ILLUSION

まずはこちらの動画をご覧ください。

Beyonce – Who Run The World Girls Performance
At BillBoard Music Awards 2011

 

ブラボー!度肝を抜かれました。パーフェクトです。

 

先日の少女時代 FIRST JAPAN TOURでも、華奢な9人のメンバーがステージを縦横無尽に駆け巡り、僕ら観客の目を愉しませてくれましたが、そこでも「自分の影」と踊るように見えるシーンや、9人の影が文字通り影武者となって本体(本人)から分離して動き出す演出など、非常にトリッキーな仕掛けが満載でした。

 

しかしこのビヨンセのスクリーンを活用したパフォーマンスでまず思い出されるのは、Perfume 東京ドームLIVEでの「10人のかしゆか」です。

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カンヌ勉強会に行ってきました。 Vol.01

Future Communica vol.3
Cannes Lions 2011 pre Meeting
―これだけは覚えとかなくちゃ!―

今月下旬にはじまるカンヌライオンズ(旧 カンヌ国際広告祭)の事前勉強会に行ってきました。

 

世界の広告事情を語らせれば右に出る者のない3名のスピーカーが「今年はコレ!」な一押しキャンペーンをピックアップし、カンヌ参加者に今年の見所および現地での過ごし方をアドバイス(ビギナー向け)。

【登壇者】
■ゲストスピーカー (五十音順)
石井 うさぎ 氏 (博報堂/クリエイティブディレクター)
石井 義樹 氏 (キラメキ/CMプロデューサー)
嶋 浩一郎 氏 (博報堂ケトル/クリエイティブディレクター ※本年度PR部門審査員)

■司会
河尻 亨一 (銀河ライター)

Facebookページより引用)

 

開始から5分ほど遅れての参加でしたが、ずっとノートPCで速記しながら聴いていたのでそのときのメモと、会場で流れていた動画をセットにして振り返ります。
※あくまでメモなので、語尾とか言い回しは実際とは若干異なります。

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『THE SPOT』

小林賢太郎ライブ
POTSUNEN 2011
『THE SPOT』

神奈川芸術劇場で観劇してきました。

小林賢太郎。
片桐仁とコンビで笑いのるつぼへと引き込むコントユニット・ラーメンズの脚本、演出、出演を手がける人。POTSUNENは、小林氏が一人で全てをみせる、ソロコント・プロジェクト。

小林賢太郎=ポツネン氏。
好奇心旺盛で、几帳面で、器用で、不器用で、だじゃれ好きで、用意周到で、突拍子もなくて、ひとを驚かすのが好きな人。=小林賢太郎。なんだなぁ。

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『フォントのふしぎ』

欧文書体の専門家、小林章さんによる『フォントのふしぎ』読了。

デザイナーの人にはもちろん、そうでない方でも旅行気分で楽しめる本です。

 

“旅行気分で”というのは、小林さんの270点におよぶ豊富な写真とコラムが楽しくて、まるでヨーロッパの街並みや旧跡を訪れているような錯覚におちいるから。

 

fontonohusigi02

 

ゴディバのロゴタイプってあんなにきめ細やかな変遷を遂げていたのか!とか、ヴィトンのフォントはたしかに高級感と恒久感があるね!とか、それらの発見が、街並みのスナップショットと小林さんの軽妙な“ツアーガイド”を通して丁寧に紹介され、まるで添乗員に案内される団体客のようにいちいち頷いてしまうのです。

人が創り出すものには、意図がある。そんな当たり前のことにちゃんと気づかせてくれる良書。街を見る目が変わります。

 

フォントといえば、大学生の時に見たこのムービーを思い出します。

 

ロゴってことでは、これも。

 

あと、フォントで絵を描く人の作品も。

TheRollingStones-01
Juan Osborne

 

