メビウス!

日曜日は何もしなかった。

スーパーで豚肉とごまだれを買って、
家で今まで聴いたことのなかった「ヤン富田」の
アルバムを流して、トイレの便座を洗濯した。

写真も撮らなかった。
最近始めたシリーズは、もしかしたら
シリーズとして撮る最初の写真かもしれないけど、
今日はそれを撮る気分じゃなかった。

そのうちWebにもアップ出来たらしよう。

 

なんだか昔の、ちょうど一年前くらいの
日記を読み返してるんだけど、変わってない。
就職のこととか、考えているようでどっか他人事だし。
デジカメや写真については、だいぶ楽になってきたけど。

刃向かう相手がいなくなると、ふんばる必要がないから。

バルス!

最近、ほんとここ2~3日の話だけど、
写真のことばかりが面白くて、他が面白くない。

他が「考えること」を起点にやってるのに、
写真は考えないことで進むというか、溜まる。
ほんと、昆虫採集に似ている気がする。

他の制作が面白くなるには、やっぱり
「考えること」にどこかで一時停止をかけて、
ただただ手を動かさないとダメなんだろう。
でもたぶん、今月は面白くなりそうなにおいがしない。
すぐに七月だけどさ。

 

大学のライブラリで『天空の城ラピュタ』を見た。
前日の夜更かしが祟って途中何度か寝てしまったけど、
シータのお下げが撃ち落とされた瞬間は目が覚めた。
宮崎アニメの、女性の強い部分が出るときは、
髪が肩らへんになる。んじゃないかと思った。いい。

 

二年生の女の子の写真を見せてもらった。
面白すぎる。コスプレ会場、レイヤーさん、カメコさん。
本人を撮って帰った。

家に着いて、Campus更新して五時間ほど寝た。
弟の電話で起きて、サッカーEURO2004と互いの近況をしゃべった。

LightWave

koni氏くんが来て、しりあがり寿にハマって読んでいる。

 

ゼミで3Dのソフトウェアが流行っていて、そこに便乗して
3D作品でも作ろうかなと考えている。今度教えてもらおう。

PhotoshopCSを注文したが、まだ納品されない。
デジタルなら、実際の写真家にもひけを取らない気がする。
機材だけは。

あと、撮る枚数も。

クオリティとかセンスは知らん。

3Dにするなら、溜まった写真をつなぎ合わせて
マッピングして、ぐりぐり動かしたい。ぺらぺらをぐりぐり。

 

昨日のtextで「写真は素材の一つで使用するが、メインではない」と
書いたが、出発点なのだから、作品の核といえる気がしてきた。

 

彼女から、スネークマンショーのCDを借りた。
深夜3時すぎ、koni氏くんと聴いている。

おなか空いてきて、コンビニで焼きそばを買った。

in and out

木曜はゼミの日。

いま進めている作品は、
まだ草稿段階で見せられるものではない。
模型から始めて、徐々に形作る予定だが、気が乗らない。

模型なんてまどろっこしいことじゃなく、
早く実物を作りたいという気分がある。
それは段階を無視した無謀な考えだということも
さすがに承知しているので、手をつけないとマズイ。

草案では、とてつもなく大がかりでカッコイイ作品になる予定だが、
いったい幾らかかるのか、予算もまだ組めていない。
卒制で立体物を作るなんて、一年生の頃は想像出来ただろうか。

写真は素材の一つで使用するが、メインではない。
大事な要素の一つである。ただ、デジタル故の~とか、
銀塩の深みが~というのとは違う。どっちがいいということではない。

 

一年生の頃は、写真家に憧れたりもした。
けれど、今作ろうとしているものは写真とは呼べないし、
そもそも卒業してアーティストになる予定は、今のところない。
先のことは分からんので何とも言えないけれど。

ただ、何をやるにしても、昔から
人を驚かせるのが大好きだった。びっくりさせるのが。
子供みたいだけど、そういうことを続けたいと思う。

写真を撮っていると、自分でびっくりすることが多い。
先日の多摩川で見た波の動きも、単純だがかなり驚いた。
(6/15日記参照)
静止画では、あの波を撮影したところで驚きの記録には
なり得ないのだが、写真をやっていたからこそ気づけたことだ。

 

大好きな漫画家に高野文子という人が
いるんだけど、その人の作品はトーンが大人しい。
とても安穏としていて、一見、涼しげな短編が並ぶ。

だけど、時折、針で刺したような(刺すって好きだな)、
ぴんと張りつめた空気が走るコマがある。
穏やかな話なのに、はっとさせられることがある。

それは「びっくり」とは少し違うんだけど、そういう
鋭敏な心の動きを読む者に与えてくれるのは流石だと思う。
びっくり箱的なものじゃない、静かな発見。その波紋。

そんな驚きを、僕なりの作品で。
アウトプットはインスタレーションでも、
写真でも。何でも。

やっぱ、模型から作ろう。

すけべな女の子

5.1チャンネルで
くるりの「すけべな女の子」を聴いている。

うちのオーディオは、スピーカーが五本、
部屋の四隅とフロントにある。
なので、それでCDをかけると、ヴォーカルはフロント、
ギター、ベースはサイド、ドラムはリアで音が出る。

