フグ

駅前のフグ料理店には、歩道に面して大きな
水槽があって、30〜40cmはあるであろう仏頂面の
魚が10匹ほど泳いでいる(半分は底で寝ている?)。

これを見た彼女が「飼いたい!」と言いだし、
さっそく新宿東口の熱帯魚屋さんに行ってみた。

店内にいたのはちょうど10ぶんの1サイズの
ミドリフグというやつで、ずいぶんかわいい。
ヨタヨタと、泳ぎもぎこちない感じがする。

 

「なんか印象が違う。フグが飼いたいんだけど」
「だから、ミドリフグじゃん。これもフグだよ?」
「え!?もっと大きかったよ?」
「生けすにいたフグはトラフグだよ?無理無理!」
「じゃーいいや」

 

完全ミドリフグ飼育モードになっていたのは
僕だけのようで、帰ってフグについて調べる。
要は大きくて飼えるフグがあればいいんだろ。

 

ミドリフグの小鉄を飼育し始めてから半年が経った。
最初のころは、2〜3センチくらいしかなくて
「ちろちろ」泳いでいてかわいかったけど、
今じゃ、6〜7センチくらいになって
「ぶりぶり」泳いで貫禄すらある。

ぷっと吹く人 – ミドリフグの飼育キロクさんより)

 

おぉ〜!!
どうやら、ミドリフグは10cm前後にまでなるらしい。
写真を見ると、熱帯魚屋で見たあどけない姿から
大人の貫禄に成長しているのがわかる。すごい‥‥。

いろんな飼育ブログやサイトを見れば見るほど、
これはハマりそうな予感‥‥お金もバカにならんぞ。

10cm前後になることを彼女に知らせて、ジャッジしてもらおう。
トラフグを飼おうと思っていた人だから、たぶんNGだろうけど。

 

今度、駅前のフグ料理店に入ってみよう。
これもまた、お金もバカにできんだろうなぁ。

 

参考
熊本県ミドリフグ飼育組合
ぷっと吹く人 – ミドリフグの飼育キロク

Safari 4


Safari 4 Betaをインストール。

立ち上げるなり、よく見るサイトが一覧表示されました。
Yahoo!やGmail、自分のサイトに混じって、Perfumeも。
表示数を変えたり、ピンナップできたりするようです。

 

Safari 3の4倍、IEの30倍速くなったという宣伝は体感できます。
ただ、Flashの読み込みはさほど変わらないのかなといった感じ。

たかがブラウザ、されどブラウザだなぁと感心しました。

OSXで培ったExposeやCoverFlowなどの操作性や挙動を
ソフトウェアにも応用していくことで、OSXになじんだ
ユーザーもすぐに新機能を理解(学習)できる。

この辺の、ユーザーとのつきあい方が上手いと思います。

このコ、いい!

べつにアフィリエイトでもなんでもないけど。
チバビジョンのサイトが面白い。

骨格まで変わってるし!!!

「メガネ芸人が華麗に変身!」ってTVのネタでは
よくあるけれど、横スクロールで動かせるのが楽しいし
オチのコピーも笑える。何より写真のクオリティが最高。

メガネ男として言わせてもらえれば、
全員、ふぬけた顔も好きだけどなぁ。

 

このコンタクト、いい!

マイティーマウス

こちらのブログを参考に、マウスを解体して
中の玉を掃除しました。

意外とカンタンで、効かなくなっていた上スクロールが復活。
買ったときの快適性を取り戻しました。

ちょうどこの解体写真の基盤の右下、黒い円形は
内蔵スピーカーです。なぜにマウスでスピーカー?
実は、このApple純正マウスの「ジジジ‥‥」という
スクロール音は電子音だったのです。

そういえば、iPodもカリカリって音がボリュームを
調節していることを体感させてくれているわけで。

それがマウスにまで。芸が細かすぎる!

