Open Campus

昨日の土砂降りは僕の身体をずぶ濡れにしてくれました。

夜九時過ぎまで、学校でオープンキャンパスの準備を手伝っていました。

 

というわけで、今日から明日まで、ムサビはオープンキャンパスです。

 

どなたでも見学できるよう、様々なイベントや展示を催しています。

 

僕はゼミが変わったので出していませんが、横浜赤レンガでやったPlus/Minus展も
9号館地下大展示室で再現されています。見応えのある写真に出会えるでしょう。

 

自分のことで強いていえば、そのPlus/Minus展の広報ポスターが
再び出力されて貼られていることぐらいでしょうか。
反省点もありますが、やってよかった。

 

それと、映像学科のパンフレットが配布されています。

その中に僕が写っています。僕が撮った展覧会写真も三枚くらい使われています。
天下のシムに至っては、表紙で使われています。篠ゼミ発、表紙を飾れる男です。

 

 

今日から二日間です。ムサビに興味のある若人は、ぜひ。

 

 

制服のある女子は、必ずそれを着用の上、ご来校下さい。
私が喜びます(キモイな)。

 

 

お待ちしております。

校舎裏

 

アイスコーヒーのうまい淹れ方を教わった。

 

ゼミで、額縁について浅い持論を話した。

フレームが持つ意味とか、写真が額縁を嫌うようになってきたんじゃないか?
とか、そういうことが卒制のテーマに繋がっていくように思う。一部だけど。

 

具体的なことは後で触れるかもしれないのでハショるけど、
どうしたって画面というもので世界を切り取る以上、それが
フレーム=額として機能するんじゃないか。

 

例えば。
PCにアップする画像は額がないようでいて、
画像が四角いフォルムの時点で「額」を内包している。
何より、PCのモニターが額としての機能を果たしちゃってるように思う。

 

最近の写真の展示は流行として、アクリル板に挟み込み額縁のない提示が多い。
それがダメというつもりはなくて、そうしたところで
人は額を感じ取っているんじゃないかと、どこかで思うのだ。
隅の方はアクリルの厚みで光が屈曲し、それだけでフレームにも見える。

 

写真が四角いことと額縁の問題は別かもしれないが、
今は切り離して考えることは出来ない。
一度、それぞれ別に考えてみたい。参考作品は何なのか、それも探そう。

 

先日ICCに行ったときにインテリアのお店で見た苔のミニチュア日本庭園、
あれは砂利を木枠で囲んでいたからこそ全体が締まって見え、緊張感が
醸し出されていた。さらに、囲んだことで不思議な奥行きを感じ取れた。
締まりが広がりに繋がっていた。

 

フレームから自由になろうとする運動(反動?)は風潮として
あると思うし、それは写真の憧れとも言える。

けど苔を見て、上手く使えばそこから出てくる広がりや
自由度もあるんだと気づかされた。

 

額から飛び出ようとするのはポーズであって、
それを志向するには内容とか全体の見せ方・編集がキーになる
と考えている。要は切り口でしかないのだ。

切り口って言葉もまた、フレームだよなぁ。

 

今月のテーマは、上手くフレームを使えないか。
そのためにはどういう装置がいいか?ということ。

おnew

パッと見で新しいというのもいいのだけれど、よくよく見ると
ちょっと新しくなってるんじゃない?っていうのも美しいと思う。

 

そんな感じで、ちょっとだけサイトの工事をしようと思う。

頭の中にあるイメージではかなり見やすくなるんじゃないかと
思っているんだけど、それも家と大学の往復でチェックしつつ
進めるしかない。Windows機がないのと、あとはモニター解像度で
見え方が左右されてしまうため。

 

今のサイトは1024×768のサイズに最適化されて作っているつもりで、
それでは1280以上のモニター解像度ではちょっどダサくなってしまうのが
難点だと思っている。

そこをどうにかしたいなというのがあって、いろいろいじってみようと。

 

と、ゼミ室でこれを書いてるんだけど、チャイムが鳴ったのでこの辺で。

 

やっぱ、要は自分にとって何がどう新しいか、だよなぁ…と、G5で日記更新。

 

