序・破・9

彼女とお付き合いをはじめて
9年が経ちました。

最初に会ったときは
お互い高校生だっただなんて
彼女は覚えていないんじゃない。

ヱヱヱヱヱヱヱヱェ!!!!!?????

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=FvPyBv4-cuo&color1=0x3a3a3a&color2=0x999999&hl=ja&feature=player_embedded&fs=1]

観ました、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破。

感想は書きません。
書くとネタバレ必至だから。

 

さすがタイトルが「破」だけのことはあります。
街も人も、物語すらも破壊!破壊!破壊‥‥
はっ、感想を書き出してしまってる‥‥!!!

てな感じで、108分の上映が終わるやいなや
お客さんたちが「まさか××が」「いやでも○○は」
「次はきっと△△がさぁ」「そりゃないわ」と口々に
いま、ここで起きたことと、その先について大いに語り合う。

108分間ずっと呼吸を我慢してたかのように。

 

「ここのお客さん全員で居酒屋に行ったら
すんごいだろーね」とコマ劇前の彼女。
映画観賞用のメガネを取ろうとするので、
「掛けておきなよ」と提案すると、

「何?あなた新鮮みを求めてるの!?」

 

いやいや、そんな話はどうでもいい。
ヱヴァですよ。破ですよ。

 

友達は4回観に行ったそうです。
そりゃさすがに行き過ぎな気がする。

 

僕がとくに感心したのは、
映画本編が終わった後でした。

劇場で買ったパンフレット。
「WARNING!」と書かれたシールで
丁寧に封印されていて、ネタバレ注意で
すぐには開けないようになっていました。

で、家に帰ってカッターでシールを切り、
中を開けると‥‥

映画と同じくらい濃密な制作秘話が
1万字は軽くこえるボリュームで展開されており、
これが映画の追体験に非常に効果があるんです。
おもしろいです。

なるほどなぁ、こりゃもう1回観に行きたくなるかも。
単なる映画のムード回想じゃなく物語の成り立ちと
今後を読み解くアイテムとして機能しているパンフ。
その機能を最大限に発揮するためのシールだったのか。

 

はやく続きが観たい!!!

KAELANDから一転⊿

とっても残念ながら、参戦予定だった木村カエラデビュー5周年記念ライヴは、諸般の事情により見送ることとなりました。あぁ、くやし。

 

2週間ぶりの休日、ようやくPerfumeのNewアルバムをひと通り聴けたので何年後かの自分のために感想なぞ書いてみます。

 

と思ったら、とても共感できるブログを見つけたのでそのままリンクしちゃえ。

人様の時間をかけた(?)分析に乗っかって「そうだそうだ」と騒ぐのはとても楽ちんで安易にやってはいけないことのような気もしますが、このアルバムに「アンバランス」という言葉を見つけたことを感謝します。

 

アルバム新曲の方向性は個人的にはかなり好きなのだが、今作はアルバム新曲のカラーを「大人」「クール」「ダンス」などのキーワードで括った結果、アルバム全体を通して聴くと、既発のシングル曲が酷く浮いてしまい、非常にバランスが悪い。特に「ワンルーム・ディスコ」の収まりの悪さは絶望的。コンセプトアルバムではないので仕方がないけれど。

 

まさに。とっちらかってる印象。

 

1曲目の大仰な幕開けはかなり期待感を煽りますが、その直後の曲が「Love The World」のピースフルなサウンドで、キャラ違いが間違って入ってきたよう。スター・ウォーズが始まったかと思いきやホーム・アローン!みたいな。

 

前作『GAME』に比べてかなり実験的とも言われているとか(実験的って便利な言葉ですね)。

確かにPerfume本人たちにとってもこれは実験だったのかも。けれどこれまでの流れの上にあるシングルカットが「正統」だとすると、対になる「実験」な曲との配合自体に、尖った実験性は感じにくいものです。アルバムはトータルワークだと考えると。

あんだけ声が加工されているんだからPerfumeはまさしく触媒であり実験でもって変化していけるポテンシャルのある希有な存在だとは思いつつ、やっぱアルバムとしての仕事を期待してしまいます。

ひとつひとつが実験であったりド直球だったりしても、全体のグルーヴ(ひと塊の力)は担保してほしかった。
この考え方は古いのかな?