分解して知ることもあるんですね、勉強になります。

おくりびと

劇場公開中に「見に行こう」と何度も思いつつ。
友だちや弟にもオススメされたにもかかわらず。

見逃してきた邦画が、アカデミー賞を受賞した。
日本映画初のアカデミー外国語映画賞だそうな。
がぜん見たくなった(単純)。

 

TVのニュースでは滝田洋二郎監督と主演のモックン、
広末涼子のインタビューがくりかえし流れている。

「快挙」に日本各地から歓びの声が集まる中、
やっぱり関わった当人たちの震えと歓喜は
見ているこっちもなぜだかうれしくなっちゃう。

海外から届く日本人の映像といえば、最近は
中川元大臣の「もうろう会見」に終始していただけに、
日本映画初の明るいニュースはストレートに響く。
ノーベル賞の話題以来なんじゃないかなぁ。

仕事場の窓から見えるTBSの社屋では、関係者が
祝杯を上げているんじゃないかしらん。

QUAD CAMERA

iPhonephoto01

 

iPhoneのトイカメラが面白い。

iPhonecameraiPhoneのへっぽこカメラを逆手にとって、
トイカメラ風な味エフェクトをかけた写真が
連写で撮れちゃいます。

しかも、エフェクトの数はビビッドやハイコン、
モノクロなど5つから選択可能、連写スピードも
自由に設定できてしまう。

ふつうに撮ったら汚くて平板なiPhoneのカメラ。
これさえあれば、退屈な日常も変顔するだけで
なんだか華やぎます。本当です。

フルサイズ一眼レフへの熱が冷めたところに
とっても楽しい玩具がやってきた感じです。

iPod touchを持ってる友だちに勧めといたけど、
そういえばtouchにはカメラがないんだった‥‥。

 

QUAD CAMERA
※クリックするとiTunesが立ち上がります。

The T-Mobile Dance

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=VQ3d3KigPQM&hl=ja&fs=1]

駅で踊り出す人、人、人!!!

ニヤニヤしながら「えー?ちょっと何コレ〜!?」
みたいな反応を示す一般人‥‥かと思いきや、しれっと
参加するフェイントマンもいたりして、この手の
ゲリラ的撮影では秀逸の出来だと思います。

 

さて。
どんなにポジティブシンキングでも、
これを日本でそのままやるのは無理。

確実に「海外だからこそできる表現」てのがあって、
日本だと交通機関や自治体、警察の許可が下りない。
(無理矢理やるとこんなオチ。)

でも、いちばんの違いは

「公共の場でのジョークを笑えるか」

だと思いました。

なので、「笑ってもいい疑似公共施設」を用意することから
始めないといけないのです、日本人には。きっと。

 

それがニコニコ動画だったり個人個人のブログだったり、
最近ではヤフトピのコメント機能だったりするのかもしれませんが、
(個人ブログもネットに公開済みという点で公共エリアだと思います)
ジョークそのものはやっぱりリアルな空間で撮影・創作せねばならず、
しかもウェブの住人モードでは、人は大変に容赦がなく、手厳しい。

だから「採算が合わん」「叩かれるのがオチ」と、幻の企画に終わる。

 

もし、この動画と同じことを新宿駅でやったら
「企業のゲリラ広告で交通パニック」とバッシングされるかも。
だけどディズニーランドなら「手の込んだ新種のパレード」と
好意的に紹介されるかもしれない。でもそれじゃあつまらない。
世の中に流通しないから。

 

日本人なりのポジティブシンキングを練らないと。

Happy Up Here

ラジオでかかる洋楽が聞き覚えのあるアレンジで、
「ねえ、この曲すごいRoyksoppっぽくない?」
と彼女に訴えるも、「よくわかんない」。

「えー?すげーRoyksoppっぽい感じだよ」

J-WAVEのサイトでオンエアを検索すると、
「Happy Up Here – Royksopp」ビンゴ!