オートサラウンドが上手く振り分けられると、音で
部屋が包み込まれる。普通には聞こえなかった音も、
これで聴くと確かに感じられたりして、楽しい。

 

最近は学校で写真を撮るのが面白くて、
何でこんなに知らないことが多いんだろうと思うほど、
知らない場所や場面に遭遇する。

それは今までにも遭遇していたはずの場所で、
きっと見過ごしていただけなんだろう。
カメラあってこその世界が、知らない間に
フレーム越しに広がっていた。それが不思議で面白い。

学校以外でも撮っているけど、
テイストが変わってしまうのがまた面白い。
同じ自分なのに、違う人のような気もする。

装置と気分が変わるだけで。
耳も、眼も。

 

作家性に欠けるとか、視点がバラバラだとか言われても
返す言葉はないのだが、それでいいと思っている。
作家ではないし、ぼくは浮気性なんだと思うし。

鋭利な人

昨日、アヴリル・ラヴィーンについて
魅力をちょっと書いたので、その続きというか
好みの女性について書こうと思います。

 

この話は、浪人時代から友達などには
しつこく熱弁してきたのですが、ぼくは、
シャーペンの芯のような女性が好きです。

シャーペンって、あの、シャープペンシルです。
あれの芯のような人です。
どういうことかというと、まず、
シャー芯を思い出してください。

あれを先端どうしで、人差し指と親指でつまみます。
すると、先っちょが指に刺さって痛いですよね。
どっちの指も、優しく支えないと先端が食い込んできます。

だけど、その状態で横からデコピンすると、
どうでしょう。脆くも折れてしまいます。
ポキンと、簡単に。
でも、先端を支えている状態では指が痛いだけです。

 

そういうのがいいなぁと思うのです。
強さと脆さを兼ね備えたような。

べつに、女性を横から折りたいと思っているわけじゃないです。
支えている指に美学を感じるわけでもないです。
あと、支えるというのはシャー芯に例えたからで、
ぼくが女性を支えるといえるほどの甲斐性はない。

 

話を戻します。
芯はあるけど、弱さも持った、雪のようなシャー芯のような人が
美しいと思うし、先行きが気になってしまいます。

強気だけど病弱とか、そういうステレオタイプなのとも違います。
それはひとつの形としてあるかもしれないけど、もっと内面の、
人間の表裏一体な部分に惚れるんだと思います。ぼくは。

ちなみに、いじめられたい願望でもありません。
強さの矛先が男に向かう必要もなく、主従関係を築きたいわけでもない。
いや、どうだろう‥‥?

 

シャー芯に例えるからダメなんですね。
雪の方がやっぱきれいだし、分かりやすいかもなぁ。
でも、あの痛さと脆さを同時に持ったフォルムはすごくエロいと思う。

 

この辺でやめておきます。
今日は台風一過で天気いいな。

がらんどう

昨夜。
bikiとkoniとるみねーと、ちゃんこを食べにいった。

しかし、お目当てのビル六階にあるちゃんこ屋は、もうなかった。
ただのがらんどう。
テナントが撤退したあとの、コンクリート打ちっ放し。

代わりに下の階で回転寿司を食って、久しぶりにいろいろ喋った。
喋ったはずだけど、何を話したかも覚えていないような、そんな。

がらんどうのビルが面白すぎた。
真っ暗で、何もない。
酸素が薄くて、ムシムシする。

写真を撮った。

夜半。
bikiがうちに来て、明け方まで「白い巨塔」DVDを見た。

第一部を見終えていない彼と、第二部に行きたい自分。
ドラマの先行きを喋ってしまいそうで、ぐっとこらえる。

昨夜に買ったアヴリル・ラヴィーンのCDをiPodに転送。
大阪に行ったときに弟が同じのを持っていたので
コピーしたかったけど、PCを持って行ってなかったし、
今さら目覚めたので仕方ない。

やっぱかわいいと思う。
小柄で華奢な身体。必要以上に尖った犬歯。
洋楽女性ヴォーカルの購入理由は、だいたい
見た目の美しさで決めている気がする。

 

朝。
台風の接近を不穏に感じつつ、新橋に向かった。
午前中まるまる新橋で、いよいよ雨が降りそうだったので
どこにも寄り道せず帰宅した。JAGDA展とか見たかったけど。

 

