AVATAR

お正月三が日の最終日、話題の映画『アバター』を観ました。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=8-XXDzOJ1m8&hl=ja_JP&fs=1&rel=0]

22世紀、地球から遠く離れた惑星パンドラへとやってきた元海兵隊員ジェイクは、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィと交流するが、やがて鉱物資源を巡って勃発する人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく。

はい。

『攻殻機動隊』の押井守監督いわく、

「あれは事件だよ。全員に観て欲しい映画だね。こちらがやりたかったことを全部やられちゃった。ハリウッドの物量だけの映画なら悔しくないけど、(監督の)キャメロンは頭がいいよね。あれには10年かけても追いつけない。映画『ターミネーター2』『タイタニック』でやってきたことを踏まえて、カメラまで開発して、今まで積み上げたものが効いているんだよね」

と大絶賛の3D映画。(シネマトゥデイより)

 

やっぱり見どころは「どんだけ3D感を体感できるか?」に興味が湧きましたが、観てみるとストーリーもしっかりしている。予告編で「ゲームっぽいな」と思いましたが、すっごく「映画」でした。ある意味で古典SF。

だけど、「アバター」と呼ばれる異星人のボディに“乗り込む”主人公は脊椎損傷の軍人で、上半身はムキムキだけど下半身はガリッガリという設定。こういう設定の端々に現代的な要素が無理なくちりばめられていて、監督のセンスに脱帽でした。

 

一緒に観に行った人は

「火の鳥みたいだった」
「火の鳥なら主人公は人類を最後まで殺した」
「胡蝶の夢っていろんな話の元になってるね」

といろいろ感想を話してくれたので、ほっと安心。(つまんなかったら無言になる)

 

見どころでもある3Dは実写ベースで作られているので、フォーカスの合うところだけがくっきりと立体的に浮かんで見え、背景のぼかしが効いてとても上手い。

初めは3Dメガネが重くてやだなーと思いましたが、この映画に関してはここぞとばかりに「3Dを見せつけよう!」というあざとい見せ場を用意することなく、あくまで自然なリアリティを追求していて、気持ちのいい迫力だけが残りました。

 

ひとつ残念だったのは、字幕まで3Dで浮き立って見えたこと。この違和感だけがなぁ。

でも、間違いなく映画館で観るべき映画(というかテレビでは微妙な作品)。2010年最初の映画としてオススメします。

Fake it!

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=8JnjMaRM3g8&hl=ja_JP&fs=1&rel=0]

ちくりん、おぎのさん、見てます?
何だかお二人の作品を思い出しました。

YouTubeに上がっていたら結構な人気が
出ると思うなぁ、あの作品。

初詣

あけましておめでとうございます。
元日、代々木八幡へ初詣に行きました。
とりあえず輪っかがあればくぐります。

 

私事ですが、今年は彼女と付き合いはじめて10年目
そしてPerfume結成10周年という記念すべき年です。
なんと御目出度いことでしょう。ね。ね。

 

今年の目標は、「出会い∞無限大」。
どっかで聞いたことのある言い方だけど気にしない。
貪欲に、出会いを求めて生きます。

本年もよろしくお願いいたします。

さよなら09

いま、夜の8時半。

紅白を中断して、近所の蕎麦屋に並んでみました。

大繁盛です。
iPhoneを持つ手がかじかむ気温。
前を並ぶ子供たちが走り回っています。

いろいろやり残してるけど、よいお年を!

私的10大ニュース・2009

ほぼ1年前、こんな日記を書きました。

2008年・私的10大ニュース

当時のエントリを改めて引用します。

 

会社の人や久しぶりに会う友だちにも
「今年の10大ニュースって何ですか?」
と聞いて回っている。

これがけっこう面白くて、改めて今年を
“真剣に”振り返る機会なんて滅多になく、
意外とみんな10個も挙げられないもの。
平均すると第5位までが限界。

 

で、今年もやってみました、私的10大ニュースピックアップ。
「私的」なので、僕以外の人には退屈な内容です。
知ったことか、という立場で列挙するのが胆です。

というわけで、10位から、カウント〜〜〜ダウンっ!!!