速攻でiTunes Storeに行き、購入クリック。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=KmcPeuf5aXo&hl=ja&fs=1&rel=0]

春っぽい曲で好き。日産「マーチ」って感じ。

 

午後、青山ブックセンターで
元HAKUHODO DESIGNのデザイナー・佐野研二郎さんの
トークショウ「攻めるデザイン。」に参加。

広告クリエイターの講義やトークショウは大学生の頃から
さんざん耳を傾けメモを取ってきましたが(ミーハーなので)、
学生時代とは言葉の意味するところやリアリティ、重みが
圧っ倒的に違う‥‥染みる‥‥明日から使える‥‥としみじみ。

佐野さんは「プロ」という言葉を一度も使わなかったけど、
確固たるプロ論をアイデアノートと共におしげもなく披露してくれた。

自分のことを何度も「サービス業」と言うその人だからこそ、トークも
サービス溢れる“てんこ盛り”で、デザイナーなのに(失礼)話が上手い。
でも、よく考えたら話の下手なデザイナーってどうなんだろ?ダメか。

 

自分に置き換えてみて、さまざまなシガラミでうまく行かないことも、
今日のトークでやる気再燃‥‥って、単純だけど、まぁいいわ。
燃料になる佐野さんの話はまたいつか。

 

その後、浪人時代からの友だちと新宿で久しぶりのお茶。
病気を患ってたと聞いていたけど、だいぶ元気そうでよかった。

 

帰ったら溜まっている仕事をいくつか。
Happy Up HereをBGMに。

Green Island

渋谷が芝生に覆われている〜!

 

街が緑の芝生に覆われたら?
道が芝生だったら?
人々はどんな風に見えるだろう?
そんな想いからこのプロジェクトがスタートしました。

 

どこであれ、
芝生を見ると
ごろ寝したくなるなぁ。

 

Green Island

テレビ給付金

自民党は追加景気対策の一環として、地上デジタル放送が受信できるテレビやチューナーを購入した全世帯に一律2万円程度の支援金を配布する方向で検討に入った。2011年7月に地上デジタル放送へ全面移行する計画も1年間前倒しして、早期普及を目指す。液晶テレビなど急激な需要落ち込みに悩む電機業界を支援する狙いもある。

日本経済新聞より

 

日本でも、残り898日で完全デジタル移行ができるとは
にわかには信じがたい。

と書いた日から2週間足らずでこんなニュース。
崖っぷち政党の新たな給付金、とも批判されているようだけど、
2万円もらえるんなら買い替えようかな、と思う人は多いはず。
逆に、つい最近液晶テレビを買った人なんかは怒りそう。

ともかく、この件がハッキリするまでテレビは買わないぞ。
って、こうして買い控えの要因になったりして。

エスパァ

深夜、彼女とアヤシイ占い番組を見ていたら、
ふいに、

ちゃんとUさんにメールした?

と、彼女がなにくわぬ顔で聞いてきた。

ぎょっとした。なぜ知っている?

 

・Uさんとは会社の人で、彼女とは接点がまるでない。
・Uさんからのメール依頼は今日の昼間の出来事。
・携帯にUさん云々の痕跡はない。

つまり謎の質問。だけどメールしたのは事実。

「何で俺が今日Uさんにメールしたことを
 知ってる!?会社のメールなのに‥‥!!」

んふふふー。と笑う彼女。
メールアカウントをコピーされた?と焦る。
気味が悪くて、番組どころではなくなった。

「やっぱりUさんのメールは送っとかないとね」

えーーーーーーーーーーっ??怖い!!!!!

“エスパァ” の続きを読む

人間ども集まれ!

手塚治虫『人間ども集まれ!(完全版)』読了。

 

一見、手塚作品とは思えないタッチの画風。
そして何度も登場する“性(セックス)”のシーン。

いつもと違う‥‥と思いつつページをめくると、

1960年代の作品だが現代でも通用する大きな
テーマ‥‥クローン、差別、戦争‥‥にぶち当たり、
いつも以上の手塚作品にどっぷりハマる。

第3の人間「無性人間」、それを創り出す者たち、
無性人間の“父”であるダメ主人公の織りなすSF巨編。

感情移入しかかった瞬間に死ぬ登場人物たち。
僕はどこまでも突き放され、話に引き込まれる。

 

この完全版には、連載当時のラストシーンと、
単行本化にあたって大きく書き換えられた内容の
2バージョンが収録されていて、180度異なる結末に
クラクラするような衝撃を受けた。

 

どちらが好みかというと‥‥選べない!

