反響

結局、一睡もする間もなく朝から学校に行き、
映像記号論とゼミに出席した。

https://youtu.be/yC3QoKG5qhM

ゼミでアニメーション映画「東京ゴッドファーザーズ」を見た。

都市描写が半端じゃなく細密で、「イノセンス」より僕は好きです。
渋い娯楽作。

 

そのあとも自分の作品やらポートフォリオを持ちかけたり、
写ゼミの子の写真をみんなで見たり(いい!)、三年生の
映像作品を鑑賞したり、批評したり。

そんな感じで、終わったら夜八時を回っていた。
来週はデッサンもやって帰りたいなぁ。

 

くだらない写真課題に翻弄されなくなっただけでも
昨年とは違うけど、

幅のある研究室でみんなの作品とか話に触れるのが面白い。
それが巡り巡って自分にもフィードバックされる。

作家としてのアイデンティティも未発達な自分は
今は周囲の影響に素直でいたい。

 

自分の少ない知識と、経験と、学習と、
周りの反響と、影響、&変化。

そういうモロモロの運動。

MUSICBOX

部屋を片づけた。

 

まだ途中だけど、自分の部屋がこんなにも
モノにあふれているとは思わなかった。

神戸の友達がやたらと「捨てる生活」を
勧めてくれて、それを実行している。

絶対着ない服や読まない冊子、
聴かないCDは捨てまくった。気持ちいい。
もったいないからと放置しているモノは、
結局は不要なんだな。いらん。

 

友達B、つまりワタビキ、通称bikiが
勝手にiTunesに入れて帰った砂原良徳の曲がいい。

他にもなにやら大量にコピーしてくれたようだが、
全部聴くには至っていない。

ランダム再生にすると、たまに彼女からもらった
ユリ・ゲラーの声がしてビビる。

 

「瞑想シテクダサーイ、スプーンヲ手ニシテ、唱エテクダサ~イ。
 曲ガレ…曲ガレ…」

 

彼女が浅草で買ったおもしろCDや、
友達が入れてくれたものは個人の趣味を越えている。

RADIOHEADの後に「スシ食いねぇ!」が流れることもある。
うろたえてしまう。

 

現在、1463曲・4.7GBぶんがMacに入っている。
3分の1は聴いたことがないと思う。
要らない曲は消去すればいいだけなので、つい溜まってしまう。

デジタル上では、「捨てる生活」にはほど遠いのかもしれない。

5.26 弟の誕生日

 

いよいよ割れた携帯のガタが来はじめた。

電波が入らなくなってきました。
近いうちに機種変更します。

余計な出費が増えるばかりだなぁ。

臨時バイト代で食いつないでます。
正規のバイトは来月から始めます。

ふぅ。

 

 

天気が良いので布団を干しました。

帰ってきた

あ~戦士たちが黄泉の国から帰ってきたぞー!

 

帰ってきました、東京に。
あっという間のプチ旅行でした。

よい現実逃避になりました。
というかむしろ現実に目を向けた日々でもあった。
やりたいことや今やってることの設計図が、
なんとなく頭に映りだした感じです。

何がなんだかこれではサッパリな文章ですが、
異文化コミュニケーションをしてちょっと頭が
冴えた気になってるだけかもしれません。
気分派。

 

大阪の梅田あたりは嫌いじゃないけどしっくりこなくて、
田舎の上新庄が丁度いいサイズに感じ、居心地よかったです。
目の前はお笑いコンビ北陽の母校、北陽高校。

 

弟と別れ、夕方になって神戸の三ノ宮に行きました。
高校時代の同級生が住んでいる街で、向こうでは初めて。

彼女は都市計画とかが専門の院生で、その辺の話をたくさん聞きました。
坂道だらけの神戸をサンダルで案内してくれました。

 

東京はじゃっかん寒い気がします。気温が。

あと、都市とか風景の話を聞いたせいか、
それとも単純に土地の差を感じたのか
妙に密集した街並みだなぁと。

‥‥昨日今日のことじゃないんだけど。

 

東京に着いて、大学に行って、普段の生活がリスタートして。

ゼミの友達と昼ご飯食べて、就職課で森本千絵さんや
他の先輩方のポートフォリオをぜんぶ閲覧させていただいて、
おなかいっぱいになって、これから昼寝に入ります。

おやすみなさい。

おーさか再び

二度目の上新庄。

 

