iPhone

iPodと同様に音楽や映像の再生が可能で、OS Xが動作する携帯電話「iPhone」を6月に北米向けに発売。

http://www.apple.com/iphone/

ガジェット好きとしては(ガジェット好きなんです)、やっぱり欲しいというか触ってみたい。

もはや携帯電話というよりはPDAに近いけれど、

タッチスクリーンで軽快に動くGoogle Mapsや耳に当てるだけで液晶がOFFになるセンサーなど、すごく未来っぽくて、それだけで欲しくなる。

日本で出るとしたらワンセグ機能もあるといいな。
アジアでは2008年発売予定。

大晦日2006

大晦日、長い間入院していた祖母も一時帰宅。

子供らは2階でウイイレ、マリオカートDS、こたつにみかん。

紅白はわからん曲ばっか。

 

久しぶりに、本当に久しぶりに
ゆったりと日記を書いている。
逆に何を書けばいいのか。

1階から漏れ聞こえる演歌もK-1の勝敗も
なにがなんだかで年を越してしまいそうな。

そばができた。
近所のお寺から除夜の鐘が鳴り響いてます。

自分プレゼント2006


Power Book G4からMacBook Proへの
移行が完了しました。

3年半ぶりの新調は、
ちょっと手間取って都合3時間。

見た目にはほとんど何にも変わりません。
アイコンの位置も、アプリケーションも、
もちろん、ハードウェアのデザインも。

だけど7倍以上の性能UPは唖然とするほど。

今まで2~3秒かかっていたYahoo!JAPANの
表示も0コンマでFlash広告まで一気に読み込まれ、
Google Earthは淀みなくサクサク飛び回る…。

 

「2、3秒もガマンできずに30万も払ったの!?」
と誰かに言われそうだけど、そうじゃなくて(そうだけど)、
むしろこれからWindowsXPを入れたりFinal Cut Proなどの
編集ソフトを使う中で利便性を体感できるのかと。

 

ガシガシ使おう。

ひとつ上のチーム。

ひとつ上のチーム。』という本の
刊行記念トークショーへ行ってきた。

コピーライター・眞木準
アートディレクター・副田高行
コピーライター・前田知巳
(敬称略)

お三方のうち、ふたりは大先輩に当たる
(と言っていいのかどうか…まいっか)。
まじめすぎず、ふざけすぎず、面白い話を聴けた。
眞木さんのファンになってしまった。

 

青山ブックセンターに行くまでの道のりは
クリスマス前の買い物客でごった返していた。
表参道がゴッサムシティに見える。

 

3年ぶりにMacを買い替えた。
なんと1年前の昨日もデカい買い物をしていた。
こと買い物に関しては、進歩というものがないようだ。

広報MTG


小雨の降る3連休。

浪人時代からの友人Koni氏くんと
高校のセンパイちくりんに来てもらい、
土曜夜から日曜朝まで、11月にやるグループ展の
広報関係を話し合った。重い腰を上げて。

ちくりんはムサビを出てから2年半、
デザイン事務所でデザイナーをやっていて、
今回はギャラを払えないので仕事じゃないけど
ぼくらの依頼で広報周りを考えてもらっている。

考えてもらっている図。

 

朝5時、「6時から野球部の試合に行くんよね」と言って
何枚かのラフスケッチを手にし、彼はマンションを出た。

おねむの僕は、小西くんの恋愛談義に感嘆しながら
気がついたら2人とも昼過ぎまで爆睡していた。
引っ越したはずなのに、ここが立川のような気分。

道具と玩具

いいなぁ。

▼new iPod Shuffle
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/

「一目見ただけでは、本物の
音楽プレーヤーだと信じるのは難しいでしょう」

 

日本語に正式対応。

▼Google Earth
http://earth.google.co.jp/

「日本国内の衛星画像データも多くの地域で2006年撮影のものが
使用されており、これまで以上に最新の状況を確認できる。
その上、日本全国の建物の3D表示が可能」


うちの近辺も3D。

 