欲しい・・・。

雲行き アイス ブラ

昨日は雨が降りそうで降らなくて、
雲だけがどんより黒い、変な天気だった。
たまに来る晴れ間は強烈で。

大学に彼女が来て、一緒に途中まで帰った。

上水公園で自転車を止めて、ベンチでアイスを食べた。
ウェブデザインの話とか、RIKACOのモノマネをする若手芸人の話とか、
長崎の女児の話とか、けっこう長い間しゃべっていた気がする。

 

公園の遊具は、まるで鼓膜のように見えた。耳の中で遊ぶ子供。

 

立川に着いて、家の前の道で
女性ものの下着が落ちているのを発見した。

 

紫のブラジャー。が、
なぜか夕刻の道ばたに捨てられていた。

捨てられているのか、風で飛ばされて
落ちているだけなのか、判別はつかない。

面白いなぁと思ってちょっと触って、
うわぁ変態みたいだ、とゆう感じで
放置して家に入った。

あぁ、写真に撮っておこう。と思って再び外に出ると、

もうそこには何もなかった。誰かの懐に入ったか。

 

日が暮れて。

 

吉野家で角煮きのこ丼を食べて、
養老孟司の本を読んでいたら眠くなって
Macをスリープさせて自分も寝た。

消えたブラの行方が気になりつつ。

空白

長崎県佐世保市の大久保小
6年御手洗怜美(みたらいさとみ)さん(12)を

殺害した同級生の女児(11)が県警佐世保署の調べに対し、

 

 

「切り付けた後、学習ルームで怜美さんが死ぬのを待っていた」

 

 

と供述していたことが7日、わかった。

 

 

昨日の夕刊より。

 

 

切り付けてから15分間の空白。死を確信するまでの間。
そこに立つ子供。

 

 

死ぬのを待つって…虫になら、あり得たけれど。

n_ext

大学のイメージライブラリーで、ビデオ三昧。

 

NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体2 脳と心~人はなぜ恋をするのか~」

 

黒沢誠人「モダンズ」

 

NHK「養老孟司の虫眼鏡」

 

???「東京外人」

 

どれも面白かった。
同じゼミの黒沢君の作品は初めて見るので、ライブラリーで
こうしてチェックできてよかったと思う。
そう考えると、動画系の人はちゃんとDVD化されて学内に
保管されるのだからうらやましい。静止画ではまずあり得ない。

映像学科自体がNHKの人が作ったというのもあるだろう。
そういう事情とは無関係に、彼の作品に触れて、他の
友達の収蔵作品も見たくなった。

 

 

雨の日曜日、午後から新宿に出て、
ICCでやってるメディアアートの展覧会
「n_ext:メディア・アートの新世代」展に行ってきた。

 

一言で言うと、疲れたけどよかった。

予想したほど大がかりな展示はないものの、
中居伊織さんの作品にハマりました。

白い地図のうえの線をなぞると、ヘッドフォンからその現場の生音が。
車の横切る音、パチンコ屋の音、人の歩く音。曲がり角で変わる音、音、音。

 

机に収まる小さな作品が、音だけで広い空間や生活感を感じさせる。

 

あとは橋本さんの「ゼログラフ」。など。
全体的に予算のなさは感じますが、個々の作品は
見るべきものがあったように思います。

 

帰りに新宿駅ルミネの本屋で「弥次喜多 in Deep」を二冊買って、
西武線の彼女と別れた。

キオスクの新聞たちは「窪塚転落」「レーガン元大統領死去」。

 

 

梅雨の季節。
今年はアパートのあじさいが刈られてしまって、味気ない。

入梅

関東甲信越でも梅雨入りしたらしい。

 

テレビでは相変わらず、
ネット社会のバーチャルリアリティが
子供を歪めるとか言っている。

 

雨は嫌いじゃないが、バス通学になるのがかなりの痛手になる。

金銭的にも、時間的にも。

 

 

タバコにカメラのレンズで火がつけられるか?