昼から夕方にかけて暴風雨だった。時々、部屋が揺れる。
従兄弟からのメールでは、実家(四国!)の中学は休校だったらしい。

 

そして今夜。
くるりライヴで一緒だっただけの彼女と会う予定だったが、
台風で流れた。もうずいぶんとゆっくり会っていない。

 

ニュースで、高波にさらわれた男性のスクープ映像が流れていた。
黒い点のようなものが男性で、おぼれてカメラから消えていった。
未だ不明らしい。

僕は部屋でアヴちゃんを聴きながら見ていた。

textを替えた

体育、テーマソングは「カントリーロード」。

午前中の授業を終えて、学食で友達とめし食って帰った。

 

あっけない一日。

 

日記のページを替えてみた(コレね)。

馴れない部分も多いけど、まー続けてみよう。

よろしくお願いします。

 

 

昨日のくるりライヴで、ヴォーカルの
岸田君が言っていた言葉が妙に印象的だった。

「こんなに感慨深いのは四年前の大阪のクラブクワトロ以来です、
今まで緊張せずにツアーやってきたのに、武道館は初めて緊張しました」

 

こんな感じのことを喋っていたと思うが、
あれほどのプロでもそんなこと思うんだ!
と、ちょっとびっくりした。

それほど彼等の立ち姿は存在感があったし、
「ちびりそう」なんて風にはいっさい見えなかったから。

 

記憶に刻まれることを提示できる人にもいろんな種類があると思うけど、
あそこまで到達出来たらなぁ・・・と、ただただうらやましかった。
(ミュージシャンを目指してるわけではありません)

くるり武道館LIVE 〜安心しろ、秘孔は外してある〜

すごいぞ、くるり。

 

武道館ライヴに行ってきた。

すごかった・・・!!!!

 

ワールズエンド・スーパーノヴァ
すけべな女の子
ワンゲル
ばらの花
ハイウェイ
ロックンロール

Morning Paper
花の水鉄砲
東京

ほか!

 

聴きたいのが全部生で聴けた。
2002年5月のライヴ以来だったけど、比じゃない。

Zeppのもっくんも素敵(目の前だったし)だけど、
クリストファーのドラムは天才的だった。
人間の腕じゃないよあれは。マシンだ。

 

改めて日本語っていいなぁと思ったし、
照明の美しさにも度肝を抜かれた。

岸田の声は枯れんばかりで、
でも最後の「東京」まで淀みなく歌い上げて、壮絶。
ありがとう、くるり!

Let It Flow Again

夜中に来た友達bikiが
「初メロンパン」を果たして、
それを何枚か撮った。

 

メロンパンを食ったことがないなんて・・・

「でも、メロンも食べたことないから比較出来ない」

メロンパンはメロン味じゃないぞ!!・・・

「え、そうなの?じゃー詐欺じゃん」

ていうかメロンも食べたことないんだ・・・

「ないよ」

 

食べてみて。
どう?味は。
おいしい?

・・・

「歯にくっつくね、もういらないや」

 

メロンパンを持つクリームパン(みたいな手)。

その後、サウンドアート?の池田亮司?の
DVDを見せてくれて、パチパチ光る画面に
ポケモン状態(てんかん)になりそうなほどだった。
かっこいい。

bikiの足が臭かったんで、無理矢理お風呂を勧めた。
代わりに彼はメロンパンを勧めてくれた。

CDを10枚以上コピーさせてもらった。
ていうか勝手に入れてくれた。

音楽だけで6ギガ来た。
一晩で100曲増えていた。

BBB

デッサン室で友達ふたりと
あーでもなくこーでもなくお喋りしていたら、
僕を入れて三人とも同じケータイを使っていてびびった。
三色の同じ型。

 

しかも、三人ともB型で更にびびった。
だからとりとめのない話が終わらないのか。

 

シムがG5でDVDを焼いたら、
もののすぐに出来てびびった。
速すぎ。あー欲しい。

 

デッサン室では、就活の話から親のこと、
顔の造形のこと、剣道部のこと、篠山紀信のこと。

 

午後九時、一旦終了。帰宅。

デッサンは進まず。

ディスタンス

英語版のサイトを立てた。

立てたといっても、基本は今までのと変わりない。

大きく違うのはプロフィールだけで、
それも正しい表記なのか自信はない。
エキサイト翻訳がどこまで賢いのか、まぁ、いい。

 

それと、いちいち言語が違うだけで
管理も二倍になるのは困ったもので、
それを避けるという意味で、過去のコンテンツを復活させた。

「校区外-間隔」。

基本的に更新の必要がない。
さらに、手直しをしてみると、意外と面白い。

左右対称の画像を所々に混ぜ、
それがくっついておかしな画像になる。
コラージュのように。

「間隔」を訳すのに「distance」としたが、
それも正しいかは疑問。

 