どちらも作ったのはアメリカの企業だけど、
道具とおもちゃの境界があいまいな感じがするのがいい。
すごくハイテクで役立つ道具ともいえるし、いじって楽しい
玩具ともいえる。使う人の目的や気分によって、どちらにも。

とても2006年っぽい感じがする。

UTADA UNITED 2006

午後6時〜、宇多田ヒカルのライヴを観る。
代々木第一体育館。

4時半に彼女と原宿駅で待ち合わせ。
休日の原宿は人人人。

ライヴはあっという間の2時間だった。

いきなり
「Passion」から「This is Love」へと
繋ぎ、聴きたかった「Traveling」
「Keep Tryin’」、

そして高校卒業から浪人生活へ突入の
しょっぱい時期を超個人的に思い出させる
「Automatic」、最後に
「光」を歌い上げ‥‥

って、すごい端折って書いてるけど、
実際、ものすごく早く感じた。

シングル曲が多くて聴きやすかったし、
時折マイクを握ったまま天を仰ぐ姿が
かっこいい。
汗で髪が重たくなっていて、色気があった。

背中で流れるLEDスクリーンは
角度が悪くて見えなかった。
それだけが残念といえば残念。

 

新宿で彼女とパスタを食べて、駅で別れた。

まんま

『さんまのまんま』で、
ゲストとのトークが終わって
さんまがベランダに出るとき、
必要以上にまんまを疎ましそうに扱うさんま。

「なんやぁ? 今日は何やるねん」

ダルそう。
いつものパターン。
誰かに似ている。

と思ったら、そうだ、
こういう女性と付き合ってた。

管理不行き届き

引っ越しに伴い、立川のプロバイダーを
契約解除したため、数年前の写真が一部
削除されてしまいました。大量に。

うぎゃー

復旧できるものはします。
できないものはソース上からもタグを消します。

インド哲学・略してイン哲

日曜日、新居にインターネットが開通した。

光回線になって快適ネットライフの始まり。
宇多田ヒカルのライヴチケットをネットで購入。

今週末、場所は代々木第一体育館。
マイケル・ジャクソンを見た所でUtadaを見る。
自転車で行けるのが嬉しい。
自転車持ってないけれど。

 

同じく日曜日、幼稚園から中学までの同級生で
東大の院に行っている友人と1年ぶりの再会 in 初台。

面白いのは、やはり彼が取り組んでいるインド哲学の
研究の長さで、一朝一夕にはどうしようもできるわけがなく、
大学教授くらいしか真っ当な道のなくなってきた彼の研究計画が
すでに人生設計に直結していることだろう。

「大学教授くらいしか」という言葉がすでにおかしい。
彼らしいといえば、本当に彼らしい。

この先、博士課程に進んで研究し、何歳くらいで助教授になって、
何十年後に教授に就いて…というスパンが世の中にはあるのだ。
本郷辺りに。

 

そういう人生もあるのだ。
同じ幼稚園と同じ小学校と同じ中学校を出た間柄でも。

蒼の孤独

FIFAワールドカップ2006、日本初戦。

試合開始1時間前、帰宅の電車に乗ったら日本サポーターがいた。

女の子ひとりに男3人。

青いユニフォームに公式タオル、オリジナルのフェイスペインティング。侍ブルー。

気合入ってるなーと思いつつ見ていたら、4人の会話が聞こえてきた。

 

「私たち以外にいないね、この恰好」

「そりゃお前、代々木とか渋谷とか行ったらすげーよ、俺らみたいなのが占拠してるよ」

「だよね、パブリックビューイングとかね」

「そーだよ、埼玉マジやばいんじゃねーの?」

「いいなー埼玉!」

 

彼らは周りの乗客がいつものサラリーマンであることに不満げというよりも、真っ青な姿の自分たちを少しばかり恥じているようだった。早く仲間と合流したがっている。

その場限りの同志はいないかと、ひとりが新橋駅のホームに出て辺りを見渡した。

すぐに発車ベルが鳴り、戻って3人に報告。

 