 

目下の収穫は「Night Flight」でした。
これを先に代々木で聴いてしまっただけに、全体の期待値が異常に高まっていたのかもしれません。

いつか、アルバム1枚で描かれるPerfume Worldも聴いてみたいものです。

ドロンッ

4日ぶりに帰った翌日もまた
徹夜に戻り、結局、先週の金曜から
2回しか自宅に帰っていないという異常事態。

Perfumeの新譜もiPhoneに入れたものの、
ろくに聴けていません。とってもストレス。

風呂に入れないのが何よりも気持ち悪く、
「風呂は命の洗濯よ」って、けだし名言。

 

そんな自分社会人史上最高に忙殺の真っ直中に、
「2時間だけ出かけてきます!」とチームの人に
言い残し、日本武道館へ行ってきました。

 

 

くるりワンマンライブツアー2009~敦煌(ドンファン)~
武道館公演

 

平日のど真ん中にもかかわらず満員。
すげーなくるり。

立ってるだけで精いっぱいでしたが、
「愉快なピーナッツ」「東京」がとくに染みいりました。
地方出身でよかったと思える曲、とは、彼女の感想。うん。

何度もメガネが吹っ飛ぶ岸田くん(さん)。
無理して行ってよかったです。

カッチカチやぞ

4日ぶりに帰宅。。。

もう、何がなんだか。

 

想いはひとつ。
しあわせな日々をおくりたい。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=WfBlUQguvyw&hl=ja&fs=1&]

ステキ。

破破破

いろんなブロガーさんのブログに、

「エヴァ:破を観ました・・・ヤバイ」

の感想が。

そして、

「多くは語りませんが、ヤバイ・・・」
「もう一度観に行く」

 

期待していいんだね!?いいんだね!?

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=vBr1OqwgLa4&hl=ja&fs=1&]

破ぁぁぁぁ、劇場に行くためにも、
使徒、じゃなくて仕事を倒さねば。

One scene of Dior

表参道を歩いていたときのこと。

Diorのショーウィンドウの前で、二十歳くらいで
身長180cmはありそうな白人の女の子が、この
男性モデルの写真にキスするそぶりを見せました。

背伸びをしてチュッと口を突き出す仕草がSo Cute。
いっしょに歩いていたもう一人の女の子に向かって、
「ねえ、見て!」と言っているよう。

連れの女の子が「Uhuhu」と微笑むと、彼女たちは
くすくす笑い合いながらどこかへ消えていきました。

それを見た僕は、思わず立ちすくんでしまい。

な、なに?この映画の一コマのようなシーン。
君たちすごくいいっ!ソフィア・コッポラに
撮ってもらいな!!と心の中でふたりを賞賛。

外国人モデル風ってだけでも
じゅうぶん絵になるのに、なぁ。

Diorの好感度まで上がってしまったよ。

6→7

6月は土日も仕事に出ずっぱりで、
ちょっと心身ともにガタがくる始末でしたが、
7月になったとたんに実を結び、苦労が報われました。

詳しく書けないのが残念ですが、

ひとつは「競合プレに勝った」こと。
もうひとつは「海外の賞でゴールドを穫った」こと。
よかったよかった。

そういえば、カンヌ広告祭が閉幕。
おもしろい事例がザックザクのようで、
今度の週末は腰を据えてじっくり研究したいです。

10年前に買ったマイケルのDVDを見直しています。
KING of POPのシルエットがバァーーーーーーン!