夜、お好み焼き屋に入った。

弟は大盛り豚玉と焼きそばを頼み、
そんなに食えるのか心配したけど杞憂だった。

 

阪神が甲子園で劇的逆転勝ちをした。
応援する客のおばちゃんが「よし!」と小声で言っていた。
あぁ、ここは大阪なんだなぁとしみじみ思った。

 

IP電話の設定はできたけど、着信音が鳴らない。
午前中にカスタマーセンターに聞いて、直ったら
弟の大学に潜入してみようと思う。

 

CampusTheater in Osaka.

 

夜中までサッカーのゲームをした。
勝てたのは最初だけで、あとは大差でボロ負けした。
こんなことをしたのは何年ぶりだろう?

 

部屋がきれいでびっくりした。
毎週土曜日に掃除をしているんだとか。
兄が来て「部屋が汚れる!」と怒っていた。

 

午前。
カーペットで寝させられて、腰が痛い。

去年バイトしていたインターネット会社に電話し、
客として質問をぶつける。向こうのフローは知ってるので、
早めの返答をしてびびらせた。やな客。

IP電話もメールも使えるようになり、任務終了。

 

午後二時。

先に出た弟を追って、大学にスニーキング(潜入)しよう。
かなり嫌がってたけど、ごめん、行きます。暇だし。

棚ぼたで面白い一日になりそう。

 

帰ったら写真載せます。

ちょっとそこまで

よく寝た一日だった。

 

 

昨日の夜、お祝いで飲んだビール一杯で関節痛に。
0時過ぎの帰宅後、足が痛くて痛くて眠れず。

朝7時、小泉総理の政府専用機が北朝鮮に飛び立つのを
見送って、もう飲むもんかと思いながら、テレビ消して
やっと就寝。

 

 

18時起床。寒い。気温15度。
足はいつの間にか治っていた。

テレビをつけて、平壌に降り立った小泉総理を見る。

 

 

23時、弟と電話でやりとりをしつつ、ごはんを炊く。
元気そうだった。近々向こうで会うことになりそうで、
弟のために行くんだから交通費出してほしい。

 

晩ごはんは白米と焼き肉のたれと納豆。普通のおかずが食べたい。

 

朝5時台の番組で、写真家の野口里佳が自作を語っていた。
きれいなひとだった。なんというか、すごく賢そう。
終盤に少し見ただけなので話はほぼ聞けなかったけど。

自作を「作品」と呼んでいるのが印象的。「写真」じゃなくて。

 

 

ちょっとそこまでと、大阪に着いた。

近々、が、次の日になってしまった。気まぐれ。

大阪は暑い。服装を間違えた。

IP電話とメールの設定をして、明日の午後に帰る予定。

機械オンチの弟は日曜もジャージ姿だった。

テレビでJリーグを見ている。

就活 デッサン 鳥

ゼミの連中とデッサンを描いていたら、友達に電話がかかってきた。

 

それは某大手玩具メーカーからの内定通知で、
石膏像に囲まれた部屋がいっきに祝福モードに。
晴天のヘキレキというか、よかった。

 

その流れでお祝いの飲み会が開かれた。
いろんなことを喋ったり聞いたりした。

 

濃い時間だった。
自分もこんな風に祝ってもらえたらいいなぁ、と思った。

 

それが就職だろうが制作だろうが、
なにかが成果になった瞬間を求めたい。

 

内定は「運も含めて相性だ」と先生は語ってくれたが、
ねるとんのようなものかもしれない。

 

お互いの相性を探り合って、
考え方、モノの見方が似ていたり逆に新鮮だったりして、

 

そこで愛が生まれるかどうか…なのかなぁ?と、
まだ面接未経験のぼくは想像した。

 

自分が何かしたわけじゃないのに、有意義な一日だった。

 

 

デッサンの方も、やっと木炭の乗りがよくなってきた。

 

 

像記号論という授業で、ヒッチコックの名作「鳥」を見た。

 

 

最初に見たのは高校一年くらいだったけど、今見たらすごかった。

 

 

鳥の画作りも半端じゃないし、カットバックと構図、

 