「…いない」

「そりゃ新橋だもん」

「だよなー!新橋だもんな」

「だよ。そりゃお前、代々木とか渋谷とかすげーよ、俺らみたいなのが占拠してるよ」

「いいなー渋谷!」

 

東京駅に着いて、僕は山手線を降りた。
さっきの孤独な侍ブルーたちも続いて降車。

その時、目の前を青いTシャツの若者が横切った。
紛れもない、その若者も例のユニフォームを着ていた。

4人の侍くん達は、その姿を確認すると互いに目を合わせ、口元をほころばせた。

衝動 VS 俺

「もしもし〜ペ○カン便ですー、
 お届け物ですが本日はご在宅でしょうかー?」

ご在宅じゃないです。

 

衝動買いで注文した商品たちが
続々と届けられているようで…。

留守で受け取れずにいるが、
正直、2GBのSDメモリーカードが
必要だったのか、到着前にして疑問。

価格破壊で激安(9,800円!)とはいえ。
ストレス発散がストレスになっては意味がない。

 

BOSEのスピーカーも買い換えた。
土曜日に届けてください。

EIKO by EIKO

eiko_ishiokaアートディレクター・石岡瑛子氏のレクチャーに参加した。

 

午後4時~、六本木ヒルズ49階。満員御礼。

 

 

石岡瑛子
グラフィックデザイナー、アートディレクターとして資生堂、パルコ、角川書店などの広告キャンペーンを成功に導き、1970年代にセンセーションを巻き起こす。1980年代に入ってN.Yに活動の拠点を移し、映画、演劇、オペラから展覧会、ミュージックビデオ、サーカス、そしてオリンピックまで、幅広いプロジェクトの創り手として国際的に活躍。アカデミー賞、グラミー賞、ニューヨーク批評家協会賞、カンヌ国際映画祭芸術貢献賞など、国際的な賞を多数受賞。1992年、ニューヨーク・アートディレクターズクラブ名誉殊勲賞により殿堂入り。2002年、紫褒褒章受賞。作品集に「EIKO BY EIKO」「EIKO ON STAGE」。

(略歴より抜粋)

 

第一部:映画『MISHIMA』鑑賞
第二部:レクチャー(進行・小池一子)

 

かつて、大学でもこれほどパワフルで刺激的な講義を受けたことはないと言っても過言ではないと思う。素晴らしかった。

 

Timeless,
Originality,
Revolutionaly

普遍的、
独創的、
革新的
であるために心がけること。

自分ひとりの力と数百人の能力を掛け合わせること。

2008年追記:あまり報道されなかったが北京オリンピックの衣装も担当されている。
2008年追記:あまり報道されなかったが北京オリンピックの衣装も担当されている。

 

女はダメだと言わせない、
日本人はダメだと言わせない、
年寄りはダメだと言わせない。

そう心に掲げてデビューから今まで走ってこられたという。闘争の歴史。

 

ご本人から語られたエピソードは一冊の本にまとめられている。

極めて個人的な情熱に端を発するアーティスティックな仕事でありながら、広告や映画といったショービジネスを「デザイン」する。

そんな石岡さんのお仕事の中で僕が最も惹きつけられたのが、ソルトレイク冬季オリンピックのコスチュームデザイン。

スピードスケート用の、肌に密着したレーシングウェア。

eiko_ishioka03

石岡さんはこれを

「1,000分の1秒を争う人が着るものだから、当然、機能性も重視されるけれど、闘争心を着るという側面もあるに違いないと考えました。だからガッツポーズをした瞬間が最も美しく見えるデザインにしたんです」

と説明してくれた。

このスーツを着たカトリオーナ選手は金メダルを取り、『TIME』の表紙を飾った。
そこには、深紅のスーツに身を包み拳を突き上げるアスリートの姿があった。

完璧なデザインというものがあるかどうか僕には分からないけど、完璧を見た思いだった。