 

 

最近は、学校に12時間いる。

陸亀

体長30メートルはあるリクガメに遭遇する夢。

 

いとこが再び上京して、大学で授業を受けていた僕は、
彼と大学周辺で待ち合わせをすることになった。
そしたら、教務の方から紙切れを渡され、その中には

 

「北朝鮮の拉致被害者、曽我ひとみさんが上京したが
政府関係者とはぐれてしまったので、見つけ出してほしい」

 

と書かれてあった。何で僕が?と思ったがあっさりと
大学構内で曽我さんを発見し、一緒にエレベーターを降りた。

「ダメじゃないですか曽我さん」「ごごめんなさい」

大学は何故かざわついていた。事件でもあったような。

 

その後いとこと無事に会い、うちの家族も全員いて、じゃあ
みんなでごはんでも食べに行こうかとゆうことになった。
どこかのリゾートホテルの、池がある中庭を抜けようと歩いて
いたら、池の中には大量のアマガエルが棲んでいた。

 

大のカエル嫌いな弟がなぜか夢の中ではカエル大好き少年になっていて、
あり得ない程喜んでいた。池をもっと見てみよう、ということになった。
水面から出っ張った泥の山を足がかりに、池の中心へと恐る恐る歩く。

 

そこに。居た。リクガメが。
ネバーエンディング・ストーリーで見た、
あの巨大なリクガメに間違いない。一番感動していたのは父だった。

 

その時、突然リクガメが立ち上がった。巨体が池に大きな波を作った。
その波を全身に浴びた僕らは、ひいひい言いながら陸を目指して走った。
が、父だけ遅れた。「どうしたん?!」と聞くと、泥の上でズボンを見せ
一言。「亀の糞を踏んだ」。

どうせ裾は泥まみれなのだ。変わりはしないのに!
だけど父の落胆は相当のものだった。30メートルはある亀の糞なので、
それを踏んだということは確かにショックかもしれないな、と思った。

 

それでもリクガメはこっちに向かってのっそりと歩いてくる。
よく見ると、足が不自然に長くて恐竜のようだった。
首から甲羅、しっぽにかけて、背びれのようなものまで見えた。

 

落胆の父の背中を押して、僕らはどうにか池のふちに辿りついた。

 

おしまい。

媒体

今度はテレビかよ。

「小6同級生殺害/事件前夜のTVドラマで実行決意」

by毎日新聞

サスペンスドラマに限らず、これからまた締め付けが厳しくなって
表現に対する制限がかけられることになりそう。一時的に。

 

テレビのせいにすんなよ。

 

きっかけのひとつにはなったのかもしれないけど、
その前から殺すことは決めていたんだろうし、
テレビがヒントになったとしても原因だったとは言えない。

暴力描写を規制しても、親がチャンネル権を堅持しても、
彼女は相手を殺しただろう。何らかの方法で。

それでもきっと、残忍なシーンのあるテレビを放送するのはダメだとか、
番組を見せた親に問題があるとか、そういうことを言う輩が出てくる。

 

事件の当事者には何も言えないし、ただ行方を見てゆきたいんだけど、
その周縁で、必要以上に子供を取り巻くメディアを批判するのはお手軽。

 

あと、犯行前のシグナルを察知できなかったのか?というハナシ。
そんなこと分かるか。仮に分かったとしても、まさかカッターで
友達を刺し殺すことまでは察知できるわけないじゃん。

 

それにしても落ち着いた子だと思う。殺害後に教室に戻ってるなんて。
本能のままに行動したというよりは、理性の暴走みたいな。

…推測だが。

行方

さて。佐世保の女児殺害事件は波紋を広げているんだなぁと
思いながらニュースを見ています。何かイヤな予感がする…。

 

と思ったら早速。

「ネット利用「負」の側面に注意を…文科省が指導強化へ」

by読売新聞

こういうことひとつで全てを見改めるのはホドホドにしてほしい。
何でもすぐに非難したりダメダメと蓋を閉めるのは、それこそ短絡的犯行。
本質とズレたところでのバカな判断はやめてほしい。

 

それに今回の事件は、
「なぜ人を殺してはいけないの?」とか「いたずらしたかった」という
男の子にありがちな動機とは全然違います。確固たる殺意ありき。

 

昨年長崎で起こった「しゅんちゃん殺害事件」は、
大人にばれそうになって、とっさにビルから男児を
突き飛ばしたという内容だったと思いますが、あれに関して
「突き落としたら死んでしまうことを想像できなかったのかな」と思いました。

想像力が欠如しまくりだなぁと。思考停止状態のような。

 

