eat it

7/15・bikiから電話をもらい、なぜかふたりで焼き肉を食べに行く。
途中で予備校時代の恩師と偶然会い、無理矢理誘う。

珍しい組み合わせの三人で牛角に入った。
たらふく食って喋った。妙な盛り上がり。

 

7/16・前期最後のゼミ。成果発表後、「スイカを食す会」。
「暑いと言ったら罰金100円」の徴収金を元手に、スイカを食らう。
たらふく食って喋って食った。

 

もうこの夏の分は食べきったと思うほど。乾杯。

 

ケータイを替えた。

 

昼の夕立にばっちり自転車をこいでいて、ずぶ濡れになった。
ひょうが降ってきて痛かった。雨粒が凶器だった。

その状況にゲラゲラ嗤うガキと、号泣するガキがいたが、
どっちも激しすぎるスコールに判別がつかないほどだった。

graph,campus更新。

クラッシュ

 

 

一年間、ありがとよ。

 

楽しかったよ。

 

一緒に北海道にも行ったなぁ。

 

着うたもダウンロードしたっけなぁ。

 

ムービーメールも撮ったねぇ。

 

確か、100万画素だったよな。

 

長電話もしたよなぁ。

 

そして今日、ついに。

 

 

ぎゃあ。

 

なんじゃこりゃぁ。

 

 

 

※ これでも通話・メール・写メぜんぶ使えます。

東中サドル事件

もう、10年ほど昔の話になる。

中学生時代、学校で、ある事件が起こった。
名付けて「東中サドル事件」(西条市立東中学校での出来事)。

たった今名付けたのだが、事件はその妙な名前以上に珍妙だった。

 

その日も授業が終わり、ホームルームで僕と友達はいそいそと下校の準備をしていた。帰りに本屋へ行き、みんなで立ち読みするのが日課だった。エロ本を手に取る勇気のない僕は密かに『ダ・ヴィンチ』の荒木経惟のヌード写真を見るのが楽しみだった。ファミ通をチェックする友達にばれないように。でもアラーキーはエロくないんだよなぁ。

その時だった。担任が、帰り支度にざわつく教室を静めた。

「最近、校内の自転車のサドルが盗難されることがある。
みんなはそんなことせんと思うけど、目撃者は先生に言うように」

何のことか、一瞬分からなかった。
自転車のサドルが、盗まれる…?
誰が?なぜ?何のために?

いまいち事の子細を掴みかねていた僕らは早々と支度を済ませ、かばんを背負い駐輪所に向かった。事件の現場である。愛チャリが待っている。

案の定、僕の自転車のサドルはまんまと抜かれていた。
なんてことは一切無くて、いつもと変わらず無事だった。
ほらほら、本屋で『ダ・ヴィンチ』が待っている。

だが事件は起こっていた。
ふと目をハンドルの奥へやると、正面にある女子のチャリが、座ると痛々しい状態になっていた。

サドルが、無い。

銀色のパイプがぽかんと口を開けている。
整然と並んだ自転車の中で、そこだけが明らかに「抜けている」状況だった。

さっきの話は本当だったんだ…。
持ち主の女の子も茫然と突っ立っていた。「無いわ」。

何か、面白いことが始まっている気がしてきた。
抑えることの出来ない好奇心で鼻息が荒くなっていた。

とりあえず僕らは、地道に、盗まれたチャリの洗い出しを開始した。
どんな自転車が狙われるのか。それが分かれば、犯行目的が見える。
目的が分かれば、犯人も突き止められるはず。

そして、盗難サドルの傾向はあっけなく分かった。犯行目的もそれとなく。

狙われた自転車は、どれも女の子の自転車だったのだ!
しかも、校内でかわいいと目される美人ばかり。

僕と友達は、思わず犯人に感心してしまった。

好きな子の縦笛に口をつけたり、体操着を盗むのならマンガで知っている。
そういうシチュエーションは、屈折した思春期男児の物語として定番だから。やったことはないけど。