 

第10位:新型インフルエンザに罹った!
 つい先日の出来事。夜中に急患で診てもらいました。
 ポカリを買いに行くと言って出た彼女は新宿で洋服を見てました。
 去年は9位に「ノロウィルスに感染!」とあるので、毎年何らかの
 ウィルスにやられているのかしらん。

 

第9位:コピーライター養成講座・基礎コース、4位で卒業
 300分の4だからと喜んでいましたが、今思えば、1位を狙わなきゃ。
 1位の人の視点は自分にもあったのに、途中で棄てていました。
 小賢しいレトリックに走ってしまったかなぁ、という反省も込めて9位。

 

第8位:46インチ液晶テレビを買った!
 21インチブラウン管からの買い替えで、春に地デジ化しました。
 その後、1TBのHDDレコーダも買って充実のテレビライフです。
 テレビなんて面白くない、なんて嘘です。

 

第7位:くるり陽水ミスチルのライヴで興奮!
 やっぱり本物を目の前に堪能できることほど幸せなことはありません。
 どのライヴも熱かったなぁ。惜しむらくは、カエラ姐さんの野外ライヴに
 チケット紛失という大失態で参戦できなかったことです。バカバカバカ!

 

第6位:10.28 thispenguin平成お好み焼き騒動に遭遇!
 これはもう、事件でした。Twitterの威力と、悪ノリでどこまで
 行くのかという、興奮の中でも自分を客観視している妙な感覚。
 最後まで突っ走って、その先にすばらしい出会いが待っていました。

 

第5位:彼女が家出した!
 ひとりで『サマーウォーズ』を観に行った9月のある一週間、
 僕のデリカシーのないPerfume脳とTwitter脳にとうとう
 彼女が「ぷっつん」してしまい、家を出て行ってしまわれました。
 土下座して謝りました。いや、土下座なんて形式に意味はない。
 ただただ、今でも申し訳ない、そう思っています。本当です。
 でも第5位です。

 

第4位:コピーライター養成講座・専門クラスに合格
 本当に素晴らしいクラス。素晴らしい先生
 (先生と呼ぶことは禁止されています)。
 徐々に自分のコピーが評価されるようにもなってきて、
 合格して、出会えてよかった。残り半分もがんばります。

 

ここからは、順位はあまり関係ありませんが。

 

第3位:Perfume「直角二等辺三角形ツアー」全国遠征!
 今年を象徴する出来事でした。
 夏の愛媛、名古屋最前列、横浜千秋楽。
 幸福はPerfumeのライヴ会場にある。
 最高、最強。以上!

 

第2位:婚約指輪を渡した!
 家出されるちょっと前のこと。彼女の誕生日に。
 とってもきれいです。まだ棄てられていません。
 受け取ってくれてありがとう。

 

第1位:Twitterをはじめた
 2009年といえば、これ。
 たくさんの人にリアルで会うことも叶いました。
 有名クリエイターともお話しできちゃいました。
 広告系のイベントにもお誘いいただくきっかけを
 得ました。何より、半年間で220人もの友達と
 知り合うことができました。これは革命です。
 最近、ちょっと熱が冷めてよりよい関係が築けそう。
 大事にしていきたい場です。

 

というわけで、ブログを見返せば
Twitter関連のエントリも増えて、どう考えても
ラフスタイルに影響を与えていることが分かります。
それが僕の2009年。

でも、やっぱりね、一緒に住んでいる人の影響は非常に大きい。
そのこともまた実感するベスト10です。

今年はインフルのせいで、東京で年を越します。
来年はどんな10大ニュースを「報道」できるだろう?
自分よ、お楽しみに。

 

ば〜いばーい!

何もつくってない。

ご無沙汰しております、
というご挨拶で切り出すくらい、
このブログも社交的になってきました。
コメント欄も公開したし。心境の変化。

さて、ご無沙汰していたのは、
新型インフルエンザに罹ってしまったからで、
ここ一週間ほど39℃台の熱にうなされていました。
会社に彼女に、迷惑かけっぱなしで2009年を終えます。

 

多摩美がスペシャルサイトを開設していました。

多摩美術大学 卒業生たちがつくったもの。

 

こちらのブログを通して知りました。
きのこ日和 ~あれやこれ~

博報堂取締役でCDでもある永井一史。
陶芸家の第十四代 酒井田柿右衛門。
アニメーションの今井トゥーンズ。
±0などでおなじみのプロダクトデザイナー 深澤直人。
俳優の竹中直人。
お笑い芸人のラーメンズの2人
などなど、幅広く個性的な面々。

このサイトに紹介されるくらいの人間になりたいものです。

 

わかるわかる!

