人間ども集まれ!

手塚治虫『人間ども集まれ!(完全版)』読了。

 

一見、手塚作品とは思えないタッチの画風。
そして何度も登場する“性(セックス)”のシーン。

いつもと違う‥‥と思いつつページをめくると、

1960年代の作品だが現代でも通用する大きな
テーマ‥‥クローン、差別、戦争‥‥にぶち当たり、
いつも以上の手塚作品にどっぷりハマる。

第3の人間「無性人間」、それを創り出す者たち、
無性人間の“父”であるダメ主人公の織りなすSF巨編。

感情移入しかかった瞬間に死ぬ登場人物たち。
僕はどこまでも突き放され、話に引き込まれる。

 

この完全版には、連載当時のラストシーンと、
単行本化にあたって大きく書き換えられた内容の
2バージョンが収録されていて、180度異なる結末に
クラクラするような衝撃を受けた。

 

どちらが好みかというと‥‥選べない!

 

—-

 

はからずも、昨日ラジオのことを書いたら
昨日発売のBRUTUSがラジオ特集だった。

BRUTUS

これは必読。


投稿者: tacrow

伊藤 拓郎 / Takuro ITO (April 12, 1980~) 2006年 武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。デジタル系広告制作会社を経て、2017年〜広告会社にてデジタル・プランナー/コミュニケーション・プランナー職