しかし、サドルとは、渋いなぁ。

エロが分かってると言うよりも、もはや師匠クラスだねぇ
なんて笑い合った。
「フェチとの遭遇」を、僕らは知らず知らずに体験していたのである。
犯人にはサドルじゃなくて座布団をあげたい気分だった。

 

本体と一体化しているから見過ごしがちだが、自転車のサドルというのは意外とエロティックだ。形のみならず、そこに乗るというのは言わずもがなである。
そいつを取り外して持って帰るとは、よほどの変態だと思う。しかも美人に絞り込めるということは、同級生か教師だろう。すごいな。

そうか、変態とは想像力なんだ。

 

結局、サドル事件は迷宮入りと化した。
僕らはその半年後、卒業して別々の高校に進んだ。

御意

ゼミの友達に、しみじみと
「たくろうくんって本当に女の子好きだね」
と言われた。

素直にYESと答えた。

一億総市原悦子

二ヶ月ぶり(!)に彼女が遊びに来ると思って
スーパーでいろいろ買ったのに、日にちを間違えていた。

 

夜中の四時に寝て、朝八時に目が覚めて、
テレビをつけて初めて曽我さんのキスシーンを見た。
素敵な違和感。VTRで五回見た。
家政婦は見た。的な気分。

コンビニにサンドイッチを買いに行くついでに、
近所の高校の体育館でやっている選挙に行ってみた。

体育館は2階建てで、上でやっているであろう女子バレーの
かけ声が気になってしょうがない。

高校を出る頃を見計らうように、豪雨と雷鳴が街を覆った。
こんなことなら先にコンビニに行けばよかった。

ATSUI

ゼミ室と工房のクーラーが故障した。
「暑い」と言ったらひとり百円の罰金。
正直、暑い。パソコン五台が燃えそう。
額から顎にかけて、汗がしたたり落ちる。

現在、1,500円の徴収。ぼくは3回言ってしまった。

先日、ある方の要望で友達(シム)のポートレートを
撮らせてもらったんだけど、面と向かって撮影するのは
やっぱ難しいと思った。時間がいる。もういっぺん撮らせて下さい。

そしてアカミネ画伯(=ある方)が似顔絵を描くと。楽しみ。

 

PhotoshopCSとIllustratorCSをインストールした。
心なしか、JPEG圧縮の画質がきれいになった気がする。
ファイルブラウザの使い勝手と速さにニンマリ。
学生ってだけで市価の4分の1以下。
素晴らしいと思う。

恋愛サルベージ

中国・安徽省の大学生の男性、方さんは
このほどインターネット上で熱愛していた
広東省のガールフレンドと初対面、感激のあまり
ショック性の胸腔(きょうくう)内出血を起こし、
危うく命を落としかけた。

中国の新華ネットによると、方さんは、
2年間のネット交際の末、喫茶店で落ち合ったが、
想像以上に美しいのに仰天、その場で気を失った。
出血量は2,000CCを超え、病院では気管を切開して
除去したうえ輸血、9時間後にようやく意識を回復したという。

 

今日は七夕。
大学には、浴衣の女の子がちらほら。

虫とショーと選挙

学校に行く途中で、カブトムシをつかまえた。
友達に聞くと、じつはムサビの周りには出るらしい。
東京に来て2度目の捕獲。写真を撮って戻してあげた。

 

青山のイッセイミヤケで、メンズのショーをビデオで見た。
ファッションショーを通しでぜんぶ見るのは初めてだけど、
不思議と退屈はしなかった。音楽がいいからかな。
ビデオというのもあるのかもしれない。モデルかっこいい。
あれを見たら、ますますヨン様の存在が理解できない。

 

新宿の伊勢丹でセールに遭遇。
またもイッセイミヤケを見て、素晴らしく彩度の高いシャツを発見。
値札を見たらお値段も素晴らしく高かった。14,800円。
これでセールなんだから恐い。卒制の完成図がぼやけないように、
何も見なかったことにしてその場をあとにした。