 

—-

 

はからずも、昨日ラジオのことを書いたら
昨日発売のBRUTUSがラジオ特集だった。

BRUTUS

これは必読。

ラジオの危機

一度も聴いたことのない番組だけど、
ラジオリスナーとしてはショックなニュース。

 

 ラジオの深夜放送で人気者となり、現在もパーソナリティーとして活躍してきた俳優の愛川欽也さん(74)が15日、文化放送のレギュラー番組「キンキンのサンデー・ラジオ」の冒頭で突然、「きょうの放送で番組が終わります!」と宣言した。

 愛川さんは番組で、メーンスポンサーが昨年末で撤退し、後継スポンサーが付かなかったことなどが理由だと説明した。ラジオ番組では、若山弦蔵さん(76)が担当するTBSラジオ日曜正午の名番組「バックグラウンド・ミュージック」(1964年スタート)も、スポンサーの降板で3月末での終了が決まっている。ラジオ界を支えてきた名番組、名パーソナリティーが、不況の影響でラジオから消えることになる。

 

テレビでも福留功男や徳光和夫、みのもんたらの
「肩叩き」(ポンと肩を叩いて引退→降ろすこと)が
話題になったりしたけど、ここまであからさまに中止に
追いやられ、司会者がリアルに涙を呑むなんて前代未聞。

 

 新聞のラジオ・テレビ欄にも最終回の表示がないぐらい、突然の決定だった。来週はラジオ聴取率調査の週。局側も「せめて次週の放送を最終回に」と愛川さんに望んだようだが、愛川さんは「4月から次の(新)番組が決まっていた。そのことをボクが知ってしまった。知ってしまった以上、1カ月半も、お通夜のような番組をやることはできない」と番組で説明し、「最後まで明るく放送を終わらせたい」と話した。

 愛川さんは70年代、TBSラジオの深夜放送「パックインミュージック」のパーソナリティーを務め、歯に衣を着せないトークが当時の若者の心をつかみ、深夜放送ブームの立役者の一人となった。

 「やっぱりボクはラジオ人間。この番組は息を引き取る瞬間までやりたい」と話していた愛川さん。自らスポンサー探しにも奔走したことも明かした上で、「スポンサーが付かなかったのは、ボクの力不足。これ以上話すとグチも出るので……。ただ、『11PM』が終わる時も、『なるほど・ザ・ワールド』が終わる時もさみしくなかった。今回のように腑に落ちないで番組を終わらせることは今までなかった」と無念さを吐露した。

(中略)

 民放連研究所によると、民放ラジオ業界の今年度の営業収入の見通しは、テレビよりも減収の比率が高く、中短波は12年連続の減収見込みと、長期低迷が続いている。

 

無念だろうなぁ、キンキン。

僕は仕事中も休日も好んでラジオを聴いている。
で、これほど現代の生活にマッチしたメディアは
ほかにないんじゃないかと思っている。

ラジオとWebはテレビ以上に相性がいい。
かつてのハガキ職人はメールで参戦できるし、
生番組も多く、出演者も生声で反応できる。

何より、テレビのように画面に釘付けになる必要がない。
気楽な「ながら」メディア。最高。

あと、孤独を適度に埋めてくれる。
テレビのそらぞらしい寂しさがない。
むしろ純粋な寂しさ(?)が心地いい。

 

我々リスナーはどうやってラジオ番組を支えればいいのだろう?
広告費のグラフ推移を見ただけで「ラジオは効かない」と降りる
スポンサーをどうやって引き留めることができるだろう?

課金はぜったいに違うとして、募金?
スポンサー企業にメール?
原点回帰でハガキを送る?(中学生時分に中島みゆきへ書いたことアリ)

 

TBSラジオ「ストリーム
TFM「SCHOOL OF LOCK!
J-WAVE「Tokyo United

「いつも楽しみに聴いてますっ!」って
メールしとこ。