アーティスト・ファイル 2008

国立新美術館で『アーティスト・ファイル 2008—現代の作家たち』を鑑賞。

なんの予備知識も持たずにふらっと入ったら、
だだっ広い空間に8人のアーティストの作品が
それぞれの密度や余白をもって展示されていた。

そのスペースの使われ方が贅沢。

なんて気持ちいいんだろう。
暗闇に浮かぶ映像たちも、天井に届きそうな
インスタレーションも、無駄がなく目を喜ばせる。

 

「アーティスト・ファイル」展は、統一的なテーマを設けていません。
それによって、様々な領域から、力のある作家たちを集めたグループ展が可能となりました。また、変化に富んだ展示をごらんいただくことができます。

8人の作家に、それぞれ独立した空間を提供し、展示を構成しました。一人一人の作家をじっくりと、個展を見るように鑑賞することができます。

(公式サイトより抜粋)

うんうん、その意図、よくわかるよ。
8冊に分かれた図録もユニークで、購入。

六本木に行かれる方はぜひ。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職