どこへ行っても選挙運動とぶつかる。
沖縄から来たという議員は、複数の運動員に太鼓を叩かせて
騒音をまき散らしていた。うるさい。前に進めない。
通行人の迷惑も考えないで、なにが政策だ。

 

来週になれば、静かな週末になっているだろう。

The brightest city in the world

エレファント・バニッシュのつづき。

あの舞台を見て思ったのは、抑制ということ。
強すぎるライトに、めまぐるしく変わる映像。
それらの表現はとてもエッジが立っていて、
攻撃的ですらあるのに、どこまでも抑制が効いている気がした。
それこそがデザインで、舞台「装置」というものなんだろうか。

「抑制のある攻撃性」というか、
「鋭利な抑制」みたいな落としどころ。

 

公演後、ゼミのみんなで最近流行っている
占いの話に火がつき、シムがその本を買うことにした。
だけど、舞台~食事後で時間は23時すぎ。
青山のブックセンターが深夜まで開いてることを願って、
先生のクルマで一路、青山へ。

結局、六本木ABCでやっと手に入れ、帰宅したのは
深夜2時すぎだった。立川まで送って頂いた。

 

夜の六本木交差点は明るかった。

エレファント・バニッシュ

「いちばん大事なポイントは統一性なんです」

 

原作/村上春樹
出演/吹越満 ほか
演出/サイモン・マクバーニー

 

舞台『エレファント・バニッシュ』を見た。

ひとつの空間上で、映像と照明、役者が
折り重なり生まれる、不可思議な時間軸。
これほどまでに映像とリンクした舞台は
文字通り、初体験だった。

そして、村上春樹の描く、あのやるせなさ。
「ぼく」はどこか他人事のような希薄さで、
ただ事件だけが目の前を素通りする。

作家の文体をなぞるような演技、演出に鳥肌が立った。

スタイリッシュに進行することが、どれだけ
計算の中で動かなければならないか。そして、
計算され尽くした舞台装置の中で、役者が埋没しない。
それはもう、演出の力だと思う。

エレファント=象は、何のメタファーだったのか。
素晴らしい舞台だった。原作を読もうっと。

七月近況

そう、七月です。

昨日も書いたけど。
今月は、前期の成果発表があります。

いま撮り溜めているシリーズの写真を
初めてゼミの先生やみんなに見せました。
(コレではないです)
温存じゃないけど、もっと溜めてチョイスして、
展示で出します。卒制展か、個展か。2005年。

友達のポートレートを撮りました。
シムとチサキちゃん。

おげんきですか

はい、七月になりました。

大学最後の夏休みが目前です。
今年も北海道旅行に誘われましたが、
一応、断りました。
進路も決まってないし、卒制も手を休めるのが恐い。

時間が取れたら行きたくてたまらないのですが。
軍資金が圧倒的に足りません。
バイトも落ちました。次を受けます。

熱海旅行なんていう計画もあったりします。
それも行けるかどうか・・・。

どんなに暑くてもクーラーをつけない彼女を
見習って冷房オフにしてみましたが、あと何分もつか。

graph campus更新。
昨日から、夕飯はそうめんでやり繰りしています。

プリント日和

大学の友達が、うちに
写真のプリントをしに来ました。

友達の写真は、どんどん変化します。
変化しているように思います。
プリントだけで面白い一日でした。

プリントばっかりでも飽きるので、
途中でニーダーマイヤーの写真集を見ました。
僕の、最近のお気に入り写真集です。
友達は思った以上に好反応で、いい息抜きになりました。

 

研究室で注文していたPhotoshopが
やっと入荷されたらしいです。夏休み前セーフ。
RAW現像を試したいけど、僕はもっぱらJPEGだし、
大学に取りに行きたいけど、僕はもっぱら貧乏です。

 

そろそろ、前期レポート地獄が待っています。