僕に似合うフォントは何だろう?
小林さんに伺ってみたいです。

『夢』のままでいてほしかったこと

Twitterでこちらのブログを知り、衝撃でした。
黒澤明監督の『夢』の一篇、『赤冨士』のワンシーン。

「赤冨士」
大勢の人々が逃げ惑っている。何があったのかわからない。目の前では赤く染まった富士山が大噴火を起こしている。原子力発電所が爆発したという。目の前に迫る色のついた霧は着色された放射性物質であった…。

(Wikipediaより)

 

いまの地震の混乱と、原子炉爆発という「悪夢」を予言するかのよう。

http://youtu.be/NuiEIfCuZ0s

 

「しかしまったく人間はアホだ。放射能は目に見えないから危険だと言って、放射性物質の着色技術を開発したってどうにもならない。知らずに殺されるか、知ってて殺されるか、それだけだ。死神に名詞もらったってどうしょうもねえ」

 

井川比佐志さんのセリフが突き刺さる。
件のブログにも書かれていましたが、黒澤監督は「正夢」を見ていたのか‥‥。

届く救援物資

猪苗代湖ズ
「I love you & I need you ふくしま」

 

よく、アーティストが
「私にできることは歌うことくらいだから」
とかなんとか言いますが、
嘘だと思います。

募金だってできるし、
現地へ行ってボランティアだって
今ならできるし
(昨日のような大きな余震があると恐いですが)、
ちょっと周りを見渡せば
歌うこと以上に直接的なことができると思います。

と、いじわるなことを思っちゃう僕は
微々たる募金をちまちまとつづけていますが、
やっぱ、歌ってすごいかも、と思い返す映像でした。

被災地の方々をどれだけ勇気づけられたかは
定かじゃないけれど、東京の僕は、これを見て
気持ちを新たにしました。

 

もちろん、歌のチカラで、
収益の全額や一部を義捐金にするなら、
その巻き込みは個人を超えられる直接的な方法ですね。
急きょ結成された猪苗代湖ズは、そうしているみたい。
くわしくは http://www.inawashirokos.jp/ で。

 

大学時代にお世話になったセンセイ
(オグルビィの小田桐昭さん)も歌っていました。
手紙を書こうと思いつつ、まだ書いてなかったな‥‥。

 

自分ひとりの肉体を、
声の届く距離を超えて
誰かの心があったかくなる
メッセージを送り届けられるとしたら、
それも救援物資。

愛媛人の僕には届きました。

そして僕はやっぱりここから
少額でも募金を送り続けます。
下戸なので東北のお酒は飲めないけど、
東北のうまいもんを食べます。

近々、休みを取って東北に行きます。

コマーシャル博覧会 vol.02

コマーシャル博覧会 vol.01の続きを書きます。

 

ACC創立50周年記念 『コマーシャル博覧会』
特別講演「CMをつくってきた人たち、50年の物語」

講師:小田桐昭さん(Ogilvy & Mather Japan最高顧問)

お話の続きは、日本のTVCMの創成期を築いてきた中心人物、杉山登志。

 

sugiyama

 

杉山登志(すぎやま とし・1936年8月7日 – 1973年12月12日)

日本のCMディレクター。本名は杉山登志雄。テレビ草創期から数多くのテレビCMを製作し、国内外の賞を数多く受賞。天才の名をほしいままにしたが、自らのキャリアの絶頂にあった1973年12月12日、東京都港区赤坂の自宅マンションで首を吊って自殺。享年37。

(Wikipediaより)

 

小田桐さん:
テレビCMの黎明。杉山登志を中心とした日天(日本天然色映画株式会社)の時代。今までは映画業界から流入して仕事が成り立っていましたが、日天はデザインの観点からCMを創り出した。日天の内部競争は非常に激しかった。とくに杉山登志さんと葛上周次さんのライバル関係は凄まじかった」

「当時、テレビはアップのメディアだと言われていたが、杉山さんはアップとロングの対比 、バランスが優れていた」

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=FoUoGz0Oefs&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

個人的には下のCMが好きです。今でもかっこいい!