大学としては、これほどの人材を日本に輩出し続けているよ、
というメッセージでもってブランディングをしているのでしょう。
大勢のタレント(=直訳としての、才能)を抱えているわけだから、
使わない手はありません。

我が武蔵美も、名だたるプロフェッショナルを多く輩出しています。
著名人の名前は、これから美大を目指す受験生にはすごく効きます。

でもね、卒業生になってしまえば、
ここに載っていないことを
どう受け止めていいのか、
一瞬、考えてしまうなぁ。
それを目標にすることはないにしても。

インフルになって家でじっと
天井を眺めるばかりの長い一日を
無碍に過ごしていると、
自分の存在が消えてしまいそうな
妙な錯覚に陥ります。
タミフルのせいじゃなくて。

 

俺、まだ何もつくってないや。

コピー書いたり企画書書いたり
たまに写真撮ったりはしていますが、
「それを見た誰かが幸せになること」は
まだ成し遂げていないんだなぁと思い至りました。

来年もがんばろうっと。

Goodbye MJ

則天去私さんのブログに紹介されていた、
マイケル・ジャクソンの追悼広告。

今回紹介するのは、MTVが今年6月に急逝したマイケル・ジャクソンのためにドイツで展開した追悼広告です(もしかしたら追悼番組の告知広告かもしれませんが、放送日時がないのでおそらく追悼目的?)。

 

『THIS IS IT』を観ても、あまりの出来映えに
「死もすべて仕組まれたプロモーションなんじゃないか?」
と思えてくるのがマイコーたるゆえん、なのかもしれません。
このグラフィックも、リボンと足の組み合わせをすぐ思いつくなんて。
MTVだから尚いい。

追悼広告なのに拍手したくなります。

#prfmoff 1219 忘年会

 

Twitterを通して知り合った、
Perfumeファンのみなさん約30人と
渋谷で忘年会をしました。

写真はその時の名札です。初めて会う人たちとはTwitterのアイコンで誰が誰かを把握し合うので、幹事さんに用意していただいた名札が「顔」になります。

 

思えば、幹事のみなさんと最初にリアルでお会いしたのはツアー千秋楽で、その直線にはお好み焼き騒動なんて事件もありました。
今回は30人。

ほとんど初めてお会いする方々ばかりでしたが、
Perfumeファンは年齢層も職業もバラバラ。

おまけに興味関心も幅広い人たちが多く、途中、何の集まりだったっけ?と思うことも多かったです。

だって、
大阪からやってきたデザインを勉強中の専門学校生さんとは
ポートフォリオの進捗具合について話をし、
出版社の女性とは結婚観と海外ドラマについて熱く語り合い、
写真やカメラを生業(なりわい)とされている方々とはカメラ談義に花が咲き‥‥。

あ、離婚経験者3名から人生訓もいただきました。

 

もちろん、出たばかりのライヴ写真集についての感想で盛り上がることもありましたが、僕の周りではむしろ一部。

「2ちゃんねるにもmixiにもあり得ないオフ会模様だよ!」と
ある人が言っていましたが、そうかもなぁ。
その理由は主に3つあると思います。

 

▼1つめ
TwitterはID単位のコミュニケーションだから。

2ちゃんねるやmixiのコミュニティで仮にPerfume以外の話題、例えば好きな映画の話をしたところで「他でやってください」がオチですが、壁も縛りもないTwitterでは何でもつぶやける。話題がずれても構わない緩さがあります。だから、リアルでもID単位(=人単位)の会話に自ずとなり、Perfumeの話ばっかりにはならなくてもよい気楽さがあります(もちろんディープになることの方が多いですが)。

 

▼2つめ
Perfumeファンは女性が多い。

これも大きな要因かと。
男だらけで妄想特急になることが良い意味でセーブされるので、各駅停車、途中下車アリの会話を乗り継ぐことができます。
女性の語るPerfumeも面白いし。

 

▼最後、3つめ
幹事さんたちがすばらしい。

今回、初めて通しで参加させてもらいましたが、セッティングからサプライズの誕生日ケーキの用意まで、本当に気持ちよくあの場のみんなが楽しめる雰囲気をつくってくださった。

そもそも、良い意味でまとまりのないTwitterで参加者を募って、一気に集まった人たちにアナウンスして、さらに参加者がネットでライブ中継できるように電波の入り状況を事前に下見しておくなんて、どこまで気を利かせるつもりなのかと。
(当日はネット中継されてました)

 

きっかけはPerfumeでありTwitterなのですが、
結局、面白い人たちが面白いことを企画する。
そこに面白い人たちが乗っかって盛り上がる。

お好み焼き事件と同様、一連のパワーに圧倒されました。
Twitterの140文字じゃぜんぜん足りない。もっともっと、お話ししていたい人たちでした。

ありがとうございました。

ブレインストーミング

ブレインストーミングの4原則

批評・批判をしない(批判厳禁)
各人のアイデアに対して、批評・批判することは慎む。個々のメリット・デメリットなどの評価は、ブレインストーミングの次の段階で行う。批評・批判については、各自メモをとるなどしておく。

粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方や、ユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明は、たいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。

量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまで、あらゆる提案を歓迎する。

アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり、一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。

(Wikipediaより)

 

ブレストなのにすぐ批評・批判する人、います。
自分もたまにやっちゃう時がある。反省。

あと、ブレストで大事なのは
ヒエラルキーを無視できる間柄であることかな。
偉い人に遠慮して何も言えないんじゃ意味がない。
なるべく、役員にはご退席願いたいなぁ。

前線でバリバリやってる方なら、役員でも気にならないけど。
肩書きはどこかに置いて参加する、これも大事な原則だと思います。

天体観測

昨日の深夜1時ごろ、
地下鉄の駅ごとに受信する電波を拾って
iPhoneからTwitterを見ていました。
いつもの終電。

何人か、星について語っている人がいました。

 

双子座流星群見えたー!!やべええええええ!!!

 

あら、そういう日なのかー。
なんて思いながら駅を下り、
ちょっと雲のかかった空を眺めながら
坂道を登っていたそのとき。

人生史上たぶん一番大きな流れ星を目撃!

緑色のフレアみたいなのを発しながら、
ズキュウゥゥゥゥン!!!と夜空を割って消えました。
あれが、ふたごThe流星群!?

家に着き、かばんを置いて外に出たら
ちょうど彼女も仕事場から帰ったところで、
いやがる人を無理やり誘って、
寒空の下ふたりで張り込んでみることに。

30分はいたと思います。
4つか5つの流れ星を見ることができました。
美しい。意外と太くて明るい。そして一瞬の出来事。

流星群と呼ぶには少し寂しい結果だけれど、
東京では「雲が多くて断念」「明るすぎて見えない~」と
つぶやく人たちも多かったので、ラッキーだったのかもしれません。
山形では大量に見られたそうです。みんな見てるんだなぁ。
いつ飛ぶかわからない流星を待ち構える間もまた一興でした。

 

明るい東京の空で、それより明るいひとすじの光を
あんなにも克明に目撃できるなんて、思いもしませんでした。
願いごとを祈るひまはありませんでしたが、いい夜だったな。

赤く燃える太陽


友達2人を呼んで、うちで鍋パしました。
イタリアントマト鍋。赤く煮えたぎる鍋。

チーズ入れたらかなり美味かったのですが、
写真にすると見た目が美しくなかったので
自粛してみました。

友達のひとりは、買ったばかりのiPhoneに夢中すぎ。
もうひとりの友達は今日も舌好調。

ハゲという現象について、熱く語り合いました。
なぜその話になったかは謎。女性陣の目は厳しすぎる。

 

そして合い言葉は「Next LOVE」。
とりとめのない会話に笑わせてもらったよ。

Shadow

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=0GCGmRw01Mo&hl=ja_JP&fs=1&rel=0]

「あたしクリスマスなんて認めない!」
とテレビでマツコさんは仰っていましたが、いやいや、
若い男女が若いのは若い間だけなんだから、いいじゃん、
クリスマスくらい。と、これを見て思えました。

影だから見ていられるっていうことでもあるけど。
素敵です。木が揺れるところがメルヘン入ってていい。

 

これは上のものとちょっと違うけど、影というのは
「おとぎ話」の印象を抱かせてくれるモチーフだと思います。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=bNeVXdlRCSk&hl=ja_JP&fs=1&rel=0]

そういえば、日光の下を歩いていないので
ここんところ自分の影を見ていないような気が。
どうしてるだろう。

デスクトップアイドル

どうやらご近所らしい木村カエラのサイトが
とってもいい写真だったので、拝借して仕事用PCの壁紙にしました。
(仕事場ではWindowsです。しかもXPです)

Windowsは主にアイコンが左に寄るので、
元の写真ではちょうどカエラ姐さんのお顔に被ってしまう。
画像を左に無理やり引き伸ばして、余白をつくりました。

そのことをTwitterにつぶやいたら

「左右反転させればよかったのでは?」

という目から鱗のご指摘が。

‥‥い、いやいや、人の顔は左右非対称だから
反転させると別人のような印象になるのですよ。

試しにやってみたら、ぜんぜん印象変わらない。
さすがカエラ姐さん、ここでも美人を証明ですと。