間隔という言葉には、他にもintarvalやspace、separationなどがある。
どれも時間的な間隔と空間的間隔を分けた概念の言葉で、
僕のいう間隔はそのどちらの意味でもあるので、ぴったり来る
言葉が見あたらない。

 

「間隔の感覚」というダジャレでもあるので、
もともと合う言葉などないのだが。

ナミカゼ

田園調布から川崎へ向かう橋の下、多摩川でぼーっとした。

 

川べりで何を見るでもなく、ぬぼーっと。

水面のビニール袋がブカブカ。

川下へ流れてゆく袋を何枚か撮った。
たまに、鵜(う)が、にゅっと首を出す。
のどかだな…。
足下のコンクリに打ち付ける弱々しい波を見る。

 

ちゃぷん、ちゃぷん。‥‥ん?

波の方向を凝視すると、おかしい。
ビニールの流れゆく向きと逆なのだ。
川(とビニール)は右から左へ流れている。
なのに、波は、左から右に流れている。

なんなんじゃーこれは?
5分くらい、ずーっとその光景を見ていた。

すると。
川の向こうの草が目に入って謎が解けた。

草は波と同じ方向に、波と同じように揺らめいていた。

つまり、波の正体は風だった。
風が波を作っていた。
だいたい、川に波が起こってることから疑えばよかったのだ。

 

そう分かったときに、捨てられたペットボトルが
川下から上流に向かって流れていた。

さっきの、水に半分以上浸かっているビニール袋は、
川そのものの水の流れに従っている。
けど、浮かんでいるペットボトルは水面に置いたような
状態なので、水の流れに影響されにくい。
それよりも、風の力と水面の作る波に影響されてしまうのだ。
力の関わりが、実は違う。

 

川下へ流れゆくビニールと、川上へ流れゆくペットボトル。
それは、水と風が交差していたから。

 

文章にすると「へぇ」でおしまいだけど、
実際に見ていると、けっこう長い間いないと気づかない。

 

同じ川でも、水の中と上とでは、全然違う。
それは、ただ見ていたら分からない。

向こうの草を見れば一発で分かるようなことだが、
それがなんか面白いなぁと思った。

大根boy(ToT)

すごい天気だった。
暑くもなく、風は少しで、ただただ明るい。

 

今日は授業もなく、田園調布から川崎まで歩いて、300枚撮影。

電車に乗って渋谷で降りて、夕方の渋谷を撮って帰宅。
2ギガ満タン。

 

商店街の八百屋で、大根を嬉しげに持つ白人少年を発見。

あの少年は、男性の部分を日本語で
男根と呼ぶことを知っていたのだろうか。

ナイスガイ。

 

OC、二日目は学校に行かなかった。

てか、行けなかった。
出かけていたから。

 

夜になって友達から電話があり、
学生相談のところに僕を訪ねた人がいたと教えてくれた。

分かっていることは、

・その人らは複数。三人だった。

・「伊藤拓郎さんはいますか?」と聞いてきた。

・「今日は来てません」と答えたら、名前も告げずに行ってしまった。

・その三人は、女の子だった。

 

・その三人は、女の子だった。

・その三人は、女の子だった。

・その三人は、女の子だった。

 

!?

 

行けばよかった…。

 

後悔しつつ、スチャダラパーを聴いている。
(TOT)はオススメ。

baseCamp

オープンキャンパス初日の昨日、かなり面白かったです。

 

教務補助のオハラさんから

「とりあえず座ってて」

と言われ、なぜか学生相談のとこに座ってました。

バイト代は出るのかなぁとか思っていたら、
悩める現役高校生(しかも女子ばっか)が
「あのぉ」と来るではありませんか。
姉妹で、親子で、友達同士で。

 

映像学科ってどんなところ?
受験には何が必要?
就職したいなら?
実技は何をするの?…etc

 

答えながら自分も気づくような、
そんな感じでばっちり相談員ぽく喋ってきました。

「予備校に行けばいいってもんじゃない」
「英語は一ヶ月で何とかなる」
「ゼミは変えられる」。

まぁ、ちゃんと話しました。
友達と一緒に。
正直に、学科の良さも不満も。

 

相談に来てくれた女の子によっては
87年生まれとかもいて、すごい。
若い。7歳年下。

辻ちゃん加護ちゃんの世界だよなぁと。
…歳とか聞いてる場合じゃないよなぁ。。。

 

久しぶりにのりお先生とか永沼さんたちにも会えて、
おなかいっぱいの一日でした。

男子はなかなか相談とか来ないですね。
「トイレどこっすか?」だけ。

 

まぁ、女の子も半分は村西くんのキャッチだけど。
「ねぇねぇ、相談してみない?」。軽っ。