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=0Vk8GtmYi_k&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

ちなみに、杉山さんの作品集DVDはYouTubeにも上がっていない名作が59本収録されていてオススメです。

 

CMで選ぶ、企画の時代。『電通ラ・テ企』からCMプランナーのルーツ(※ラ・テとはラジオ・テレビの略。当時はラジオが先頭でした)。ラテキをリードしたふたり、山川浩二さんと、内藤俊夫さん」

ここでどんなCMが流されたのか、残念ながら失念しました。

 

電通映画社(電通テック)の台頭。映画社の二本松といわれた、松尾慎吾さんと松浦さん。松尾さんといえば、レナウン イエイエ」

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=fm6xs0fbCAI&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

「60秒のエッセイスト、東條忠義さん。先にナレーションを書いてからコンテを描く人でした」

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=pFQAtFYzlhg&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

1973年 杉山登志、その死と日天の落日。1970年代は制作プロダクションから広告代理店の時代へ。杉山さんは37歳の若さで自殺をしてしまいます」

その後、日天もまた杉山さんの死を契機にゆっくりと終焉を迎えます。赤坂のマンションに残された遺書も、まるで広告のナレーションのようですらあります。

 

リッチでないのにリッチな世界など分かりません。

ハッピーでないのにハッピーな世界など描けません。

夢がないのに 夢を売ることなどは……とても……

嘘をついてもばれるものです

 

博報堂のふたり 沼上満雄さんと藤井達朗さん。藤井さんは48歳で亡くなった。サントリーレッドのCMや日清どん兵衛など。彼が長生きしたらその後の博報堂がどう変わっていたか、見てみたかった」

 

 

このシリーズは檀れいさんの金麦にも通じるものが流れていそう。
「愛」のストレートでない表現がよくて、個人的にはレッド派です。あ、レッドと金麦の間には「恋は、遠い日の花火ではない。」「愛だろ、愛っ。」も。

サントリーって、愛を広告する数少ないブランドかもしれません。

 

またしてもお酒の話になったところで、最終回、Vol.03へと続きます。

コマーシャル博覧会 vol.01

ACC(全日本シーエム放送連盟)の創立50周年記念イベント、

ACC創立50周年記念 『コマーシャル博覧会』
~CMの過去・現在・未来~

に参加してきました。

目玉は、日本のCM草創期からの数々の名作CMを見ながらその歴史を紐解く特別講演。講師は僕の大学の恩師でありCMプランナーという職種を築いてきたといっても過言ではないクリエイティブディレクター・小田桐昭さん。

 

odagiri

 

まず、小田桐さんのカンヌ広告祭でグランプリを獲られたCMをご紹介。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=kZhrkocKTGM&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

30年前に放送されていたものですが、今でも通じる高いクオリティ。未だに、奥さんと「どうやって撮ったんだろうね?」なんて話し合います(奥さんも受講生でした)。

他には

https://youtu.be/9-ZOrTRKokc

第二のハネムーン、「フルムーン」。
当時のインパクトは相当だったと推察されます。あの巨乳は(巨乳という言葉もない時代でしたが)、先生曰く「狙い」だったそうです。

 

小田桐先生の講義を聴くのは5年ぶり。いくつか、会場でメモした内容(小田桐さんのお話)をカギカッコで、それに対して思ったことをその下に書いていきます。

 

小田桐さん:
「小田桐といいます。50年に近いクリエイター人生は、CMの50年と共に歩んできました」

日本のTVCMはCMソングから始まりました。三木鶏郎の時代‥‥」

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=Xuan2_L5G8c&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

大人のユーモアと洒落。寿屋宣伝部を彩った人たち。それは、商品を売るというよりも、ウイスキー文化を売るクリエイティブでした」

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=BbSk1s7hH50&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