「大ファンってわけじゃないから死んだと言われても
 遠すぎてピンとこないけど、生きててほしかったよ」

同感。

あー、学生の頃みたく、夕方まで寝たい。
(久々にまとまりのない日記)

「風呂は命の洗濯よ」

どこ撮ってんだ、って感じですが。

 

TVでエヴァの再放送をやっていたので、新劇場版の
ブルーレイを再生させて、同時に鑑賞してみた。

うーん。同じシーンでも、
色乗り、輪郭線のシャープさ、セリフの間合い、
効果音のサラウンドが雲泥の差。

とくに3Dで起こされたビル群がにょきにょきと
生えるシーンは、映画版ならではの迫力でイイ。

けれど、TVが当然キホンであり、逆に14年も前の
30分アニメ番組に、とてつもない完成度を確認する。
毎週このクオリティを保つのは奇跡に近い。

 

TV版を観ていた当時、14〜15歳で、ちょうど
碇シンジくんと同い年だった。

今、29歳。
はからずも葛城ミサトさんと同い年。

「こんなかっこいい大人にはなれなかった」

って彼女が漏らしていたけれど、
まず、大人という感覚が欠落している。

はやく「」を観にゆかねば。

訃報:Beat It

iPhone 3GSの発売日。

早起きしてTVをつけると、

「マイケル・ジャクソン死亡か」

のテロップと、踊るマイケルの
映像が目に飛び込んできました。

慌てて彼女をたたき起こしたものの、
「死亡か」の未確定なニュアンスになぜか安堵。
彼女は再び布団に潜り、僕は自転車で
表参道Softbankへと向かいました。

 

表参道のSoftbankショップは行列も解消して
報道陣も立ち去った後だったため、すぐに
対応してもらえ、30分ほどで新機種(32GB)に
してもらえました。原宿駅前でMapを起動し、
Google Mapがコンパスで北を上に動くことを確認。
にんまりしているところを歩道橋の上にいたTV局に
盗撮されていました。

 

いったん家に帰り、Macと同期作業。

再度TVをつけ、「死亡か」だったのが
「死亡を確認」になっていて、初めて
からだの一部がごそっと奪われたような
ショックを受けました。

 

 

就職して初めての取材案件が「MTVアウォード2006」で、
そのとき、シークレットゲストで来日していたマイケルに
最前列から「マイコー!」と叫んだのが最高の思い出です。

先輩のはからいで関係者チケットを2枚もらい、
彼女と「まじかよ、King of POPだよ!Wow!」なんて
はしゃいでいたのを思い出しました。
‥‥あれは本物だったんだよねえ。

ムーンウォークを真似してねんざしたこともありました。

 

思春期や大学時代に影響を与えてくれた
いろんな人たちが、突然亡くなります。

マイケルに限っては、脳を小学生に移植して
蘇ってくれないものかと期待せずにはいられません。

 

Michael Jackson

訃報:三度目のハタチ

6月22日、
コピーライターの眞木準さんが
急性心筋梗塞により逝去されました。
享年60歳。

デザイナーの友人であり先輩から知らせを
受けたとき、まだネット検索でも情報がなく、
まるで信じられませんでしたが、

宣伝会議のWebサイトを見て、
本当であると受け止めました。

つい先日、講義でお会いしたばかりだったのに。
「今日の話をきけば突然コピーが書けるようになります」
なんて、言ってくださったのに。

 

とても、残念です。
心から御冥福をお祈りします。

 

でっかいどお。北海道(全日空)
トースト娘ができあがる。(全日空)
カンビールの空カンと破れた恋は、お近くの屑かごへ。(サントリー)
あんたも発展途上人。(サントリー)
十歳にして愛を知った。(ライオンファイル)
ボーヤハント。(ビクター)
恋を何年、休んでますか。(伊勢丹)
何人まで愛せるか。(伊勢丹)
四十才は二度目のハタチ。(伊勢丹)
ホンダ買うボーイ。(ホンダ/CR‐V)
踊れるバーバリー。(三陽商会/バーバリー・ブルーレーベル)
和イスキー(サントリー/膳)
ワンモアビジン。(資生堂)
六本人、生まれる。(森ビル/六本木ヒルズオープン)
家では、スローにん。(ミサワホーム)
アエラ(朝日新聞WEEKLY ネーミング)