役者の顔があまりにきれいで、孫子の代まで伝えたいほど。
孫とかいないけど。

 

今さらヒッチコックかよと思ってたらカウンターパンチ食らった。

 

 

1960年代の映画だけど、
ただ鳥が人を襲うパニックムービーじゃないのがすごい。

 

人の感情や激情、葛藤の記号として鳥があるとか。深い…。

 

 

週末にDVDで見たい映画。オススメ。

Re:Works

 

 

worksのページを更新した。

 

 

この前の授業プレゼンでもそうだったけど、
じぶんの作品をアーカイブス的に並べて、
じぶんの言葉でまとめるのは

 

今もっとも必要な作業かもしれません。

 

過去を振り返ることがこんなに大事&面白いとは
思わなかったなぁ。

19号

小学生だった頃、
「台風19号」が、九州・四国を直撃した。

 

今でも19号という言葉には「強い」イメージがある。
ぼくら、九州・四国の人間にとって。

 

ぼくの彼女は九州人で、
共通体験として19号が記憶にある。

だから、あの頃の話がリアルに言い合える。
どちらの地域も必ず台風の通る道だから。

 

東京に住み始めて六年目、
あの頃のドキドキ感はもう味わっていない。

雨戸を閉め、ろうそくを灯した。
雷鳴の中、弟とトランプをした。
家の目の前が山だった我が家で、
父だけが土砂崩れをことさらに心配していた。
何時間も停電は続き、懐中電灯で影絵をつくり、
テレビの音もなく、ただ外界の轟音だけが止まない。

 

倒れる木、飛ぶポリバケツ、
きしむ車庫、外れそうな窓。
ワクワクして、眠れない夜。

 

そういえば、
今のアパートには雨戸がない。

暴風雨で自転車が流されることもない。
道で急流下りが出来るなんてこともない。
だから初めから雨戸なんて要らないんだ。

自然の爪痕が快感だった小学生時代に
台風の通り道で過ごしたあの特異な経験は、
絶対に何らかの影響を自分の中に残しているように思う。
まさに、爪痕のように。

当然、台風の被害は
手放しで喜べるようなものじゃないんだけど。

 

今。

強い台風2号は20日午後4時、
沖縄・南大東島の東北東約380キロにあり、
時速55キロで北東に進んでいる。
次第に速度を速めながら21日朝には関東地方沖合に接近し、
三陸沖に流れ込む見込み。

 

ぼくんちにはろうそくもトランプもあります。

トリ!トリ!トリ!

前回のしゃぶしゃぶ友達3人と、
焼鳥屋でたらふく飲み食いした。

 

もう当座の生活費が底をついてもいいや!
とばかりに手羽先ねぎま唐揚げ棒々鶏ビール!

ぼくだけノンアルコールだったが。
ジンジャエールの方がまだ美味い。

 

小西君に借りたままの390円を返し損ねる。

まぁいいか。その後うちに集まって名ばかりの会議。

 

何かみんなで面白いことがしたい欲求が、徐々に芽生えてくる頃。

なんとなくアホな話をしつつ、それぞれにやりたいことを言い合う。

結果、紙の上にはアホなことしか残らず、怠惰に解散。
いつものパターンか。

 

 

卒制だけではなく外で展示がしたいと思っているんだけど、
規模が大きすぎて、やっぱり、

結論は「おカネ」の一言になる。

進級展のインスタレーション作品をブラッシュアップするには、
前回の10倍の資金がいるだろう。
ひゃくまんえんあったら言うことなし。

しばらく美味しいものはガマンしよう。
ていうかここ三日ほどが異常だった。

 

授業と制作と就活とバイトの両立をしないと、
どうしようもないということだ。

 

 

働こう。
それも制作のひとつ。

ヒンジ

映画「木更津キャッツアイ・日本シリーズ」を借りて見た。

 

その九時間前にBに電話し、
会って駅ビルのぼてぢゅうでモチ豚を食って、
TSUTAYAに行ってDVDを借りて、二人で見た。
バカ映画だった。

面白かったけどレンタルで正解って感じ。
ちなみに二晩連続のお好み焼き。

 

