で会う約束をする。
図ったかのようなタイミングの
同窓会ががぜん楽しみになる。

コニシくんのライヴも久しぶりで、
曲はどれも知っているものばかり。
でも、ドラムメンバーの交代で音に輪郭がついた。
ヴォーカル・コニシくんの声もよく通って爽快。

9年間の付き合いでいちばんイイ音だったかも。
本人たちは息が上がっていたけど気にしない。

biki、ぺーやんとお茶をする。
たいして盛り上がりもせず、かといって退屈でもなく。
ヴィレッジヴァンガードで本を買って上原へ移動。

週末に愛用しているカフェへ、ぺーやんと入る。
そこで、同じ予備校(僕にとっては幼稚園から)の先輩、
ちくりんとばったり会う。

偶然って、こうも重なるものかね。

なぜかちくりんとぺーやんとの名刺交換を促し、
ちくりんが帰った後も閉店までだらだらする。

午前1時、彼女が仕事先の日本武道館から直行。
この人もまた、予備校で同じ釜の飯を食った仲。

彼女はデフォルトとして、
色んな人に会えて満足の一日だった。
そんな2008年の師走。

ふんだり

けったり。
 
 
神奈川県民ホールにて予備校時代の
恩師の展示を観に行くも、最終日で
到着の15分前、午後4時に閉館。

<最終日は4時30分閉館>と勘違いしていた。

入口に向かってくる僕を確認したホールの
おばちゃんたち、ゲートを越える僕を凝視しながら
「早く閉めて閉めて!」と囁きあう。

そんなに言わなくても。

なんだよちくしょーここまで来たのにぃ、と
やりきれない思いで建物を出ると、目の前に
予備校の友人Bikiが。

「いやー、爆音でかっこよかったねー!」

事情を説明して爆笑されたのは言うまでもない。
こういう時にこそ笑う男なのだ。「いい気味!」

渋谷に戻り、ヘッドフォンのケーブルを
買い替えるためにAppleストアへ。

なぜか長蛇の列がパルコの交差点まで続く。
何だろう?と思って店内のMacで検索。
 
 
Tunes presents LIVE from Tokyo:capsule
 
 
「日本のクラブ/エレクトロシーンを牽引する
 中田ヤスタカとこしじまとしこによるユニット。
 最新アルバム「MORE! MORE! MORE!」も
 iTunesで絶讃配信中の彼らがApple Store, Shibuyaに登場します」
 
 
capsuleの無料(!)インストアライヴ。
僕が来たころに定員で締切り。

そういう日なんだ今日は。

建物探訪


駅徒歩5分、お寺の中庭…の・ようなもの。

幼稚園〜中学生時代の同級生で、
東京大学の院、博士課程にいる旧友と約1年ぶりに会った。
(実際はどのくらい前に会ったのかよく覚えていない)

写真は、その友だちが現在住んでいる建物の中庭、だ。

話はさかのぼること1週間前。
「渋谷に引っ越したので遊びに来てください」と電話があった。
限りなく禅寺に近い財団法人の建物の管理人になった、
という話だったけど…。


広い。ここにひとりで暮らしているなんて!!!

「ね、すごいでしょう?ここに住む代わり、家賃はタダです。
 研究職だとバイトができない決まりなんですよ」

ほうほう。
いや、よくわからないけど。
広すぎなんですけど。

夕暮れ時に来たので写真はノイズ混じり。
地下も含めて次々と部屋を案内してくれたけれど、
その広さを写しきることはできなかった。

鉄格子の大きなガラス窓に、直線美の木工デスク、ソファ。

1960年代に建てられたその建物の様式は
モダニズム建築とでも言うのだろうか。
お堂に木魚がなければ座禅を組む場所とは分からない。


「ここは私の書庫にさせてもらいました」

旧友はいつのまにか、国(!)から研究費を受け取りながら
日々インド哲学について調査・考察する研究者の卵になっていた。
驚くところが多すぎて笑うしかない。

この人は学者になるしかないと(いろんな意味で)思っていたけれど、
本当になってしまうなんて。
 
 
一通り見渡したところで、毛ガニをごちそうになった。
おしゃべりをしながら食べるにはうってつけだ。
無言の間ができてもカニがある。

ほとんどしゃべり通しだったけど。
 
 

それにしても、あいかわらず読めない。

真夜中の2丁目会議

大学に入学した代の同級生3人と会う。

はくちゃん、のりさん、彼女。と僕。

先日会った”1代下の同級生”とは別の懐かしさ。
全員同い年というのもあるし、4人とも制作系の
職場で働いているから、話題に共通点が多い。

とくに、僕以外の3人の女性は
CM制作やアイドル産業にいるため、
仕事上の登場人物に華がありすぎる。
(同級生がどセクシーのCMをつくっていたとは!)

そのぶん、深夜も休日も働いている3人だったりするけど。
でもなんか楽しそう。
 
 
AM2時、2軒目のお店は新宿2丁目。
タンクトップの男どもの間をすり抜け、
はくちゃんが常連のカフェバーへ。

そこで朝まで「同級生80人の記憶発掘大会」。

大学の同級生なんて全員と接点があるわけがなく、
うんうん唸りながらも60人くらいは思い出せた。

武蔵野の美大を出て、彼らは何をしているだろう。
結婚して子どもがいる人、故郷に帰った人、起業した人、
写真家になった人、大学職員として残った人、世捨て人。

僕は何になった人なんだろう。

3年生で入院してそのままフェードアウト(休学)した
僕は、何になった人として彼らの記憶に残っているのか、
いないのか。ちょっと気になった。ゲイの街で。

Hello my old friends

卒業以来初めて、

大学のゼミ仲間で同窓会をやった。

メイン26歳の集い

の中に、僕28歳。

ことし27になる妊婦さんもいる。

というか主役。お祝い。

当時を振り返る最高の道具、

写真を持って行けばよかったなー。


と思ったのもつかの間。

懐かしい顔は当時をたのしく明るく思い出させてくれた。

写真だと妙にしんみりしちゃうところだったかもしれん。

にゅ~っ。


カメラ雑誌の投稿コーナーにあるような、
1枚1枚にタイトルをつけるのが苦手です。
ろくなタイトルが思いつかない。

 

金曜の夜中、九州から来た彼女の姉夫婦と
新宿で会う。西口なのに東方見聞録。
(東京観光という意味ではぴったり?)

 

仮面ライダー、キン肉マン、ビックリマンの
話に花が咲く午前2時。

この姉にしてこの妹あり、
と言ったら失礼に当たるのかな。

先週の少年ジャンプの話題が
ツーカーでできちゃうのはすごい。


ホテルの前まで見送り、甲州街道を
歩いて帰りました。

何度も立ち止まって、露光しながら。