で、この佐世保の事件を見ていると、「死んでしまった」じゃなく
「殺したかった」から実行に移したってことでしょう。たぶん。

そのこと自体をインターネットのせいにするのも、想像力の欠如です。

動機

長崎で起こった女児殺害事件で持ちきり。

 

カッターで切り殺された女の子も
加害者の女の子も12歳であること。

そして、二人とも自分のHPを
持っているとかいないとか。

チャット(掲示板?)でムカつくことを書かれ、
殺すつもりで刺したということ。

 

一連のニュースを聞いて思ったのは、
大人も子どももなく人の情念みたいなものと、
現代っ子のネット浸透率が深いんだということ。

 

12歳の子供が子供を殺すという事件は
そういえば去年も同じ長崎であったけど、
あれは男の子が自分の性的倒錯を満足させるべく
やった部分があって、そこが男女のちがいかなぁ
と思った。

例えば神戸の少年Aにしても、被害者少年の首を切断するときや
猫を殺すときに言いしれぬ興奮を覚えたというし、偏ったフェチズム、
性的衝動が原動力になるんじゃないか。男の子の場合は。

 

だけど、今回の事件は女の子同士の言葉のトラブルに
端を発している。口論から殺人へ。

よくあるサスペンスじゃないかと思ってしまう。
殺人の動機として非常に大人びた、「恨み」でやってるのが
逆に落ち着いている。興奮状態で殺害に及んでいる男に対して、
今回のはそうではない。おなじ子どもでも。

殺害そのものを目的に行動・実行している。
これを男女の差というのは大雑把なのかな。

 

まだよく分からない部分も多い。
けれど、事の引き金がHP上で起きていることにも驚くし、
大人が集う某巨大掲示板でも、こんな事はなかったと思う。

 

その時ばかりは子供でいられないような殺意が生まれたのかもしれない。
短絡的すぎるけど、あり得ない話と言い切ることも出来ない。

 

普通なら、けんかで終わるんだけどな。
絶交で終わること。関係を殺せばいいだけなのに。

ピンポン

彼女と会った。
わりといろんなことが一気に話せた。

猿の脳にはスイカにだけ反応するスイカ細胞があるとか、
ハイパーメディアクリエイターってどんな職業だよ?とか、
自分に肩書きがもらえるならどんなのがいい?とか、

皇帝・ミハエル=シューマッハみたいなのがいいとか。
近況とか。

 

 

土曜体育、今年は卓球。

なんと先生が入院していて、生徒だけでダラダラピンポン。

誰かが持ってきたCDラジカセで、誰かが持ってきた宇多田ヒカルの
シングルコレクションをかけて、何もしなくても居心地はよかった。

この暑さで高校時代の夏の体操服を着た人も多く、いい風景。

これで小西君がいたらなぁ…。
ヨロコビを共有できる人は必要だから。

 

CDが「Traveling」になった時、
試合中の女の子のスイングが宇多田の動きになった。

PVに出てくる卓球シーンのマネ。
それでラリーが続くわけないんだけど。

 

六月一日。
今日は、校区外一周年、そして閉鎖。

ながい日々

朝八時、全作業終了。
長かった。

 

午後一時、品川経由で有楽町。
ポートフォリオ提出は無事終わり、銀座AppleStoreで休憩。

 

頑張ったごほうびに、シャツを一枚買った。
フォトショップCS講座を聴講(?)して、これから大学へ。

KIHACHIとか入りたい。カフェでいい。けどお金なくなった。

 

高輪で、ビル群の上を流れる雲を動画で撮った。
かなり面白いと思うんだけど、誰に見せるでもなく
消してしまいそう。

つき

神戸で茜さんと見た三日月が
今夜、東京で半月になっていた。

石原良純を恨みたくなるような暑さで、
とうとうクーラーをつけた。

 

学校はもう夏モードというか、露出度高し。
水着のよーな女の子もいて、ドギモを抜かれた。

 

アップなんてしません。その代わり…

 

PCに扇風機を当てながら、過去の映像作品をピクチャー化。
動画を静止画に落とし込むのって、やってみいるとけっこー面白い。
映像は1秒30フレームだから、当然、1秒で30枚のシャシンが作れる。

 

見過ごしていたものをくみ取るような、そんな作業。
見過ごしたままでもよかったような、そんな気分…。