 

ありがとうございました。

餃子と背中

出張で宇都宮へ。

カメラマンのテスト撮影でモデルになって、
取材の仕事をばっちりこなし、
餃子を食べて帰宅。

テスト撮影で撮られた写真を見て愕然としました。
「え~、私こんなに太ってないー。もっと痩せて撮ってよね!」
って言いたくなるような。

いやぁ、客観的な目というのは残酷だ。
こんなに背中が丸々としていたなんて。
嬉々として餃子12個も食べたのに。だからか。

 

どんどん劣化している。

超美人

骨董通りを歩いていたら、目の前に
止まった水色のタクシーから
いかにも高そうな小型犬が
ぴょこんと飛び出してきました。

首輪から伸びた黄金のチェーン。

目で追うと、運賃を払う金髪の女性に握られていて、
女性は、背中のばっくり割れたパープルのドレス。

ポケットティッシュを思わせる、あまりに堂々とした
開きっぷりに目を奪われていると、出てきたのは
モデルのマリエでした。

TVで見るよりぜんぜん美人!
もうココリコ田中にそっくりなんて
思えない、見えない、言えない。

思いがけない光景に見入ってしまい、
ご本人と目が合いました。じろじろ見過ぎたかな。
いや、視線が外せなくなったんだけど‥‥。

マリエがJOJOのダービー弟と同じスタンドの持ち主なら、
僕の全身から「美人!美人!美人!」と語るオーラが
噴出しているのを見られていたことでしょう。

 

先週は赤坂で俳優の大倉孝二を目撃したり
アンガールズの田中を見たりしましたが、
Perfumeの3人とは未だすれ違いません。

かしゆか、三軒茶屋でフライデーかぁ‥‥。

エアコンのホンシツ

リビングの隣、寝室にあるエアコンをつけると、
ちょうどリビングで作業をするからだの右半分が
涼しくなります。

からだを境に、左右で気温が違う。
こんなこと、科学以外になし得ないんだなぁ
と思ってみたり。

 

「自分の部屋の温度を自分で決められるんですよ!」

某番組で、オードリーの若林が売れて初めて
自宅に導入したというエアコンについて
「熱く」語っていたのがとても印象的でした。

 

「太陽が沈んでも真昼のように明るく過ごせるんですよ!」
「川に行ったり井戸を掘ったりしなくても水が出るんですよ!」
「道さえあれば、座ったままでどこへでも行けるんですよ!」
「文字や画像、映像までが世界中の人に瞬時に送れるんですよ!」

こんな驚きを持ちながら生活している人なんて、
今の日本には99.99%いないでしょう。

 

「Thousand songs in your pocket」

初代iPod nano(4GB)のコピーです。
1,000曲があなたのポケットへ。

コピーは、スペックを語ってもシズらない。ソソらない。
驚きのある商品なら、その吃驚を最短距離で表す「言い換え」を探す。
この場合なら、「4GB→1,000曲」と「サイズ→ポケット」。

 

「自分の部屋の温度を自分で決められるんですよ!」

これを今そのまま語る家電メーカーはさすがにいないけれど、
改めて、驚きの目でモノゴトを見ることが出来るかどうかが、
クリエイティブの筋力の差に大きく関わってきそうな気がする。

今はじめて世に出たと仮定して、
エアコンをどうコピーに落とそうか。

Softbank表参道

「iPhone 3G S」の予約受付が始まり、
ソフトバンク表参道では一時200人の行列が生まれた。

ITmediaより)

 

僕が行ったときには30人ほどの列でした。
というわけで、予約してきました。

「前の機種は水没させちゃって」と話したところ、
女性の店員に思いっきりイヤな顔されました。
え!?マジかよ。みたいな。マジです。