TSUTAYAに行ったとき、なにげに
自分の携帯電話を見たらヒンジ部分が破損していた。

折りたたみ式の、左の付け根部分が割れてぷら〜んとしていた。

踏んだのかどうかも覚えていない。
とにかく帰ってボンドだ、と思い、映画を見つつ接着した。

 

そしたら、今度は折りたためなくなってしまった。

アロンアルファが思わぬところでくっついてしまったようだ。

焦っていじると、またポロっと外れてしまった。

ボンドのせいで留め具は着いたんだけど、折れた部分はそのまま。

折りたたみ携帯がいつでも分離しそうな予感大で、
それでも画面は死んでないことに驚く。

 

ぷらぷらしているのに、メールも通話も写真も問題ない。
なんだ、意外と丈夫だな。

 

いつまで持つか、我がライフライン。

こんなモロいものでも、ないと困る。

三社祭

浅草の三社祭に行ってきた。

 

課外授業。
教授やゼミの友達と初の外出、散歩。

おもしろすぎ。出店でだんごを食った。
お囃子に一瞬まじった。

シム(志村くん)が男どもの喧嘩をいさめた。

浅草寺は人でごった返していた。

 

アサヒビールの通称う○こビルで休憩をし、

先生にドリンクとソーセージをゴチになる。

よし、出費ゼロ。そして去年のゼミにいた卒業生も合流し、

課外授業はここで解散、卒業生と先生でなんとなく同窓会へ。

OGの彼氏という微妙な立場でついて行く。
手持ちも少ないので、完全に彼女頼み。

 

祭を横目に、洋菓子喫茶アンヂェラスに入る。

就職したりバイトしたりの懐かしい友達とダッチコーヒー。

のりさんとはたまに会うけど、
あもちゃんとか、しゅくちゃんとか、
けいちゃん達は本当に久しぶり。

五月病の話とか、仕事の話とか、映画の話。

 

ラストはお好み焼きと初もんじゃと焼きそばで締めた。

げふっ。教授はもんじゃ焼きの焼き方をてきと〜に講評してくれた。

五月生まれが多くて、なんとなく誕生日会にもなった。行き当たりばったりだった。

 

う○こビルがスタルクのデザインと聞いて、妙に納得した。

 

PIZZA

Bと、コンビニで
辛いおやつばっかり買って食った。
マヨネーズをつけてサンドすると
辛口の沢口靖子。

 

今日は久々に都心に出るのだが、
どうにも金欠で救いようがない。

無理して殺虫剤とか買うんじゃなかった。
700円あれば片道の電車代にはなっただろう。

 

辛いおやつはバカだったから仕方ない。
本物のピザが買えないのだから仕方ないよね。

デザインの仕事

陶器「MEBAE」の作者で、
高校から予備校、大学の先輩である竹林くんが
来月からデザイン事務所でグラフィックデザイナーとして働きはじめる。

 

卒業して2ヶ月間、ずっと面接やポートフォリオ提出をやってきて、
実家からの仕送りも止まって、深夜のパン工場でバイトをしながらの就活だった。

ぼくはその姿を見てきたから、
先輩の努力には今さらながら脱帽する。

 

ぼくがポートフォリオの写真撮影を手伝っていた頃、
夜通しデザインのことや広告について話した。

感覚的に話しすぎて、ときどき何を言ってるのか分からなくなるけど、
ちくりんの考えることはいつも唐突で、笑える。

しかもそれを形に起こそうとするしつこさに、こっちから手伝いたくなる。

 

1996年に高校の美術部で出会って、
98年に共にウイイレ(サッカーゲーム)にハマりすぎて
共に大学受験に失敗(ぼくは現役、彼は当時二浪)し、
翌年いっしょに大学入学。

 

そんで芸祭でイベントをしたり、撮影を手伝ったり、遊んだり。

 

この人がいなかったら、人生変わっていたかもしれない。

 

 

先輩に対して失礼な言い方かもしれないけれど、
本当に、この先が楽しみな人。
またウィニングイレブンでゴールを決めましょう。

空襲

学校帰り、自転車にまたがったまま信号待ちしていた。

 

そのとき、ポンっと誰かに肩を叩かれる感じがした。

 

感じがしたけど、誰もいない。

 

何だったんだろう…

 

と思ったら、肩に鳥の糞が落ちていた。

 

凹んだ。