「ウイスキー文化を売る」という言葉に、先日読み終えたばかりの佐藤達郎さん(博報堂DYメディアパートナーズ クリエイティブディレクター)の著書『教えて!カンヌ国際広告祭』に書かれていた「BRAND WILLという考え方」を思い出しました。

 

こういった「カテゴリーの価値に対するブランドの意志=WILLの表明」を中心とした広告コミュニケーションを、「BRAND WILL(ブランド・ウィル)中心型広告コミュニケーション」と名づけたいと思う。ブランドは商品と言い換えてもいい。また、WILLとは意志であり志であり志向性だともいえる。

(『教えて!カンヌ国際広告祭』P178より)

 

商品自体が新しいカテゴリーを開拓し、受け手に新しい生活を与えていた高度成長期の日本のTVCMと、商品メリットが細分化され受け手の目が肥えた現代でもなお評価されるカンヌの受賞CMたち。このふたつのコマーシャルが持つ表現、アプローチに「文化=意志=WILL」を売るという共通項があるんじゃないか?と思ったのです。図らずも。

 

「トリスは人気のキャラクター。柳原良平さんデザイン。アニメーションといえばディズニーのフルアニメーション全盛でしたが、リミテッドアニメーションと音楽が大人の洒落をうまく表現していた。音楽は、いずみたくさんなど、三木鶏郎門下生たち」

アンクルトリスは2010年の現在も生き生きと動いています。

http://youtu.be/kqN23ycyme4

トリスもだいぶかわいくなりましたね。

 

‥‥と、ここまで書いてきて、またしても長文になったので3回に分けることに。続きはこちら

Really ?!

Really: New Windows Phone 7 Official Ad

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=EHlN21ebeak&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

んー、まぁ、僕もこんな感じですね、実際(iPhoneだけど)。

我が家では「Really?!」じゃなくて「Stop!」と言われます。

 

ここまで来るとさすがにヤバイですね(今でもヤバイかも)。

ヴァージン

『007 / ゴールデンアイ』のオープニング。
この演歌調の歌唱と女性の艶めかしいシルエットが毎回楽しみで、本編は見てないけどオープニングだけは知っている作品もいくつかあるほどです。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=brJ_MRpmHQ8&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

 

007のオープニングにはいくつかお約束があって、なぜかピストルからは炎がスローリーに飛び出してきます(きっと射精のメタファーなんだろうなと中学生ながらに思っていましたが今でもそう思います)。女性の腰のくびれはなぜか砂漠の丘になっていて小さい男(ジェームズ・ボンド)が用心しながら歩いたり、なぜか最後はセクシーな女性がカクテルの中に浸かってこちらを見つめていたりします。

そんな007にオマージュを捧げるような、ヴァージンアトランティック航空のCMがこちら。

 

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=Hbib-A6NpW8&fs=1&hl=ja_JP&rel=0]

いいなぁ。本系に劣らないクオリティ。

 

ヴァージンアトランティック航空のCMは1年前にも紹介しましたが、共通するのは「赤い大人の色香」と「世界観の緻密な描写クオリティ」。子どもの頃に見たら「大人になったらヴァージンに乗ってモテたい!」とか強烈に思うかもしれません(バカだから)。別の意味でANAの「夢見るヒコーキ」も、子どもの頃に見たら飛行機に乗る大人に憧れるだろうなぁ。あ、昔のJR東海の牧瀬里穂らが出ていた『シンデレラ・エクスプレス』も同じかもしれない。でっかい乗り物には、いくつになっても夢を見させてほしいです。

少女時代に会いました。

「少女時代」

少女時代(소녀시대、SNSD、Girls’ Generation、しょうじょじだい)は、韓国の女性歌手グループ。歌手活動の他、映画俳優、タレント等様々な分野で活躍する多彩多能な10代のメンバー9人で構成、韓国はもちろんアジアをも席巻するという抱負を持って誕生したグループである。(Wikipediaより)

のメンバーとおしゃべりしました!赤坂で。

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